何でもない日々

優しさの素は幸せ
幸せの素は楽しい
楽しく生きる人は優しい

灯台の住人

2022-01-18 19:50:52 | 詩はあいまいな哲学
それは外面の官能的な魅力と
内面の無整理と無知
認識想像力の不足が相まって
他人の上に幻を描き出す1%理論の人間の特権。
大場より急場、為さぬ善よりその場しのぎに為す偽善
画像がブレてる、ピントが合ってない、光が分散してる。
包むように覆っても白はうろついてる。
最終日を待つ人の死に何が可能であろうか
希望が生き残るならリスクを冒しても戦う必要がある。
それがなければ運命を許さない、信じるほど窒息する。

彼女は自分の中に情念の恐ろしさを知らずに過ぎたので
暴れまわる寂寥感(せきりょうかん)と謂ったものが
心を卑しくさせ、涸渇させ
浅間しき生活の片隅で生まれ錆びついていたものは
微塵も甘美ではなかったことに驚いた。
今、人に愛されない醜い自分には
不在こそ最上の質量ではないのか
熱い體を転がして締め付けるように抱いて
内の灯台の燈火が漏れることより
未知に向かって外の月光が洩れ入ることを怖れた。

誰かから嫌がらせを受け、そして被った(被害妄想)時に
その鬱憤を他の人にぶつけてしまう前に
何故?(哲学センス)で疑うことからの出発しませんとです。
自分の鬱憤を晴らそうとする悪意は共謀罪
悪意が拡散する伝染力を一般に「不幸の手紙」という。

山羊さんのように読まずに食べたなら?
「御用事なあに?」話し手と聞き手が逆転のループ?
何時、どちらが「食べずに読もう」という意志が芽生え
いい聞き手となれるんだか。

恋愛は美しい病で、会話だけで「守る」できなく
「犯す」に変換されて好戦的に堕落しやすい。

善人であるにも関わらず不遇の愛され方しかなかった人は
親しんだ偽善さえ成功させたくない素直さが
いつしか、正しさに頼った自分を信じるほど、狂い
存在の潮は断崖に叩きつけられる度に自由を得て望みを失う。

愛しつつあるのか殺しつつあるのか区別する要因が
外的であるしかないのに、独創性として自分の作法にする。

関西で生まれ育って、海も山も身近で、そこそこ都会。
人の群れからの解放が贅沢に思えど
自家用車を持たずに一人ですぐ帰れる便利さ。
何人か何歳か不明なでも干渉しないし、
過剰供給される娯楽に異議を唱えないでいる。

自虐ネタやら、独りノリツッコミで宙を舞い、
ボケには「何でやねん」で輪郭とれぬまま着地。
というアホな人が大勢居るので
地方都市の閉塞感に詳しくなくて、こういう鬱々した作品に
「エキゾチックジャパン」を感じる。

無知であれば愛そうとした人もただ窒息する。
賢明で明るい人まで暗くする讃美歌とか
偽善そのもののような音楽を借り合わせて一層暗くみせて、
辺境にある光を探させる。
平素な日常が如何に感情を奪った行っていたものかを知れる。

愛し合える人と未来永劫幸せになる確立は1%、それ以下。
評価としてクスッとも笑える場面、逆転発想の人も居なくて
いや? あの微妙な最後からしてそうでもないか。
直木賞受賞作ですが☆4で。

KLUAYTHAI - ทฤษฎี 1% [Official Music Video]
2022-01-15 21:09:00に追記
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飼い犬に噛まれる

2022-01-18 17:37:57 | 詩はあいまいな哲学
彼は彼の経験を私に分けてくれようとはしなかった。
彼は協力者も持っていた。
最後の夜に彼は譫言(うわごと)を言い始め
何度も何度も同じ言葉を繰り返した。
「私の生涯が無駄に終わったと思われないようにしてほしい」

ティコ・プラーエは天文理論の天才であったが、
いずれ競争相手になるかもしれない若い田舎者の観測者(ケプラー)とは
相互不信によって科学が生まれようとして生めずにいた。

ティコは祖国を離れたデンマーク貴族の王宮数学者で
決闘で失った鼻の代わりに金で作った人工鼻を顔にくくりつけ
人使いに問題が多く、そもそも貴族は陰謀を巡らし合って
野暮な者を残酷なほどからかうから
男爵に振る舞われたワインを飲みすぎても
自分の健康より社交界の流儀(どんちゃん騒ぎ
に付き合う紳士的儀礼を大切にしていたので
トイレを我慢し続け予後不良により膀胱炎で死亡…という。

教育者が恐れるのは軽蔑だ。
しかし人を面白がらせる職業は密かに軽蔑されている。
生徒の関心を惹かなければ「人間の適う餌」にならない。
「興味を持たされること」と「興味を持つこと」では大違いだ。

ディオゲネスもいう「歓喜のために辛い思いをしなければならない」
人間であるところのパラドックスだ。

幸福は、困難に打ち克ち征服する喜びであり、
機械でも動物でもはない人間は
考えることが幸福を知るものとして
これ以上ない正真正銘の喜びで、人間に適う餌である。
苦難こそ克心と滋養の血肉にして実在はイキイキと生きる。

死んでもバンドは続けるぜ!
世を懐疑、危惧するアーティスト止められない止まらない。
血肉なまま、音楽を血肉にしてやる!!な心意気。
奴等の目は炎の光で輝いて、炎を怖がっている。
俺たちは炎の面倒をみる。炎は俺たちの面倒をみる。
乾燥しないぜ!更に生々しく臭い放つぜ!
物質的な存在のアピールし続ける超能動力!
ゾンビ化するにはそういった演習をしながら生きる
必要があるかもしれない。

SiM - MAKE ME DEAD! (OFFICIAL VIDEO)

何千年もかかって家畜でない状態に置かれ
人間になじめるかどうかだけを基準で
選んで交配され続けた成果で
人間の良き友になれる素質を持った犬は
外見にも変化が生じ、人間の目にも幼いままで
可愛らしく小型化するまでに多様化した。

「わかるでしょう?みんな人間との触れ合いを求めているの」
そう思いこめて癒されていく人間。
犬が貴族の実権を手にして
人間は犬中心の生活をして
人間同士で惑わし合い?
天体の流れに背く惑星となっているのではないか??

家畜化は遺伝子レベルで起こる変化として
家畜化に関与する遺伝子の疑問や
問題が生まれて解明に取り組まれている。

私たち人間の内なる野生をいかに飼いならすか
といった理解も科学でいずれ出来るようになるだろう?

優しさに包まれた爽やかなお目覚めを♪

2021-09-09 23:30:45に追加
2021-09-17 21:20:58に追記
2021-09-19 13:40:08に思いつくままに追加
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