心もよう

 ・趣味の粘土細工、陶芸、パソコン画、
  詩などの紹介をしたい
 ・友達づくり

~何故か、風を~

2019-02-09 | 陶芸

        

   

   何故か 
   
   風を待っている

 
  震えるほど 寒いのに

  もしかして 雨も連れて来るのに

  木立の森が 邪魔するのに

  草木や野花が 嫌がるのに


  野辺には 誰もいないけど 

  眠ったような 静けさの中で

  何かが ざわめくから

  始まりをみてみたい


  誰かが ノックして

  誰かが 開いてみる 

  何があるのか

  何が待っているのか


   風の行方

    風の強さ

     風の優しさ

      風の我が儘


  すべてを受け入れて

  風を待つ


  通り抜けて
  
  そよいで見せて

  思いっきり吹かして

  見せつけるだろう

  
  溜め息ひとつ 

  その後は


   何故か 風を待って

        風を呼んでいる
  

 http://www.senior-navi.com/シニアナビです

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~つながらない電話~

2018-05-31 | 陶芸
     


 
 どうしても

 つながらない 電話....

 まわしても まわしても 届かない声

 どうにも出来ないから 思いっきり

 受話器を投げ捨てて

 「もう いいだろう」 何て

 吐き捨てるような 悪態ついて

 目が覚めた 


 何時だったか

 現実ではない 出来事で

 何を 言いたかったのか

 何を 聴いて欲しかったのか

 わからない 

 何かに

 縋りたかったのだろうか?
 

 夢物語は 遠くて近い

 何かが 渦巻いて
 
 何かが 壊れそう

 だけど

 何かのなかで 声をあげていた

   
     (写真の中の作品は、陶芸、粘土細工など、自作品です)

 
 
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~懐かしい味噌汁~

2018-05-04 | 陶芸

    

 いつもの 味噌汁
 賑やかに 
 豆腐も 油揚げも なめこも ネギも
 入って いるけど

 風味も
 味わいも
 濃厚さも
 何かが違う

 ずっと以前は
 味噌も手づくり
 ダシは煮干しでとって
 野菜も自家製で新鮮

 化学調味料の味は
 早くて 便利で 手間入らず
 慣れてしまえば 美味しいけど
 何かを 求めているのは
 何が足りないのだろう

 家庭の味は
 人が作るもの 
 どの味がいいのか
 人が決めるもの

 ただ 懐かしがっている
 だけかも 知れないけど
 求めているのは
 手間と愛情がこもって
 香りが漂い 忘れられい風景があり
 想い出に浸れる

 それって 
 幸せな 味噌汁の味で~
  
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~わかっているけど~

2018-02-18 | 陶芸

    


 いつも いつでも

 同じことを 繰り返しながら

 同じことから 抜け出せない

 大きな紙袋に詰めたみたいな

 想いの塊りは 治まったまま

 飛び出しもしないで

 ひっそり 溜息つきながら

 潜んでいる


 いつか.....と

 誰かが 呟くから

 そっと 抜け道を作ったけど

 飛び出す 勇気も

 飛び出る 知恵も

 持たないから

 また 息を潜めて


 だから どうなる

 だけど どうにもならない

 繰り返しの 始まりは

 気持ちの 弱さで

 
 わかっているけど~

 



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~何もないのに~

2018-02-11 | 陶芸

     

 

 何もないのに

 何かを得ようとして

 求めているのは

 欲張り


 何もないけど

 何かに期待しないで

 想いのまま 生きて

 欲は捨てる


 言うのは 簡単

 実行するのは 難しい

 でも

 言わなければ
 
 何も始まらない


 こんなこと

 言うから 嫌われる...
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~今、冬模様だけど~

2018-02-08 | 陶芸
     

 
 何処からか 
 吹き荒れる北風
 風音を遮りながら 
 木立が揺れて
 ざわめく森は 雪花が舞い
 まるで 吹雪いているような 
 枯れ葉が
 さ迷うことを 忘れて
 飛び交う

 いっときの 荒れ野
 寒波と言う名の 到来で
 何もかもが 包まれ
 大騒ぎの様相

 眠ろうにも
 起きることも
 出来そうにない 
 生き物たちへの試練に
 人は何も出来ず無力で
 ただ 見ているだけ

 まだまだ
 もっともっと
 壊されたり 失ったり
 惑わされたり 飛ばされたり
 いつも いつも
 格闘しているみたいに
 続くけど

 冬模様 
 何もかも すべてを
 否定しないで 
 目覚めの声も聴きながら
 陽射しの蒼空を
 見届けて
 ミドリの息吹を
 想い出して

 これから やって来る季節
 
 待って見よう~よ!
 
 


  

 

 
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~窓明り~

2018-01-06 | 陶芸

     

  
 
 もうすぐ 辺りが

 暗くなるから 急いで

 帰っているのに

 小道から 見えるはずの

 窓明かりが ついていない

 

 近くの外灯も 住宅の灯りも

 チラホラ つき始めた夕暮れ時

 寒風が吹き始め 雲間から見える 

 濃紺色の空に まだ月は隠れてか

 
 「どうしたのだろう 誰もいない」

 あれこれ 考えながら

 辿り着けば 玄関が開いて

 「お帰り」の声


 やっと 部屋の灯りが 

 灯って

 居場所になった・・・・

 
 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 
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~たわいもないことで~

2017-12-03 | 陶芸

      

 昨日を忘れて

 今日に少しだけ 期待して

 待ってみる あなたとの 

 たわいもない 口喧嘩の後始末

 いつものことだけど いつもと

 ちょっとばかり 勢いが 

 違っていたから 気になって

 
 仲直りしたいけど

 なかなか機会がない 家のなか

 話さなくても どうにかなるから

 不思議な空気の空間で そのまま 

 何も言わないで 大丈夫

 
 もう 夜になった

 さすが 夕飯は楽しく食べたい

 だから 何か喋って

 それとなく 謝る

 いいえ 明日まで延長してみる

 
 それから それから 

 やはり待って見て 根気勝負で行こうか

 平穏な生活の 確かな刺激だから

 どちらが折れる?~

 




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~秋風は何処から~

2017-09-03 | 陶芸

       

 風は 何処から来て

    何処へ行く

 風は 何を待って

    何を求める 

 風は 気まぐれ

    気の向くままに

 風は どのようにでも吹いて

    どうしたいのか分らない

 きっと 風
 野山に吹いて 
 季節を運んでくれるけど   
 迷っているのか 届かない

 樹木や草花を喜ばす
 涼やかな風は もう
 そこまで来て 
 秋色で染めてしまいそう だから
 もう少し待って見る

 風は 何処にでも 何時でもやって来て

    想いのままに 吹いたなら

    想いのままに 去っていく   
 
    
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~穏やかな風~

2017-07-01 | 陶芸

    

 いつ頃からか 
 想い出を集めて
 胸のポケットに 少しずつ閉まっている
 無くさないように 溢さないように
 ひとつずつ記憶を辿りながら
 生きてきた証と懐かしさを 刻んで

 忘れられない だけど掴めない
 取り戻したい だけど拒んだ
 数々の想いや出来事が甦って
 険しかった道のりを 振り返った時
 探していた夢処も いつしか
 身近なものに変わったのは
 どれだけ季節が 
 巡ったからだろうか

 求めていたもの 
 残したいもの
 日々の暮らしのなかに潜んでいると
 改めて気づかされ 弾けて破れたら
 繕いながら 飛ばしたものは
 追いかけない

 きっといま
 穏やかな風に吹かれながら
 これからも続く道を歩いている
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~春の嵐か~

2017-03-14 | 陶芸

    

 ほら いつの間にか雨

 
 雨が降るなんて

 聴いてないよ それに

 風の音が 時折り

 ゴッーと叫びながら 窓ガラスに

 打ち付けて ひどく荒れているけど

 風になるなんて 聴いてない

 春の嵐か それとも戯れ


 いつから

 いつからよ

 どうしてくれる

 どうしょう

 日射しが届けば 菜の花に

 会いに行く 約束なのに

 これでは 行けない 


 何も言わず そっと濡らして

 去って行くって それはないけど

 治まりそうにはないのも 困る

 
 だけど もう諦めた 

 風が止まったら 傘さして

 久しぶりの お出掛けもいい

 でも 風が

 激しく吹き荒れるから 

 
 しばらくは 大人しく.....
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~明日って、明日~

2017-03-06 | 陶芸

       

 明日って 明日で

 今日ではないよね

 自分に 自分で確認しながら

 爪を切っていたら

 窓辺の 鉢植えのシクラメンが

 笑っている 気がして


 
 明日は あなたとの約束の日

 だけど

 何が始まるのか 解らないから

 気になって



 
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~春が駆け足で~

2017-03-04 | 陶芸

      

 もうすぐ 春風が吹いて

 野山は 新たな息吹きに

 包まれる

 
 どこからか 聴こえてくる

 風の音や 調べに

 空から

 木々の合い間から

 水辺から

 土の中から

 いっせいに 生たるものが動き出し

 鳴いたり

 飛んでみせたり

 跳ねたり

 膨らんだり 

 で、何もかもが 

 一変してしまうから

 
 暖かい 日射しも
 
 流れゆく 薄雲も

 ゆっくり 目覚めて欲しいけど

 もう待てないと やわらかな風が 

 吹き始めたら 

 いつの間にか 気がつけば

 すでに どこも 春一色に

 染まっている


 春が駆け足でやって来たようだ~ 

 
 
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~心の空間に~

2017-03-03 | 陶芸
      


 この空間が いい
 この空間に いたい
 誰にも邪魔されず ひとり
 喚いていられる 部屋がある
 
 出窓からみえる いつもの景色
 山茶花は薄紅く いっぱい咲いたから
 誰かに見て貰いたい 素振りをしながら
 待っているようで  鮮やか色が光っている


 だけど
 野辺の水仙が 散らばって咲いて
 見下ろしているようで 何か
 お喋りするような 素振りも
 白い花は 黄色の冠をつけて
 とても お洒落で

 木斛も けや木も 樫も 
 まだ眠っているのか
 木々の緑が映えて見えるけど
 揺れてもいない

 すぐ近くに 家並みが見えて
 今はやりの住宅が 並んでいる 
 人の動く気配がまだなくて 車の音もしない

 空は薄曇り
 まだまだ どうなるのかわからない
 陽射しが届けば お出掛けしようか

 わたしの部屋
 新聞片手に パソコン開いて 
 林檎を一切れつまみながら 
 珈琲を飲む
 
 この珈琲タイムが 一番のお気に入り
 朝のはじまり

 だから しばらく
 ここにいる
 心の空間にいるから
 そっとしておいて 何て~

 





 
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~足音~

2016-01-17 | 陶芸

    

 今朝になって

 気になる 足音

 
 まだ来ない

 まだ来ていない

 ”どうしょうか” 何て言いながら

 耳を澄まして 待っている


 そう 昨日のやり取り

 どちらが悪いの

 悔しいけど 

 どちらも 悪いことにして

 このままで 収めたい

 
 だけど

 決して謝らない あなたを

 解かっているから

 廊下のバタバタは いつまでも

 聞こえては 来ない......

 

  

 

 
 
 

 

 
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