貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

一姫二太郎?

2018-01-31 08:28:42 | 日記
一姫二太郎?

平成30年1月31日(水)

 平成30年のはじめの月も早や大晦日、

寒さと雪と氷で・・・・。

 「お子さん、何人ですか」

「3人です。男の子が二人と末が女の子です。」

「一姫二太郎ですね。いいですね。」

と、子どもの話は会話が弾む。

 「一姫二太郎」の使い方を二通りしてきたかな?

 一姫二太郎というのは、本来は初めての子は

女の子。次に男の子が生まれるのが理想という

ことだ。

 それが、女の子が一人と男の子が二人、

計三人の子が生まれるのが理想ということにも

使われるようになったのだ。

 太郎という名前は、普通長男につける名前。

太郎、二郎、三郎と命名されていたのだ。

 それが、太郎を男の代名詞に入れ替わると・・・。

 どちらにしろ、ひとりっ子が多い中、

団子三兄弟のように、兄弟が3人ぐらいいると

ほんとにいいと思う。

 3人とも男の子だったり、3人とも女の子

だったりする家庭も近辺では多い。

 3人目に凄い親の期待があったろう!?

 どっちにしろ育てやすさを昔の人が悟った

言葉なんだろう。

 3人ぐらいの子どもが育てられる家庭環境、

経済環境の更なる充実も望んでいるのだが。

 公園や街中で子どもの声や姿を見るとほんと

活気がみなぎり、明るい光に包まれるだから。

 こんな地蔵さん、児蔵さん。





逆立ちしている地蔵さんも



お寺の境内で、遊んでいる。いいなあ!



明日は、その寺の健康訓碑を紹介!

号泣しても・・・・?

2018-01-30 08:38:04 | 日記
号泣しても・・・・?

平成30年1月30日(火)

 今朝は少し暖かい。久し振りでプラスの温度。

しかし、歩く道は、昨日と少しも変わっていない。

雪道と凍結。早1週間以上続いている。

 一昨年の今日は、19度という暖かさ。

 金曜日頃また雪が降るという予報。

 青梅でさえ、水道管のトラブルがあちこちで

発生している。石川県の能登では4分の1の家で、

水が出ない、消火用の水もアウト、という情報。

 早く復旧をと祈るのみ!



 そんな中でも、朝日は優しく涼しげな風景を

かもしだす。



 さて、数日前に、ほんとに親しくしていた

Aさんが亡くなった。私と同い年。

 数ヶ月にひとり、そしてひとりと・・・、

別れの報に・・・・。

 号泣される声が聞こえてくるようだ。

 大声を出して泣き叫んでいいのだ。

 「哀しみのあまり号泣・・・・。」

 しかし、最近は、「声を押し殺して号泣・・・。」

という使い方をする人もいるという。

 「号令」とか「号砲」というように、「号」は

大きな音(声)を張り上げての意だ。

 声を押し殺して大泣きすることもある。

これに相応しい熟語がないのか?

 そう言えば、泣き方も多様だ。

「嗚咽する」は、むせび泣き。声を詰まらせて

泣くことだ。

「すすり泣く」は、鼻をすするように泣くこと。

「泣きじゃくる」はしゃくり上げて泣くこと。

「慟哭する。」は哀しみの余り、声を上げて

泣くこと。

「感泣する」は感激して泣くこと。

 感泣にきわまることが最近は増えた。

そして、あまり使わないが、「涕泣する」。

涙を流して泣くこと。

「老・病・死」が近辺で渦巻いている実情も

ある。

 ただただ祈るのみか!?!?

須賀川市: 大慈寺の芭蕉の句  

2018-01-29 08:30:13 | 日記
須賀川市: 大慈寺の芭蕉の句  

 今朝、もう一度絵本『いちがんこく』を読む。

川端さんの『落語絵本』一冊目。

この絵本もまた違った意味で面白い、

 どこかでまたとりあげることにして・・・。

 今朝は、再度須賀川市へ。

2017(平成29)年6月3日 15:15~

 郡山市の阿弥陀堂を探すが見つからず。

 また、須賀川市に入り、大慈寺へ。



 ここもぐるぐる2回ほど回って見つかる。

 一方通行の道ばかりが一因か。

芭蕉句碑



 芭蕉の句は、

「閑かさや 岩にしみ入る 蟬の聲」 。

 こんな可愛い地蔵さん。児蔵さんかな?

合掌しているのもいいなあ!



次回に続く。

笑顔も消える?笑いのいろいろ

2018-01-28 08:29:25 | 日記
笑顔も消える?笑いのいろいろ

平成30年1月28日(日)

 今朝の青梅もマイナス9度前後だったの

だろうか。

 東京は、「凍京」に変わったようだ?!

 還暦を過ぎて、相撲をみることも多く、

何だかんだあっても好きな方。

 「あと一番!」。

 ひょっとしたら・・・という思いが

強かった横綱の連々と続く負けで、あっと

いういとまもなく、「優勝は目の前」。

 一度地獄を見、這い上がってきた者にしか

できない強力な神がかりの自己力!

 新たな命の誕生の計り知れない応援も

あったろう。

 真っ赤にした全身から歓喜が!

 テレビを観ていた私もその瞬間、衷心

よりの拍手をおくった。

 ジョージア出身の「栃ノ心、優勝、初優勝

おめでとう!!!!!!!!!!!。」

 栃は「橡」。優しくて強く、皆に愛される

象さんのようだ。

 おかげで、心から迸る笑顔、満面の笑みを

戴いた夕食前。

 ある本を、昨日読んで、「人の笑い」につ

いて考えさせられた。

 先ず、「微笑」。軽く笑みを浮かべること。

「いつもえがおで・・・」で褒められて、

同行したした方が撮影したビデオをダビング。

映っている自分は何だか微笑んでいることが

多い。無意識の笑顔。これも一つの個性かと

とらえ・・・。微笑んでいる人を見ると、

自分も微笑んでしまう単純さも大事。

 次に、「爆笑。」大勢の人が一斉にどっと

笑うこと。こういう笑いも大好き。

 但し、人の欠点等々をあげつらって大笑い

しているのは不快。だから、バラエティ番組

等は一切観ない。

 「嘲笑」の類だから。

 そして、「苦笑」。苦々しく思いながらも、

仕方なく笑うこと。

 さらに、「冷笑」。蔑んで笑うこと。

 「哄笑」もある。大声でどっと笑うこと。

 「憫笑」というのもある。哀れんで笑うこと。

 意味が変わっていった「失笑」。

「先生がそこを訳読し始めると、再び自分

たちの間には、そこここからの失笑の声が

起こり始めた。・・・。」

という芥川龍之介の『毛利先生』の一文が

紹介されていた。

 これは、笑いをこらえきれず吹きだして

笑うことを「失笑」としている。

 しかし、今の多くは、「笑いを失う」と

いう感じ。つまり、失笑は「笑いも出ない

くらいあきれる」という意味で使われてい

ることが多いのだ。

 笑い方の多様性。

改めて、人は自分の感情を笑い方でも表現

しているんだなと、感心した。

お日様のもと






おもてなし 異界?

2018-01-27 08:31:41 | 日記
おもてなし 異界?

平成30年1月27日(土)

 やっと今朝はいつもの道を

歩いてみようかという一つの挑戦。

 歩道もまだまだ雪が残り、氷道の所も

多いが、転ばないで歩けそうかな?

 十数カ所、雪の上を歩いて、元気に

恒例の歩行禅を終える。

 早朝に切り替えてから半年、一日も

休まず続けられたことに感謝するのみ。

 暖まった所で、朝食。一番美味しい

朝食の摂り方かな。

 それでは、異界のおもてなし。



 お化け屋敷のお化けたちの所に、

お化け郵便が届く。

「一週間後の夕方に行きますよ。」

という座敷童からのお便り。

 「さて、なんでもてなそうか」

 みんなで、大喜びで考える。

 お化け屋敷に住む仲間は、

ろくろっ首、一つ目小僧、三つ目の大入道、

一つ目の青坊主、砂かけ婆、そして

のっぺらぼう。

 のっぺらぼうを除いてみんな大きな円らな

瞳で、よく働くのだ。

 楽しいおもてなしのために。

 その当日、竹を切る者、

いろんな野菜を収穫する者、

大雪山の小麦粉をこねる大入道。

鬼ヶ島の塩で、塩水をつくる一つ目の

青坊主、

味見をするのっぺらぼう。

ろくろ首は煮干しの鍋に火を入れ、

砂かけ婆は鰹節を削り、いなり寿司の

油揚げを煮て、みんなのお昼づくり。

匂いをかぐのっぺらぼう。




そして、

切り倒した竹を

ひょろけが切り、

一つ目小僧たちが鑿を使って、

竹の節を削り、

作業の音を聞いているのっぺらぼう。

三つ目の大入道が生地を踏み、

途中で、いなり寿司のお昼を皆で食べ、

ろくろっ首は出しを取った知るに味付け、

太鼓判を押す砂かけ婆。

その後、

三つ目の大入道は生地をのばし、うどんを。

ろくろっくびは、いろいろな薬味づくり。



すると、

「こんちはー。おじゃましまーす。」

と座敷童たちの登場。

「いやあよくきたねえ。

  ゆっくりしていくんだぞ」

 皆で大歓迎。

 うどんも茹であがり。

 料理人の小豆とぎと小豆あらいもやってくる。

 そして、流しうどんのおもてなし。



 定年退職の一年前だったかな。北島さんという

お家に庭で、十数名で流しそうめんのおもてなし

を受けたことも思い出す。

また、田舎の本家での寄り合いなど各行事で、

こんな風景だったことも思い出す。

 幼い時だったが。大人がいっぱい楽しんで

いたなあ。

 ところで、のっぺら坊さん。どうしてあなた、

ちょこちょこ顔を出していたんですか。

 「だって、わたし、面(おもて)なし・・・、

  ですから」

だって。



 落ちも最高!お化けのおもてなし。

 川端誠さんの『お化けのおもてなし』で、

いっぱいのおもてなしを受ける。

 ありがとう!