晩夏に発生する美麗トンボ『コバネアオイトトンボ』に魅せられています。
仕事で福島県に赴任している時に、3年間通い詰めたポイント。
十数回じゃきかないかなー...暇さえあれば、仕事終わりでも、小雨が降っていても会いに行っていた(^^)/!!
ここでも希少種で、会えて日に2~3匹かな...空振り覚悟で通っていた。
何度も通っていると、興味深い生態がわかってきた。
狭いポイントには、アオイトトンボ(後記:アオイト)とオオアオイトトンボ(後記:オオアオイト)が共生している。
最初は、3種の識別には苦労しましたが(特に飛んでいる時)、オオアオイトは他2種より明らかに大きいので、わかり
やすいが、アオイトとコバネアオイトトンボ(後記:コバネアオイト)は識別し辛かった。何せ、発生初期のアオイトは、
コバネアオイトに極似しているから...大きさといい、色彩といい!?
しかし、よーく観察するようになって、飛翔高や、飛び方、止まっている時間など、明らかにアオイトとコバネアオイト
は異なることがわかってきた。
コバネアオイトは、地面から50cmくらいのところを、緩やかに飛んでは止まるって感じで、片やアオイトは、地面から50cm
以上のところを飛び回っている感じで、人の動きに敏感に反応する印象だ。(止まってもすぐ飛ぶ!)
『コバネアオイトトンボ』は、いいモデルさんを演じてくれていた!!
希少『コバネアオイトトンボ』をご覧ください...【環境省レッドデータ:絶滅危惧ⅠB類】
成熟“コバネアオイトトンボ(♂)”。
(若)“コバネアオイトトンボ(♀)” ...
静かに、静かに...
刺激しなければ、ずーっと止まり続ける!?
成熟オス個体...
カップルも...
染まる...【“コバネアオイトトンボ(♂)】
露草(ツユクサ)バック。
え...ちょっと不自然な組み合わせ...??
アオイト(♂)+オオアオイト(♀)。
狭いエリアに3種が共存すると、こんな事があるのか...!?
美麗“コバネアオイト”は、ここに佇んでいた...
...その後の生息地が気になって仕方ない。