心もよう

 ・趣味の粘土細工、陶芸、パソコン画、
  詩などの紹介をしたい
 ・友達づくり

~風に誘われ~

2015-10-31 | 粘土細工

    

 いつも風を追う

 風のなかで風と戯れて


 そこは

 深い森のなか...か

 木々がひしめいて 立ち並び 

 樹木の合い間から 差し込む光の屈折

 微かな陽射しが届いて消えそうな 埋もれた場所

 小鳥の鳴き声は聴こえず 草花も咲いていない 

 落葉を踏みしめながら 呼んで 

 振り返って叫んでみる

 誰もいない空間 届かない声 

 苛立ちながら 風を待つ

 風は木立を揺らして ゆっくりと周りを包み

 現実の世界へと誘い 解き放つ

 
 風に誘われ 風を追い 

 風のなかで あなたと出逢う 


   


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~向日葵~

2015-10-30 | 
     
 太陽に抱かれ
 眩しいほどの光が射しても
 乾いた地に潤いがなくても
 叩きつける風雨の勢いに 倒れそうでも
 負けないで 青空を仰ぐ
 濃い黄色の花びらと太葉の碧
 花芯に埋もれた種の音が
 風にそよぎ 揺すり 奏でて
 畑いちめんを染めて彩り 香りを放つ

 誰かを待っているような
 誰かを呼んでいるような
 仕種を 人には見せて

 ひと夏だけ輝いたら
 涼風の秋に誘うかのように 戯れ
 枯れてしまえば役目を終えて
 新たな季節に戻れるのか わからない
 儚くもあり逞しくもある 大輪の花たち

 想いをいっぱいに乗せて伝えて 生き抜き
 今年も咲きほこれ 向日葵!


 (向日葵が好きで、ブログにも同じような詩を多く
  書いています。
  この詩は某新聞に投稿し掲載されました)

     
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~ブログへの想い~

2015-10-29 | 粘土細工
   


 今朝も

 珈琲の香りにつられて

 パソコンに向かう

 
 何かを伝えたいのか

 何かを知りたいのか

 何かで分かり合いたいのか

 とにかくまず書きはじめる 

 ブログと言う名の日記帳

 面倒で 厄介で 何を書いたらいいのか

 いまだにわからないけど

 書くことが日課で宿題になってしまった

 「何が面白くて書いてるの」と聞かれたら

 「私にもわからない」と答えるだろう

 だけど

 書かないと ポッカリ穴が開いたみたいで

 中途半端に思えるのは 何故

 いつからか 

 ”詩の世界”に迷い込み こころ音を表現して 発信

 少しだけ意固地で 必死になって 自分を追い込んで

 
 ブログは自分だけの世界 気持ちを表現出来る場所

 とやかく言われても 言われなくても

 期待も要求も何もない

 自分が納得できればいい それだけ

 わかっていながら

 同じことを 言葉を 何度も言ってしまう

 
 何かと格闘しながら いつも想いを乗せて

 書いてしまう ブログ  


  (写真は粘土細工です。窓からのぞいている子供達を、
   壁掛け風にしてみました)
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~あなたがいるから~

2015-10-28 | 粘土細工
     
    

 
 ”あなたがいるから生きられる”

 そんな言葉を言ってみたい

 はずかしくて

 もどかしくて

 笑ってしまいそうで

 とても 言えない

 と

 言うより

 そんな人がいないから 言えない

 
 若い頃 憧れた初恋

 映画のシーンのようにはならないけど

 一度だけ青春の勢いで

 言ってみたいときがあった

 きっと

 たぶん

 絶対

 言って欲しかったのかな....


  (ヒマワリの写真は、粘土細工です。子供の頃に
    戻ってお遊びしました)

 
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~今朝も珈琲から~

2015-10-27 | 粘土細工

    

 今朝も

 起きたら まず

 珈琲を淹れる

 カップが並んだ戸棚から

 あれこれと 迷いながら

 お気に入りを 選んで

 
 陶芸教室で焼いて 手作り

 形も焼き色も違う茶碗が 出番を待っている

 ひとつだけ選ぶのが 朝の日課 

 歪んだ口元 黒に白の釉薬をかけた

 雲のような模様が独特で ”誘って”

 いつも同じになるのは何故..... 

 
 ほのかな香りが漂い

 ほろ苦い味わい

 
 部屋の窓からは いつの間にか  

 オレンジ色した雲が広がり 

 朝焼けが 眩しく光る

 

 ゆっくり流れる 静かな時間

 今日が始まっていく

    
 

  (向日葵は粘土細工です。今夏、子供の頃に戻って
  粘土でお絵かきをしました。)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~ 夕日 ~

2015-10-26 | 
     

いつだったか
遠い海の果て 夕日を眺めていた

沈む太陽が 
別れを惜しむかのように
周りを取り込み 
まるで油絵のようで
紅く 朱く 西空をまっ赤に染めた
雲は浮かんでは どんより広がり   
眩しいほどに輝いた空に
わずかな ひととき 酔った  
穏やかで 飛沫もない海 
うす暗くなった浜辺には
もう誰もいない
灯台は光を放ち 魚船が波間に浮かび
波の音も 風も 警笛もなく
水平線に消えてしまった 夕日

何かしら 
引き込まれて
二度と同じでは出会えない 瞬間
無くしてしまったもの
消えてしまったもの
僅かに興奮したもの 

忘れかけていた 何かが
蘇えって.....

 


  (写真は、粘土細工でスタンドを作りました。
   本物の電気スタンドを粘土で飾ったものですが、
    どうですかね?)


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~コスモスが魅せる~

2015-10-25 | 陶芸
          

  何故だか 

 コスモスに魅かれて

 お気に入りの散歩道で ひと休み

 
 風もないのに 風になびくように

 揺れるしぐさで 咲いている

 かぼそい花芯 すぐに折れてしまいそうで

 かばいたくなるけど

 葉っぱも 花も 花びらも 

 風に揺れても 踏ん張って魅せて

 可愛いい姿で  香りを放つ 

 
 ピンクに白、黄色の花たち 

 飛んで広がり 野原を染めて

 仲間と戯れ 涼しい顔で人も呼び

 優しい花は 意外と強気

 風や雨にも負けないで 分捕った勢いで

 あたり一面に居座り いつの間にか花畑 


 ホッとする雰囲気

 穏やかな 表情

 奏でる 振る舞い

 涼風から寒風に変わるころまで

 たくましく咲いて 和ませて  


 いつまでも 眺めていたい

 コスモスの花 
 
 

 


    
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~落葉の季節~

2015-10-24 | 粘土細工

   

 ひらひらクルクル

 落葉が舞っている

 飛ばされながら

 回されながら

 踏みしめた足元に 絡んでもいて

 濃い黄色に色づき 衣を変えたら

 風を待ちながら

 風に吹かれて 舞い落ちる 

 
 ざわざわカラカラ

 砦のように高くそびえ 樹木に囲まれた公園

 石のベンチのわき せせらぎが聴こえ

 流れる小川に光が漏れて 

 風を呼んでいる

 
 少しだけ ひと休み

 落葉と戯れてみたい

 
 秋風に乗って 舞い落ちた  

 落葉を拾い集め 踏みしめて

 季節の訪れを 感じながら
 
 風の小路を歩いている

  
 
 
 

   

 
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~だからどうしたの,Ⅲ~

2015-10-23 | 日記
   

  ~こころの雑記帳~

 やはりシニア どう見てもシニア
 鏡を見て ポツリ言ってみる

 いつまでか 働けるのかわからない
 衰えるのは身体よりも 思考力

 ああ言えば こうなのよと
 反論できない 頭のなかが

 いつまでたっても 自分を見て
 いつまでたっても 自己中心

 置いてけぼりは いやだけど
 老いてきたら 頼れない

 若くても 若くなくても
 趣味と好みは 変わらないかも

 パソコンに 遊ばれ遊んで
 肩こり 筋肉痛 視力低下まで

 でもパソコン ブログに出逢い
 趣味に生きて 友達とふれあえて

 熱中し熱中できる 趣味があり
 語れる友と 家族がいる

 ささやかで ほんの小さな幸せに
 気づいているのか いないのか

 夢を見たいと 夢を探し
 夢が持てないと 世間に愚痴って

 いつかまた いつの日かは
 近くて遠い出来事で 未知なる世界 

 いつからか いつだろうか
 眼鏡に 補聴器 杖までも(嫌だよ~)

 今はまだ まだまだ若いと
 気力がいっぱい 体力には自信ないけど

 ひとつひとつだけ 叶うなら
 孫が欲しいと 欲張りで

 何とも言えない 言葉を連ね
 どうにもならずと 諦める

 ときめきとか 憧れとか
 まだ残っているから 救われて

 好きではないと 言いながら
 マイクを持ったら 歌い出し

 カラオケは フリータイムがいい
 マイク持ったら 夕方まで
 
 面白い 何を言ってもここだけで
 伝えたい人には 伝わらず

 「泣いたらスッキリするよ」何て言うから
 嘘と知りつつ 泣いてみた

 泣いたらスッキリなんて 言わないで
 泣いたら余計 忘れられないかも

 このドアに すべての想い詰まっている
 だから少しだけしか 開けられない

 「あなただけ、あなただけよ」と言えたなら
 喧嘩もせず分かり合える? 無理、無理!

 いつまでか いつになったら黙っている
 愚痴とわがまま 最後まで

 この暮らし ”ほどほどだけど満足よ”
 シニアになって 何よいまさら!

 「これからは自分らしく生きる」 とか何とか
 何度も答えて 直ぐに忘れて

 不思議ね 不思議だけど
 いつまでも喋っている そう、ここだけの内緒話

 内緒 内緒話だけど 本音もありで
 捨てに行くには もう遅い 

 いつかしら 諦めてない夢をいつか
 お話ししたい時が来る 時を待っている
 シニアのわたし 
 
 
 (これで3回目です、雑記帳として書いたのは。
  くだらない気持ちが今朝突然、出はじめて、
   想いつくままに.....
  ”だからどうしたの”と、笑い飛ばしてね。
   何回か同じことを呟いているかも?
   付き合ってくれて感謝!)


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~山茶花~

2015-10-22 | 
    

 いつだったか
 風が木々を揺らして
 微かに光が漏れる湖面を
 山茶花の花びらが落ちていく
 ひらひらクルクル舞いながら

 木洩れ日に隠れたように咲いて
 小さな花は碧風と戯れる
 手を伸ばすと弾けて散って
 薄紅色の花びらは 艶やかな緑葉を纏い
 微かな淡い香りを放ってみせる
 蕾は寒さに背くかのように
 硬く閉じたまま息をひそめて
 誰かを待っているのか
 それとも
 春の息吹を感じているのだろうか
 
 鮮やかで素朴に咲いたら
 風に吹かれ
 雨に打たれ
 雪が吹雪いて
 浮かんで 廻って また落ちて
 湖底に沈む

 いつか
 ざわめく風を追いかけてみたら
 山茶花が好きだった あなたに
 逢えるかも知れない 


    (この詩は、某新聞に投稿し掲載されました)

 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~我儘なしあわせ~

2015-10-21 | 粘土細工
    

 時に想ってしまう
 幸せと不幸の間って 何だろう
 中間がないと 決めにくくて
 真ん中ってわかりずらい 
 だから
 きっと あいだがいい
 あいだがないと 何時も
 いい事ばかり求めて 怖くなる
 
 不幸って 何
 こころ音 こころの片隅に潜んでいる
 嫌な奴 それとも
 いつもいい顔して本音を見せない 
 取あえず いい奴
 じゃあ幸せって 何
 ”ふつう”の良さに 気づいて
 多くを求めない 物差しを持たない
 平凡な奴か

 どうしたんだろう
 落としどころのない 答えを
 見つけられない答えを 投げかけて
 どうするんだ! 

 ゴロゴロ つまずきながら歩いて
 かき分けもせず 蹴飛ばしもせず
 険しい山道も 谷間も 坂道も 歩き
 ふと立ち止まった いま
 小さく固まってしまい
 あれこれ 言いながら
 やっぱり 求めているものがあったのか
 解からない 解かりたくない

 きっと
 あいだがいいんだ
 あいだが向いている
 穏やかで のんびり ひっそり
 求めない 追わない 生かされない 
 それが きっと
 我儘と言うものだが.....

 

 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~明日がやって来る~

2015-10-20 | 粘土細工

  

 「 明日になれば」
  誰かが呟いた

 いつでも
 どんな時でも
 今日が終われば
 明日がやって来る

 待っていても
 待ってなくても
 みんなに平等に

 だから
 僅かな 瞬間
 夢を見ることがある
 夢に向かうことがある
 
 明日は必ず来るから
 明日は嘘をつかないから
 明日に出来ることがあるから
 少しだけ 期待を込めて
 明日を迎える

 期待の中で 夢を見る


   
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~風を呼ぶ~

2015-10-19 | 粘土細工
   

 いつも風を呼ぶ

 いつも風を待っている
 
 木立のなか

 陽射しのない 樹木に囲まれた湖水

 誰もいない ざわめきの砦に

 抜け道を探すみたいに 

 落葉を踏みしめながら 光の筋を追う

 どこからか 聴こえてくる 風の音

 風を待って

 風と戯れる

 湖は碧葉を浮かべ 誰も寄せ付けない

 静寂な 流れもない 空間に

 誘うのは 水の精

 それとも

 
 風が吹く

 風が舞う

 道を尋ねながら 

 光のさきにある

 風を呼ぶ


 



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~風と歩く~

2015-10-18 | パソコン画

     

  風が吹いて

  風が通り抜ける

 いつも通る 散歩道

 呼んでもないのに

 待ってもいないのに

 あたりまえのように 通り過ぎて

 ふと、立ち止まってしまう


 足元で蔓延る雑草

 名もわからない 野草が混ざり 

 背いっぱいに 紫や黄色の花を咲かせて

 両脇でススキの 束になった穂が

 コスモスは散らばったまま 花びらが揺れて

 山里の秋を告げるのか

 
 風が吹いている 

 涼風が終わると やがて寒風の季節

 野原に続く山道 樹木のなか

 風を感じて

 風を受けながら

 風と歩く
 
 

 
 

 




 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~気持ちを伝える言葉~

2015-10-17 | 

      

 だから

 どうだと言うの

 いつも 

 同じ言葉で終わる 最後

 今日は出て来ない

 何も考えられない

 言葉をまわして

 言葉に頼っても

 何を言ったらいいのか わからない

 すべてを元には 戻せないから

 すべてに 始まりは無いから

 気持ちを伝える言葉が みつからない

 
 あなたはわからない

 わからない言葉がある

 だから.....
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする