貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

薙ぎ倒す力!?

2017-10-31 08:56:10 | 日記
薙ぎ倒す力!?

 先日、新聞で「薙ぎ倒すしたたかな力」と

いう黒井さんのエッセイを読んだ。

 ただでは起きぬしたたかさというか、

とらえ方の幅広さというか、発想のよさとい

うか、興味深く読ませていただいた。

 その内容は・・・・。

 「ある朝、食べかけの器にスプーンを差し

入れたままだったスプーンの柄に手が引っか

かって・・・。」

という書き出し。

 (うん、あるある。)と自分の体験を

思い出し、共感。

「その数日後、今度は丈の高いコップに手が

引っかかり、自分に向けて勢いよく倒してし

まう。」

 失敗から何も学ばず、同じことを繰り返

すのは・・・というお咎めも唯々黙して・・。

 ここまでは、おんなじおんなじと、

共感は倍加する。

 そこからが違う黒井さん。

「食卓の器やコップ等を倒す際の自分の手や

腕の動きが、何とも勢いよくサッソウとした

ものに感じられる。」

そして、

「薙ぎ倒すという表現が思わず身の内から

走り出た」という。

「この不作法にして破壊的行為であると

同時に、なにやら生命感の迸るような勢いが、

そこに隠れている気がしてしまう。」

と。

 そうか、高齢になると増えがちなこういう

行為そのものを生命感溢れる失敗として位置

づけられたら気はもっと楽になるなあ!

 このしたたかさを、わたしも・・・?!

もう備えていると、言われそうだが。

 今日は、なにを薙ぎ倒そうか・・・?



水が増え川の砂利浜を活用する鴨たち




生々流転!

2017-10-30 10:10:46 | 日記
生々流転!

平成29年10月30日(月)

 「おはよう」と、

 お日様と青空が挨拶してきた。

 「おはよう。」

 やっぱりあなた方は晴れやか様!

 「あら、わたしが・・・!」

 とはすかいから声を荒げて風くん。

 「きみのおかげかな?」

 生々流転。清々流転!

お日様とすっきり



輝く青空



雲が流れる



豊作のみかん



今朝は、久し振りに谷川俊太郎さん

 生きのびるために

 生きているのではない

 死を避けるために

 生きているのではない


 そよ風の快さに和む心と

 竜巻の禍々しさに怯える心は

 別々の心ではない

 同じひとつの私の心


 死すべきからだのうちに

 生き生きと生きる心がひそむ

 悲喜こもごもの

 生々流転の


 題して「一心」


 今朝も、生き生きと

 そして清々と過ごす

 月曜の朝もいいなあ!

生き延びるために

光る笑顔 ~祝う心~

2017-10-29 09:15:54 | 日記
光る笑顔 ~祝う心~

平成29年10月29日(日)

 昨日は、電車にゆられ、柏へ。

 お祝い事で、閑静で、ゆったりした場所で、

お祝い事の会食をする。

 ちょっぴり緊張して臨んだが、人となりが

すぐわかり、三時間ほど、美味しい手料理に

舌鼓を打ちながらいろいろな話題を楽しんだ。

 特に、若い二人の笑顔が光り、祝う心も

膨らんだ。

 一粒万倍の日に当たる歓び!


黒羽 : 白旗城跡と余瀬地区  

2017(平成29)年6月2日 8:25~

白旗城跡かな?



余瀬地区  ・・・水と緑がいのち!・・・



 黒羽城主大関氏が居城した城跡がこの余瀬

地区に。

白旗城跡の説明




  黒羽に到着したその足で城代家老・浄法寺

図書高勝(通称図書、俳号桃雪、秋鴉)を訪ね

た。

 その後、その弟である余瀬の鹿子畑桃翠邸

に向ったといわれている。

ホタルブクロの咲いた所に、

「おくのほそ道」の石碑も新たに建てられて

いた。

ホタルブクロと・・・





松尾芭蕉と余瀬地区の説明





奥の細道石碑



馬頭観音碑群










縁起担いで!?

2017-10-27 11:14:43 | 日記
縁起担いで!?

平成29年10月27日(金)

 昔、『無知の涙』という永山さんの作品

に感じることが多くあって、今でもよく覚

えている方・・・。
 
 知らぬというのは怖いかな?

 昨夜、ちょっと調べたいことがあって、

インターネットを使っていたら、ひょんな

ことから、「羊羹はお祝い事には・・・。」

というのを見つける。

「切り分ける」という理由だ。

 明日、初めての出会いの手土産に「羊羹」

を用意したが、「これはまずい?」と・・・。

 「知らぬが・・・」という諺もあるが、

「知ってしまうとやはりお祝い事。」と、

朝一番に、違う手土産を購入しに行った。

 家族構成も考慮し、喜んでもらえる物をと

決めたが、浅慮だったかと・・・・。

 無知は怖い?

 とりあえず縁起を大切にした。羊羹には

「ごめん」と謝って・・・・。

黒羽 : 篠原玉藻稲荷神社

2017年5月18日 13:38

  玉藻稲荷神社は、伝説「九尾の狐」を

伝える神社としても有名。 

玉藻稲荷神社一の鳥居



二の鳥居



社殿



玉藻神社の説明



 その昔、狐の化身でありながらもその麗美

な姿のため 帝に たいへん寵愛された玉藻

の前という美女がいた。

 しかし、帝が病気の折の祈祷でその正体を

あらわにした九尾の狐は、この地に逃げ込み、

蝉に身をかえ桜の木の陰に隠れていたのだが、

池(鏡が池)に映った真の姿を見つけられ

討たれてしまったという。 

 鏡が池は、今もなお清らかな湧き水をたたえ、

その名にふさわしく、水面に緑深き風景を映し

出しながらひっそりと広がっているらしい。

鏡が池の説明板はあったが・・・。

鏡が池の説明



芭蕉の句碑



芭蕉の里の説明



源実朝の歌碑



まむし草




谷間の快晴

2017-10-26 10:04:21 | 日記
谷間の快晴

平成29年10月26日(木)

 台風21号とこれから到来する22号との

谷間の快晴になるのか。

 心身とも爽やかな朝を迎える。

 朝日に、先ずは御礼といつもの祈願で合掌!

 朝食後、布団干しにチャッピーのサークル

干し。

 数日前から食欲も急下降。注射器での補給

となる。

 かかりつけのお医者さんで、血液検査等で

診断も受ける。内臓は大丈夫だが・・・。

 老衰から来る症状かもと・・・点滴もして

下さった。

 ちょっぴり安心!

 日光浴をしながらすやすやと・・・・。

 その後、私も日光浴の散歩。いつものコー

スを!

 知人の子どもさんの家も、本日建前になるか?

 二階をトントン、トントン。

 おじいちゃんも気になるのか、散歩しながら

眺めておられる。

 孫の家で、近いうちに、孫やひ孫との暮らし

を楽しみに・・・・。

 そして、多摩川へ。

 秋晴れだとちょっと違う風景?



 溜まった砂利の文様





 そして堰の下の中州の小島は