令和4年11月30日(水)
<大泉が池の中島>
World Heritage Motsuji Temple
としての毛越寺の由来には、
「白鹿伝説」がある。
「嘉祥3年(850)、
「嘉祥3年(850)、
慈覚大師が東北巡遊の折
この地にさしかかると、
一面雪に覆われ、一歩も前に進めなくなる。
<赤松の道を入る>
ふと足下を見ると、
地面に点々と
白鹿の毛が落ちている。
大師は、その毛を辿ると、
大師は、その毛を辿ると、
白鹿が蹲っているのを見つける。
<慈覚大師を祀る開山堂>
大師が近づくと、
白鹿は姿をかき消す。
やがてどこからともなく、
やがてどこからともなく、
一人の白髪の老人が現れ、
『この地に堂宇を建立して霊場にせよ』
と告げる。
大師は、この老人こそ薬師如来の化身
と感じ、一宇の堂を建立。
嘉祥寺と号す。」
<嘉祥寺跡>
これが毛越寺の起こり。
<大泉が池から遣り水を>
毛越寺の「越」は、
慣用音で「おつ」と読む。
「もうおつじ」が
「もうつじ」になり、
現在の
「もうつうじ」になったという。