貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

山形市: 六椹(くぬぎ)八幡宮  雲折々・・・芭蕉句碑あり!

2025-04-04 14:34:37 | 日記
令和7年4月4日(金)
山形市: 六椹(くぬぎ)八幡宮  
<鳥居>
 
<社殿>

 クヌギが御神木。

 クヌギの字は、
「椚」「櫟」「橡」「櫪」等
いろいろあれど、
この「椹」は珍しく、
単語登録をする。
 周囲の欅も
何十本も大木。
 大樹である。       
 芭蕉句碑は、
結局受付の女性に尋ね、わかる。
<芭蕉句碑>

 芭蕉の句は、
「雲をりをり 
  人を休むる 
   月見かな」                    
 である。


山形市: 大 龍 寺 若い松と芭蕉の句碑 まつの掛詞!

2025-04-03 14:19:01 | 日記
令和7年4月3日(木)
山形市: 大 龍 寺            
 寺町で、
お寺はいくつもあり。
 大寶寺をちょっと参拝。
 再度名前を確認し、
車で近辺を周回したが
見つからず。
 歩いて探すことにする。
 すぐ見つかる。

 予想外の可愛いお寺。
<本殿>

 出羽二山の石碑の隣に、
芭蕉句碑と墓碑も
すぐ見つかる。
<芭蕉句碑と若い松>
<芭蕉句碑>

 芭蕉の句は、
「朝よさを 
  誰まつしまそ 
     片心」
 句意は、
「松島を見ることを
 朝な夕なに、
 恋人を待つようだ。  
 (松と待つをかけた )。」


 


山形市: 極 楽 寺 [花にも念仏・・」芭蕉句碑!

2025-04-02 15:38:28 | 日記
令和7年4月2日(水)
山形市: 極 楽 寺   
<極楽寺山門から> 
   
 山門を潜ると、
すぐ墓所となっている。
<本殿>

 八角の鞘堂に、
2m50cmの大きな地蔵が
小豆地蔵と呼ばれ、
祀られている。
<小豆地蔵>

 のっぺらぼうの顔も
風雪に耐え、
摩滅したよう。
<石碑群>

 石碑群として
築地のようになっている処に、
芭蕉翁の石碑と
芭蕉翁の句碑が
並列。
<芭蕉翁碑>
<芭蕉句碑>

 芭蕉の句は、
「世にさかる
  花にも念仏
   申志けり」

である。
 まさに、
極楽寺の詩なり!



山形市: 出羽国分寺薬師堂  芭蕉碑と芭蕉句碑と芭蕉句の真蹟の由来碑!

2025-04-01 15:27:50 | 日記
令和7年4月1日(火)
山形市: 出羽国分寺薬師堂        
 出羽国分寺は天平の頃、
聖武天皇の命を受けた行基
によって開山され、
鎮守府将軍大野東人が伽藍を
造営する。
<薬師堂入口山門>

 さらに、
慈覚大師が再興して
天台宗となる。
 その後、
源頼義や藤原秀衡、
鎌倉時代と寒河江近辺を領した
大江広元、
戦国時代は山形城主が
出羽国按察使として
山形に入部する。
 早速堂塔を修復し、
最上義光等幾多の人たちの
再興により現在に至っている。 
<本堂>
                                                
 毎年5月8日には、
「薬師まつり」が開かれ、
名物の植木市が出店し、
賑わいを見せる。
 山形の植木市は
「全国三大植木市」
に数えられる盛大なもので、
四百年以上の古い歴史を持つ。 

 山形城主最上義光が
大火で焼失した山形城下の
緑を取り戻すために、
農民に呼びかけたのが始まり。
 現在は、
「千歳公園」として
公園の中央に薬師堂がある。
 明治44年(1911)5月8日、
市北大火によって薬師堂は
焼失する。
 現在の本堂は、
旧宝幢寺(現もみじ公園)の本堂を
移建したもの。 
<芭蕉関係碑>

 道の右手に、
「芭蕉碑」がある。
 その右に、
芭蕉翁の句碑。
<芭蕉碑と芭蕉句碑>
<松風の真蹟の由来碑>

「松風の 
  落葉か水の 
     音涼し」。



山形市: 山寺芭蕉記念館  芭蕉と曽良と市民の句!

2025-03-31 14:21:05 | 日記
令和7年3月31日(月)
山形市: 山寺芭蕉記念館  
<芭蕉常設展あり>
   
 芭蕉が
「奥の細道」の旅で
山寺を訪れてから三百年目、
と同時に
山形市ができてから百周年を記念して、
平成元年に建てられたのが、
この「山寺芭蕉記念館」。
<山寺芭蕉記念館>

 記念館では、
芭蕉に関する文書や映像などを
観賞。
 芭蕉の真筆のものもあり。
 入口に芭蕉の同じ句が三種類。
<芭蕉の句碑と色紙と表具>
<表具>

<句碑>
<色紙>

「閑かさや 
  岩にしみ入る     
     蟬の聲」
 句の味が
ちょっと薄れていく感じが
しないでもない。
<芭蕉と曽良>

 着物姿の
ボランティアの説明の婦人が
待機されていたが、
ちょっとタイミングを外し、
説明を聞く機会を逃す。
 外には、
句碑が林立し、
樹木と一緒に並列している。
<市民の句碑>

 17文字のシンフォニー
というより、
小さな石碑のシンフォニー
という感じ。