・趣味の粘土細工、陶芸、パソコン画、
詩などの紹介をしたい
・友達づくり
あわただしく
もうすぐ1年が終わる
早かったようでもあり ゆっくりのようでもある
何とも言えない日々が過ぎ去ろうとして
ふと 立ち止まってしまった
大きな出来事もなく
大した事にも めぐり会わなかったような
素朴で穏やか そんな気もするけど
どうにか 元気で家族も暮らしている
多少のもめごとや どうにもならないことは
しばらく封印して 来年に期待しょうか
今日だけは いま、家事でいっぱいだから
早めに済ませてしまい 夜は紅白を見よう
お菓子 甘酒 ミカン 後は....何て
コタツの天板に 思いっきりのせて
そうそう ビールとおつまみも
そう言えば
晩秋の東九州旅行が最高だった
船と車で1週間の憧れの夢旅 温泉三昧で
美味しいもの食べて 飲んで 見て 遊んだ
ゆっくり のんびり 夫婦での念願だった旅
これからも
あせらず あわてず 我が儘に~
だけど、掃除が待っているぞ!
もう少しで 今年も終わりだ
頑張ろう~
ひとつ 越えたい壁がある
だけど どうにもならなくて
今がある
これからも この先でも
変わらないから どうにもならないから
心の隅に 置いてある
取り出そうとしても
取り出してどうなるのか
方法が見つからない
考えて 戻って 悩んで
繰り返しに
どうにかしたいと 空を見た
朝焼けの 眩しいほどの陽射しはないけど
雲間から 僅かに穏やかな
ひとすじの 煌めき
窓を開けて 澄んだ空気を吸ったなら
新たな年に 向かっていけるのか
心にそっと聴いている
溢れるほどの
赤や黄色の葉っぱをまとい
鮮やかに彩った 欅
気がつけば 落葉が
風に舞って
風に乗って 飛んで行ったもの
風が吹く度に 絡まり合い
庭の隅で さ迷いながら
居場所を探しているもの
まだまだ もう少しと
数枚がくっ付いて 諦めないもの
さまざまで 残ったのは
やっと 肩の荷を下ろしたと
佇んでいる 大樹よ
しばらく
芽吹きの頃まで
見下ろすように 眺めているだけで
もう 何も出来ないとの素振り
太い幹も 大降りの枝も 小枝も
長い年月の中で いつしか街路樹のように
逞しく成長してきた
いままで
我が家を 癒し 見守り 居座り
これからも 季節を巡らし
季節に生きて行くのか?
いつも何か 言いたくて
いつも何か 伝えたくて
いつも何か 感じながら
いつも何かを さがしている
ひらめきとか
ときめきとか
ひたすらとか
ゆれているとか
そんなのではない
いいわけ
ゆさぶり
どうにも
そんなこと
だから言ってみる
だから答えて
遊んでいる
わかっている
逃げている
待っている
何かを言いたいけど
まとまらないから
いつも
やめてしまう
くだらない どうにもならない 戯言で....
いつも 窓辺を眺めて
外に広がる風景よりも
なかで くり広げられる
唯一の わがまま出来る
小さな 居場所
朝日を取り込み
窓を叩く風を呼んで
凍りついた ガラス戸を指で撫でながら
雨の日は 雨音を聴いている
お気に入りは
丸い木製のテーブルと椅子
雑誌や新聞を無造作に並べ 本も読み
時にはお茶したり お菓子をつまみ
ひとりの時間を楽しむ 恰好のアイテム
趣味の粘土で 時には作品を並べて
いっぱいになる事も
窓から映る すべて
山も住宅も 樹木も花も
ここからだけの 特産品で
私にだけの 見えるプレゼント
それに 自然に満たされ
空を気にしている
風 雨 雲 色 行方 流れ
窓辺で
ひととき
無になって 受け入れる
夜空に 三日月が光って
初冬の散歩道は 風もないけど
時折り 冷気が漂い
寒空に輝きを放つ
煌めいても 華やぐでもなく
そっと見守るように
ほんの 僅かな弧を描いて
己を隠したいのか 隠れるようで
何を守りたいのか
何をさらしたくないのか わからない
いいえ
そんな訳がない
星が散らばって 光るなか
ひときわ
存在感を示したように ど真ん中
ひときわ目立っように 金色の姿で
見せつけているようにも 見える
追いかけず
向かっても来ず
ただ 振り向くと
いつもの 場所で
三日月が笑っているよう
何もかもお見通し
輝きのほんの少し お裾分けが
神秘的な美しさを醸し出している かも・・・・
何かが ない
何かが 見つからない
何かを 探している
何かに 惑わされる
いつからか 置いてきたもの
いつからか 忘れていたもの
だから 何処にある
だから 教えて欲しい
これから ずっと前 それとも今
いつも 追いかけっこの
”わかっている”
そう 何かなんて
私にしか わからない言葉
わからないふりして
わからないふりして
助けを求めても 何も始まらない
何かが
何かが なんてで
逃げるなよ!
もう
どれだけ季節は巡っただろうか
裏庭にどっしりと 居座って
我家を見守って来た 2本の欅
赤茶や黄色に染まって 衣替えしたら
一枚づつ散り始めて 今は
わずかしか残っていない
風も吹かないのに
ハラハラ クルクル パラパラ 舞い落ちて
落ちてしまえば 芽吹きの頃まで
眠ったように 動かない
子供の成長 家族の生活
暮らしの変化 行方
別れや出会い 生き様
苦しさ 辛さ 喜び 楽しみ
すべてを見ながら ひたすら
幹を守って 枝をつけ 育ってきた
いや 成長した
もう はるかに背の高さを越え
街路樹のように 大きくなって
紅葉し 落葉が舞う
欅(けや木)は何もかも受けとめ
すべてをお見通しで
季節を呼び込んで....