困るのは下々です。

おはようございます。

tenki.jpによると、今日の東京近郊のお天気は晴れ、最高気温は33℃まで上がるという予報になっております。
秋になりそうでならない、3歩進んで2歩下がるような、365歩のマーチ的な状況が続いています。
「暑さ寒さも彼岸まで」という先人の言葉は概ね当たっていると思いますが、最近の異常気象でもそれはあまり変わらない。
秋分の日まではあと3週間あるので、まだしばらくは、こういう状況が続いていくのかもしれません。

海を挟んだ超大国同士の関税合戦は未だに続いていて、どちらも一歩も譲らないという感じになっているようです。
相変わらず、ワタクシは世事に疎いので詳細は分かりませんが、どちらも、譲り合いの精神など関係ないお国柄ですね。
特に、双方の一番偉い人は自分の思いどおりにならない状況はお嫌いなようなので、メンツにかけても譲る気配はなさそう。
偉い人同士が意地を張りあっているのはいいけれど、困るのは下々なんじゃないのかという素朴な疑問もあります。

ワタクシは、NHKで日曜の夕方に放送される「これで分かった世界のいま」という番組が好きで、結構見ております。
ワタクシのような世事に疎い人間に向けて、NHKの国際部の記者や解説委員さんが世界情勢をわかりやすく教えてくれる番組です。
昨日は、超大国同士の意地の張り合いについて解説してくれましたが、結局、困るのは下々の人たちのようです。
大陸の超大国では、それまで1本300円程度だった相手国製のトマトケチャップが、卸値で450円まで上がっているとのこと。
自国で靴を作っても、相手国で関税をかけられると商売にならないので、東南アジアに生産拠点を移さざるを得ないという方も。
偉い人のメンツのために下々の生活に影響が出るのは本末転倒だと思うのだけど、そういう声は届いていないんでしょうね。