眩いほどの 陽射しが
澄みきった天 煌めく光で
散りばめたように輝いて
やっと 夏が戻ったよう
何処までも 空は碧く
ゆったりと 白い雲が浮かんで
風の行方 気にかけても
出番はないかも知れない
あれだけ 大雨を降らして
日本各地に 甚大な被害を齎し
何の詫びもなく こもっているのか
時には助けを借りたくて
時には大嵐で迷惑を被るから
何とも言えない 自然災害に
行き場のない 思いが残ってしまう
陽がこぼれ
雨を降らせ
風が吹く
(だから 人は生きていける)
だけど 矛盾した中で
暮らしが 成り立ち
助けられ 助けて 共にある戦いが
時には 辛い苦しみとなる
だけど いま
この陽を楽しみたい
庭に出たら 樹木も 小花も 鳥たちも 虫までも
この時を待っていたから おおいに燥ぎたい
優しい風を待って 雲を追いかけ
大空に向かって 何を叫ぼうか?
さあ~ これからどうしょう!
もう止めよう
いつ止めよう
だから 仕方がない
もう 書けない
繰返す 心の葛藤と迷い
何度も 何度も 繰り返しながら
どうにか ここまで続いた
ブログを閉じたい
もう終わり
もう終わる
いい聞かすように 復唱したから
それで 終わりにしょう
何を嘆いて
自分に問うのか
そう ブログと言う名の
日記で 歳時記で 置き処で 隠れ蓑で 夢間で
そう 落し物を拾いに
さがして 集めて 閉まって 揺らして
そう 想いの すべて
だから いま
閉じたい 閉じる
気持ちで 終えれば
もう 終れるけど
何かが 何だろう
わからない 感情が
小窓を開けてしまう
だけらいつも 終れないで
僅かな ほんの少しだけ
我が儘になって 揺れる
繰り返しの 窓辺の風
ただ 通り抜けていくから
どうにも出来ないで 心を
預けてしまう~
朝を濡らして 密やかに降る雨
いつ頃から 降っているのだろう
何処までも 灰色の空は広がり
いつもの 窓風景がいつもではなく
山並みも 風道も 雲間も 日景も 緑香も
何も見えず 何も動かない
眠ったまま 黙ったまま 起きないまま
目覚める時を 待っているのだろうか
それとも これから起こるかもしれない
大雨や嵐が 静かに通り過ぎて欲しいと
願っているのだろうか
降り続く雨
雨だれの音が 庭木を起こすように
リズミカルにテンポよく 響かすけど
囁きも 轟きも 調べも…ない
何処へ 向う
何処へ 飛ぶ
何処へ 行く
何処が いい
誰も みんな 眠ったように
ひたすら いま 雨のなかに居る
シトシト シンシン パラパラ シ~ン
虚空 吐息 彩香 心音 胸騒ぎ・・・・