貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

向島百花園3 句碑等いしぶみを!

2017-06-30 09:02:07 | 日記
向島百花園3 句碑等いしぶみを!

 向島百花園は、臥竜梅で有名(?)な

亀戸の梅屋敷に対して、「新梅屋敷」と

呼ばれ、親しまれてきたそうな。

 調べると、亀戸の梅屋敷は、浮世絵師の

歌川広重が描いたこともある江戸時代の

亀戸に実在した梅屋敷という。

 現在は、その歴史ある建物をモチーフに

して、観光案内所や物産店、江戸切り子

ギャラリー、寄席等、亀戸の文化や歴史

などの魅力をたっぷり味わえる複合商業

施設になっているという。

 亀戸駅から徒歩7分のところにある、亀戸

4-18-8にあるという。

 機会があたら行ってみよう。

 さて、碑の続き。

茶筅塚と柘植黙翁の句碑

「おりたらん 草の錦や 花やしき」



芭蕉句碑 「こんにゃく」の句

「こんにゃくの さしみも 些し うめの花」 はせを





山上臣憶良の「秋の七草」の歌碑



「秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数うれば 七種(くさ)の花」



しのぶ塚





きょうげん塚



井上和紫の句碑

「紫の 由かりやすみれ 江戸生れ」


向島百花園2 句碑等碑を!

2017-06-29 08:29:50 | 日記
向島百花園2 句碑等碑を!

 花木だけでなく、文人達の足跡と

29の句碑・石柱が園内随所に建ち、

ひとつひとつをゆったり楽しむ事ができた。

 芭蕉句碑とともに・・・・。

「福禄寿尊」の碑(前回「福禄自尊」と紹介。深謝!)

 お一人おひとりに、行き渡りますように!



芭蕉句碑

「春もやや けしきととのふ 月と梅」はせを



千樹庵益賀の句碑

「鳥の名の 都となりぬ 梅やしき」



「墨沱梅荘(すみだばいそう)の記碑」亀田鵬斉



「雲山先生看梅詩碑」



観梅は「看梅」と。看とれておられたのだろう!
~  つづく  ~





 向島百花園

2017-06-28 08:17:46 | 日記
 向島百花園

2月21日  午前11時07分~

 東向島駅で降り、10分ほど歩く。

 一度は行ってみたいと思っていたが、

まさか芭蕉の関係で訪れようとは夢にも

思わなかった。

周囲は工事中であった。

百花園は、江戸の町人文化が花開いた

文化・文政の時代、1804年~30年

の頃にできたという。

 骨董商の佐原鞠塢(きくう)という人が、

「四季百花の乱れ咲く園」をという趣旨で

造ったそうだ。

 後に、永久保存を願い東京市に寄付され、

唯一現代に残る江戸時代の花園となった。

花木だけでなく、文人達の足跡と29の

句碑・石柱が園内随所に建ち、ひとつひと

つをゆったり楽しむ事ができた。

 まず、向島百花園のよさをちょっと!

ちょうど梅祭の時季。



百花園入口



素朴な入口 春夏秋冬○○と札があるが、よく見てこなかったなあ。

「福禄自尊」という字句が彫られている碑



紅白梅と福寿草 1週間以上早ければ、より美しかったろう。

角田川は、「隅田川」のことかな?



風景を楽しむ。







ここからもスカイツリーが・・・。







次回に続く。



江東区:芭蕉記念館

2017-06-27 09:08:42 | 日記
江東区:芭蕉記念館

 2月21日  午前9時40分~

 二度目の訪問。

 ここにも、池を配した庭園がある。

 築山には、芭蕉庵を模した祠と句碑等が

ある。

庭園を道しるべの標注に沿い、築山の

階段を上る。

庭園内句碑には、

「古池や 蛙とびこむ 水の音」  

「川上と この川下や 月の友」

がある。

 庭園を一巡りして受付へ。

 二百円を払うと、先程展望庭園を開けて

下さった女性の方とまたばったり。縁あり?

 平成7年にできた「芭蕉庵史跡展望庭園」

は、芭蕉記念館の分館として位置づけされ

ているのがパンフレットで分かり、

女性の役目も納得した。

少し案内もして下さり、いっしょに階段

を上がる。

 「一日この階段を何階上り下りするの

かしら・・・。」

とおっしゃり、エレベーター等が話材の一

つとなる。

やはり当事者の話は面白いし、より身近

に感じられるものだ。

受付の男性の方にもお礼を述べ、再度

庭園へ。

 そこから、隅田川を臨む。

 好天にも恵まれ、絶妙の川の原風景が

ある。

水も清らかになっていた。

深川の芭蕉記念館



ここから入る。すぐ庭園。



すぐ遊行柳の石碑あり。柳は?



この階段を上がると、



芭蕉庵の祠あり



その中に、芭蕉翁の座像



芭蕉句碑 1

 古池や 蛙とびこむ 水の音



芭蕉句碑 2

 川上と この川下や 月の友



芭蕉記念館傍の隅田川






江東区:芭蕉庵跡稲荷神社

2017-06-26 09:33:36 | 日記
江東区:芭蕉庵跡稲荷神社

平成29年2月21日 午前9:30~

 平成26年11月以来二度目の訪問。

二度目になると、同じものでもやはり見方

が変化する。

 何だ何だという好奇心の塊がほどけていく。

大正6年(1917)の大津波の時、芭蕉のもの

とみられる石蛙が見つかったことから芭蕉

庵跡と推定されたという。

鳥居にも「芭蕉庵史跡・芭蕉稲荷神社」と

銘打たれている。

鳥居を潜ると、左側に、芭蕉句碑と

「俳聖芭蕉翁生誕350年記念碑」が並立し

ていた。

平成6年に生誕350年記念の催しが行わ

れた模様。

芭蕉句碑は、勿論、

   「古池や
       蛙とびこむ
           水の音」
である。

朝日が斜めに射し、石碑が丁度 日陰と

半ば模様化していた。

芭蕉庵史跡稲荷神社として残る。



芭蕉庵史跡のお稲荷様

 数年前まで、私の所でも稲荷講があり、

毎年2月11日に講元さん中心に飲食を伴う

集会もしていた。

 御神酒、赤飯に揚げと目刺し等感謝の

気持ちで供養。

 目刺しは、お稲荷さんの傍で焚き火をし、

焼いて食した。

 美味しかったな。そして、懐かしい!



お詣りする。 芭蕉庵跡石碑は右側。



芭蕉記念館の案内石碑



奥のほそ道旅立ち300年祈念碑 隣に蛙おり。



俳聖芭蕉翁生誕350年祈年祭石碑



芭蕉句碑 陰模様もいいなあ。

「古池や・・・・・・・。」