常識の崩壊

幻想ばかりではなく、芸術は真実を残すためでもあります。
人生は短いですが、真実は長い芸術です。

私を覚えていてください。
あなたはいつか見つけるでしょう。
私が誰か、誰に似ているかを教えるためには
あなたの思い込みを一度捨てて下さい。

※思い込みには良し悪しがあります。

F.HERO Ft. OHM Cocktail - FHERO [Official MV]




















鎌倉時代に流布する語彙数が一万あったとして、
「百人に一人しか知らない単語」は多く見積もって半分の五千。
ところが語彙数が十万ほどに増えた現代では
一割の一万としても、覚えなくても困らない内容の単語の割合が増している。
内容が増えるということは知らない人に教えるのにその言葉の説明から
それも長ったらしくしなければ正確に伝えられなくなる。

例えば「現象学的還元」の意味説明となると
”客観的な世界を実在ではなく現象としての根拠を突き止め、
意識した主観との一致を解明する作業”　
意味不明な方は安心して下さい普通です？

そもそも説明文の説明もとせねばならなくなって情報量が増すばかりで、
そういった根気を要する概念（自己確認）ものは常識たり得ず、
その言葉の存在意義が確認できたり、確信するに至れないとなる。

逆に「頭がおかしい人」と言われる。