貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

大田原市黒羽雲岩寺②仏頂禅師の歌と芭蕉の俳句!

2024-10-31 10:11:26 | 日記
令和6年10月31日(木)
大田原市黒羽雲岩寺②

 また、
松尾芭蕉が奥の細道紀行で
立ち寄った寺院としても知られ、
寺域には
当時の住職であった仏頂禅師と
芭蕉の歌碑がある。
<仏頂禅師歌碑>

 歌碑には、
「竪横の
 五尺にたらぬ  
  草の庵
   むすぶもくやし  
    雨なかりせば」
       (仏頂和尚)
<芭蕉の句碑>

「啄木も 
   庵はやぶらず 
     夏木立」              
        (芭蕉)
の句が刻まれている。
<その説明>

 なお、
この歌碑は、
1803年に建てられたものを、
1879年(明治12)に
再建したという。


大田原市 黒羽: 雲 巌 寺①芭蕉が訪れた雲巌寺!

2024-10-30 10:27:24 | 日記
令和6年10月30日(水)
大田原市 黒羽: 雲 巌 寺①         
 道路を挟んで
駐車場と雲巌寺。
<朱の太鼓橋から山門>

 急階段の上に山門が見える。
 見事な造りである。 
 雷鳴が轟き、
雨が降り始める。
 修行場の本堂を参ろうとする、
白い大きな犬の鳴き声。
放し飼いだ。
「タロー。… この犬は
噛みつきませんから。」
と住職らしき人の声。
 静けさには不似合いな
けたたましさを感じる。
<本殿>

 雲巌寺は、
八溝山地の懐深く、
清らかな渓流に沿う境地にある
臨済宗妙心寺派の名刹だ。
<経堂>

 筑前の聖福寺、
越前の永平寺、
紀州の興国寺と並んで、
禅宗の日本四大道場。      
 山門の正面にある
朱塗りの反り橋を渡って
石段を上ると、
正面に釈迦堂
、獅子王殿が一直線に並ぶ
代表的な伽藍配置となっている。

~つづく。  


高久宿高福寺④見事な池と観音様そして一休さん!

2024-10-29 14:06:05 | 日記
令和6年10月29日(火)
高久宿高福寺④
 七人目の神様が 
布袋尊、布袋様だ。

 弥勒菩薩の化身といわれ、
いつも笑顔を絶やさず
人々に接していた神様。
 宝をいっぱい入れた袋を
もっておられ、
信仰の篤い人に配られたという。 
 笑門来福、夫婦円満、
子宝の神として親しまれている。
<山門と阿吽像>


 高福寺では、
布袋和尚となっている。
 やっぱり日々笑顔で・・・。
 和顏愛語和尚!
 楼門を潜っても、
目を奪われるものが多し。
 とにかく、参拝を優先。
<本殿>

 その後、庭園を楽しむ。
 池の中央には、観音像が…。

本当に優しく、 
慈悲深さ溢れる表情!
 さらに、岩島の上には、
殿様蛙がでぇーんと構えている。

 周囲には、
雪の下の可愛い花で
充ち満ちている。
<見事な池>

 我が子が生まれる前、
兄の子が熱性痙攣で
一命を落としたため、
先ず植えたのが雪の下。
 その病気には、効くという。
 ついつい先回りした。
 花は小花で可愛い。
今もしっかり裏庭で咲いている。      
 そして、
雪の下に負けずに可愛らしく、
あどけなく!!!

一休さんは一休み。



那須郡高福寺③唯一の女神弁財天䓁󠄁三福神を拝顔!

2024-10-28 10:07:00 | 日記
那須郡高福寺③
 続いて、弁財天。

 唯一の女神。
 インドの河神から
音楽・言語の神となり、   
財宝・芸術に深い吉祥天
の性格を吸収。
 知恵財宝、愛嬌縁結びの徳
があるといわれ、親しまれている。
 さらに、
福禄寿。

幸福の福、
身分を表す禄、
寿命を表す寿の三文字からなり、
中国に住む仙人様。
 左手に宝珠、
右手に巻物をくくりつけた杖を
持っている招徳人望の神様である。
 六福神めは、
寿老人。

 福禄寿と同じ星の化身。
団扇や桃などを持ち鹿を従える。
 長寿延命、風紀長寿の神
として信仰されている。       
~つづく。


那須郡高久宿高福寺 ②蕉道にて高福が授かる?!

2024-10-27 10:11:41 | 日記
令和6年10月27日(日)
那須郡高久宿高福寺 ②
 高福寺の参道を歩いて行くと、
山門手前左手に
七福神が一堂に会していた。 
<七福神>

 しかも、一体一体、
整然と整列。
 七福神を参拝すると、
七つの災難が除かれ、
七つの高福が授かる
という信仰。  
 農民や漁民の信仰として、
今もなお生き続けている。    
  私は、
それぞれの神様の表情や風体を
特に好んでいる。
 これも蕉道の副産物としての
福徳だ。
  ここは、
高久宿の高福寺。

七福神が私を招いてくれる?
 先ずは、
恵比寿様。

七福神の中で、唯一の日本の神様。
 いざなみ、いざなぎの二神の
第三子だ。
 満三歳になっても歩かなかった
から、舟に乗せられ捨てられる。
 漂着した浜辺の人に
手厚く祀られたのが
信仰の始まりという。
 鯛と釣竿とこの笑顔!
 次は、大黒天。

打ち出の小槌と頭巾。
 大地を掌握し、
福徳開運の神様。
 そして、毘沙門天。

 唯一の武将。
 足下に邪鬼を踏みつけている。
 邪鬼はいない。
融通招福の神様。
~つづく。