何でもない日々

優しさの素は幸せ
幸せの素は楽しい
楽しく生きる人は優しい

何を残せるだろう

2023-10-18 18:03:38 | 詩はあいまいな哲学
物質はヘラクレイトス学派によれは永遠に運動(万物は流転す)している。
人間の思索する心は最初から「物の本質は何か」
という最高の問題を取り上げているのでイオニア学者はこれを物質に帰した。

差異のない均質な画面の中には
安全と希望と期待が一種の扱いの法則として
人間のみに依存する意志の内容、選択、全面的な祈りが込められている。

ブルーノの哲学は論理的明晰より詩的な美しさに満ちて
この敬虔な博大な精神を持った卓越した文筆家さえにも
ピタゴラスが人間の知恵の頼りなさを知って
自分を「智慧の友(フィロソフォス)と言うのもこのためだ。

真剣に友を信じるとは盲人のように常に疑い、
非実在でもある己の感覚と記憶で現実を確かめ
暴力なき勝利と勇気を挫かぬよう掴むことの拒否とを
物に関わる在り方を、部分も差異もない純粋な距離の
答え合わせをしつつ歩みを進めることのようだ。

จำฝังใจ - ไมโคร
2023-10-10 20:40:38「忘れてくれるといいな」の再編
コメント
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