令和5年10月30日(月)
名古屋市: 真福寺(大須観音)
開山は能信(のうしん)上人。
開山は能信(のうしん)上人。
<仁王門>
元弘3年(1333)、
後醍醐天が能信上人を
長岡荘大須郷に9年前に造営し
た北野天満宮の別当職に補し、
た北野天満宮の別当職に補し、
「北野山真福寺寶生院」
という寺号を与える。
<仁王阿吽像>
能信上人は当寺の開創にあたり、
伊勢大神宮に百ヶ日間籠もり、
「この世の人々を救い、
お恵みを戴くには、
どなたを祀ればよいか、」
と一心不乱に祈る。
上人の誠は神に通じ、
「大慈大悲の観世音こそは
利益無量・・・。」
というお告げ。
観世音菩薩をご本尊とすることに。
後村上天皇の時、
後村上天皇の時、
「勅願寺」として詔を賜り、
戦国時代を経て、
信長、家康も大事にし、
家康が名古屋を建設造営するに
あたり、慶長17年、
先ず初めに当寺を現地に移したという。
果たせるかな霊験、
果たせるかな霊験、
日に日に新、
善男善女の参詣きびすを接し、
市の一大中心として繁栄。
<本殿>
「大須観音」と俗称される。
真言宗智山派別格本山として、
今日に至っている。
いざ、芭蕉句碑へ!
~つづく。