貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

春日部の小渕山観音院のご利益!

2022-05-09 14:12:03 | 日記
令和4年5月9日(月)
春日部市:小渕山観音院     
   国道4号線を北上する。
 春日部市に。
 粕壁宿がいいなあ。
 仁王門が素晴らしい!

 左右の仁王像の表情が独特である。 
何か愛くるしく温かみを感じるのは
私だけ? 


 花祭の歌詞が刻まれた碑を、
初めて見る。                      
 この観音院のお詣りは、
写真のように、神仏習合の祈願寺だから、
「先ず、鰐口を2回鳴らす。
そして、二拍合掌をしながら、
願い事をする。
 その後、回廊を左から回る。
 天井の唐獅子十八体が清浄して
下さるという。
 正面に戻ったら、二拍合掌して
参拝終了となる。」

という手順。
 その通り参拝。
 神仏習合の祈願寺は皆そういう
参拝の仕方なのだろうか。
 ちょっと新鮮。
 ご利益も有難し!



喜寿!博大の過客か、百代の過客か?

2022-05-08 15:00:37 | 日記
令和4年5月8日(日)
 隣のトイレで用を足し、
芭蕉文学碑を見る。 

 少し読み取りづらし。
 「月日は百代の過客にして、
行かふ年も又旅人也。」 

   最近は加齢のためかこの言葉が、
自分の実感と して分かるように
なってくる。
   凄い書き出しであ る。
 草加市や伊賀上野、大垣などでは、
小学生が暗唱していることだろう。
  良き文章は、幼い時から暗唱させて
いくのがよい。
  意味などは後で分かるようになるの
だから。
    戦後の急変した私の小学生時代に、
少しでもそういう機会があったら…と、
つくづく悔やまれる。 
 古希過ぎてから細やかだが、
新たな生きがいともなったので、
    今となっては良しかな…?
    この九月で、喜寿を迎えることに・・・。 


ドナルド・キーンさん『百代の過客』記念樹と碑

2022-05-07 10:34:59 | 日記
令和4年5月7日(土)
 その後、
「奥の細道国際シンポジウム」で、
ドナルド・キーンさんが 講演された
時の記念植樹の前に立つ。

 ドナルド・キーンさんとの出会いは、
7.8年前、『百代の過客』という
文庫本を手にし、日本人の日記を、
平安時代から徳川時代までまとめた
ものを読了。 
 その中に、『野ざらし紀行』
『鹿島詣』
『笈の小文』
『更科紀行』
そして、『奥の細道』、
『嵯峨日記』
と芭蕉の紀行日記をまとめておられる。
その博学ぶりと美しく、確かな日本語
に驚嘆。
 ドナルド・キーンさんは
1922年6月18日、
ニューヨークで生まれ、
ケンブリッジ大学、京都大学等で、
日本の文学や文化を研究し、
それら研究の第一人者となられる。                    
 日本とアメリカの二つの祖国を
持つと自負されているのも、
その人なり。
『おくのほそ道』書き出しの文


つづく。

百代橋を二度芭蕉の気分で!

2022-05-06 16:14:11 | 日記
令和4年5月6日(金)
 三日から三日間、ツインのお食い初めとお宮参り。
 母乳とミルクもよく飲み、体も6キロほどに成長。
元気に成長していくことを見守るのみ!
 さて、草加市: 百代橋(はくたいばし)    
 前回訪れた橋は松原大橋。
 百代橋と勘違い。

 獨協大学に向かって左に、
ドナルドキーンの記念植樹の石碑があり、
右側に芭蕉の文学碑がある。
取り敢えず周囲から百代橋を眺め、
百代橋を現代の芭蕉と化し、
徐に渡る。

 橋からの眺めは今風だが、
バランスも景観もよし。

 しばらく人の動きや車、
建物、松等、草加の風とともに
観察させていただく。

ゆっくり橋を下り、
逆戻り。

 上る楽しさと下る心地よさを
二度楽しんだ。
 つづく。


ドナルド・キーン奨励賞授与の房子さん。

2022-05-02 13:51:25 | 日記
令和4年5月2日(月)

 ゆったり散歩したり、
ジョギングしたり、
読書したり、
考え事をしたりするのには
恰好の場所。
     
 園内には、かつての交通や物資の
輸送に欠かせなかった舟運の
河岸場の面影を再現したもの、

五角形の望楼、
休憩所、東屋等がある。

 房子という人は、金田房子さん。
『西行・兼好の伝説と芭蕉の画賛句』で、
ドナルドキーンの奨励賞をもらった人。
 いったん車を取りに戻り、
駐車場に預け、
札場河岸公園から百代橋の下へ。

 「みちの日本百選」に選ばれている碑が、
凜と建っていた。