やっぱり平仮名!
令和3年3月31日(水)
弥生三月も大晦日。
明日から新たな月、新たな年度
となるところも多い。
先週末に、兄が大腸の検査に行き、
即入院となり、急遽横浜へ。
着替えなど用意し、家の中も
退院後快適に過ごせるよう、
換気、戸締まり、お風呂の掃除など
して、入院先へ。
血便もなく、食事も五分粥、
明日一日不整脈の検査をして何とも
なければ、退院とのこと。
ちょっと安堵!!
芭蕉の尊敬する仏頂和尚の最期の
庵を訪れての、 初句は、
木啄も
庵はくらはず
夏木立
深い夏木立の中にあっても、
尊い坊さんの庵は壊して中の虫を
食べてしまうこともないという
ことだ。
「くらはず」では、ちょっと品が
ないかな。
そこで、
木啄も
庵は破らず
夏木立
とする。
しかし、「破らず」もちょっと
乱暴な感じ。
木啄も
庵はやぶらず
夏木立
「破らず」を「やぶらず」と
平仮名に変える。
と、柔和でぴったし。
最終句となる。