今回の京都旅行で、東寺の立体曼荼羅のほかに、もう一つどうしても見たいものがありました。
それが、やはり世界遺産に登録されている龍安寺の石庭です。
その存在を知ってから40年近く、いつでも見に行けると高をくくっていたら、行くまでにえらく時間が経過しました。
今は、新幹線のぞみ号で東京から京都まで3時間はかからないので、本当にいつでも行ける気がしていました。
おのれのフットワークの重さを呪うしかないわけですが、とにかく、あこがれ続けていたお庭を見ることができました。
月曜日の朝11:00ぐらいだったのですが、観光客は外国の方がほとんどで、日本人のほうが少ない。
観光タクシーの運転手さんが「週末はラグビーを見て、平日に観光しているのかも」という話をされていて、納得した次第。
アジア圏の方よりも、英語ではない言語を話される白人系の方々が多い印象だったのも、合点がいきましたです。
龍安寺石庭もお寺の縁側に座って見ることができるのだけど、観光客でごった返してゆっくり拝見する雰囲気はない。
ワタクシの希望としては半日ぐらい独り占めしたいのですが、そんなことは夢のまた夢のようで、何とも残念です。
それでも休日に比べるとゆっくり見れたほうかもしれないと思い、結局30分ぐらいで退散してきました。
この次の機会があれば、あさイチに行って、縁側の真ん中を確保して、せめて1時間は眺めたいと思いつつ帰ってきました。
写真では、あのお庭の雰囲気がうまく撮れていなくて、何とももどかしい限り。
コンデジだし、撮る人間に全く技術がないので、致し方ないことではあるのですが。