出羽三山 <27.8.7>その1
道の駅「にしかわ」を出て、湯殿山神社に
照準を合わせると、高速へ誘導。
出れば又、同じ道の駅となる。
致し方なく、月山神社を目的地と定める。
月山・弥陀が原駐車場に、7時過ぎ到着。
登山準備をして、集団登山の方々とは
ちょっと距離を置き、出発。
10分ほど登ったら、登山靴の左側の底が
はがれる寸前。「ああ、こりゃ、無理だ。」と、
車へ戻る。
右もはずれそう。ウォーキングシューズに
履き替え、再出発。
「四日、本坊にをゐて誹諧興行。
有難や雪をかほらす南谷
五日、権現に詣。当山開闢能除大師は
いづれの代の人と云事をしらず。
延喜式に「羽州里山の神社」と有。
書写、「黒」の字を「里山」となせるにや。
「羽州黒山」を中略して「羽黒山」と云にや。
「出羽」といへるは、「鳥の毛羽を此国の貢
に献る」と風土記に侍とやらん
月山・湯殿を合て三山とす
当寺武江東叡に属して天台止観の月明らかに、
円頓融通の法の灯かゝげそひて、僧坊棟をなら
べ、修験行法を励し、霊山霊地の験効人貴且
恐る。繁栄長にして、めで度御山と謂つべし。
八日、月山にのぼる
木綿しめ身に引かけ、宝冠に頭を包、
強力と云ものに道びかれて雲霧山気の中に氷雪
を踏てのぼる事八里、更に日月行道の雲関に入
かとあやしまれ、息絶身こゞえて頂上に至れば、
日没て月顕る
笹を鋪、篠を枕として、臥て明るを待。
日出て雲消れば湯殿に下る 谷の傍に鍛治小屋
と云有。此国の鍛治、霊水を撰て爰に潔斎して
劔を打、終月山と銘を切て世に賞せらる。
彼龍泉に剣を淬とかや。干将・莫耶のむかしを
したふ。道に堪能の執あさからぬ事しられたり。
岩に腰かけてしばしやすらふほど、三尺ばかり
なる桜のつぼみ半ばひらけるあり。
ふり積雪の下に埋て、春を忘れぬ遅ざくらの花
の心わりなし。
炎天の梅花爰にかほるがごとし。
行尊僧正の哥の哀も爰に思ひ出て、猶まさりて
覚ゆ。惣而此山中の微細、行者の法式として他言
する事を禁ず。仍て筆をとゞめて記さず
坊に帰れば、阿闍利の需に依て、三山順礼の
句々短冊に書。
涼しさやほの三か月の羽黒山
雲の峯幾つ崩て月の山 [資料]
語られぬ湯殿にぬらす袂かな
月山等説明板
もう少し登った所で、登山靴の底が剥がれる。四十代からだから・・・。
リフトのあるお店で。
夏のリフトは花など楽しめる
根雪があるぞ!
そう言えば定年退職後、三頭山、富士山宝永火山以来かな?登山も。
しばらく草花と空と風を石や岩を楽しんで・・・・。
月山登山道解説
いろいろな花が静寂を競い合って・・・・。
道の駅「にしかわ」を出て、湯殿山神社に
照準を合わせると、高速へ誘導。
出れば又、同じ道の駅となる。
致し方なく、月山神社を目的地と定める。
月山・弥陀が原駐車場に、7時過ぎ到着。
登山準備をして、集団登山の方々とは
ちょっと距離を置き、出発。
10分ほど登ったら、登山靴の左側の底が
はがれる寸前。「ああ、こりゃ、無理だ。」と、
車へ戻る。
右もはずれそう。ウォーキングシューズに
履き替え、再出発。
「四日、本坊にをゐて誹諧興行。
有難や雪をかほらす南谷
五日、権現に詣。当山開闢能除大師は
いづれの代の人と云事をしらず。
延喜式に「羽州里山の神社」と有。
書写、「黒」の字を「里山」となせるにや。
「羽州黒山」を中略して「羽黒山」と云にや。
「出羽」といへるは、「鳥の毛羽を此国の貢
に献る」と風土記に侍とやらん
月山・湯殿を合て三山とす
当寺武江東叡に属して天台止観の月明らかに、
円頓融通の法の灯かゝげそひて、僧坊棟をなら
べ、修験行法を励し、霊山霊地の験効人貴且
恐る。繁栄長にして、めで度御山と謂つべし。
八日、月山にのぼる
木綿しめ身に引かけ、宝冠に頭を包、
強力と云ものに道びかれて雲霧山気の中に氷雪
を踏てのぼる事八里、更に日月行道の雲関に入
かとあやしまれ、息絶身こゞえて頂上に至れば、
日没て月顕る
笹を鋪、篠を枕として、臥て明るを待。
日出て雲消れば湯殿に下る 谷の傍に鍛治小屋
と云有。此国の鍛治、霊水を撰て爰に潔斎して
劔を打、終月山と銘を切て世に賞せらる。
彼龍泉に剣を淬とかや。干将・莫耶のむかしを
したふ。道に堪能の執あさからぬ事しられたり。
岩に腰かけてしばしやすらふほど、三尺ばかり
なる桜のつぼみ半ばひらけるあり。
ふり積雪の下に埋て、春を忘れぬ遅ざくらの花
の心わりなし。
炎天の梅花爰にかほるがごとし。
行尊僧正の哥の哀も爰に思ひ出て、猶まさりて
覚ゆ。惣而此山中の微細、行者の法式として他言
する事を禁ず。仍て筆をとゞめて記さず
坊に帰れば、阿闍利の需に依て、三山順礼の
句々短冊に書。
涼しさやほの三か月の羽黒山
雲の峯幾つ崩て月の山 [資料]
語られぬ湯殿にぬらす袂かな
月山等説明板
もう少し登った所で、登山靴の底が剥がれる。四十代からだから・・・。
リフトのあるお店で。
夏のリフトは花など楽しめる
根雪があるぞ!
そう言えば定年退職後、三頭山、富士山宝永火山以来かな?登山も。
しばらく草花と空と風を石や岩を楽しんで・・・・。
月山登山道解説
いろいろな花が静寂を競い合って・・・・。