心もよう

 ・趣味の粘土細工、陶芸、パソコン画、
  詩などの紹介をしたい
 ・友達づくり

~さあ 何処へ行こうか~

2020-10-17 | 

       




毎朝だけど 
何となく天を眺める

晴れ間が欲しいのではない
降りしきる雨が嫌ではない
風が吹いて 梢を揺らすのを
待っているからではない
庭の樹木や草花が
呼んでいるからでもない
雲の流れが気になるのでもない
通り抜ける吐息は気にならない
遥か 山並みの向こう
行きたいのでもない
誰かに会って
お喋りしたくなったのでもない

朝の珈琲を 飲み終えたから
膝に痛みの程を 聴いてみる
誰にだって? 膝に…よ
「足の調子はどう?」
「いまは 痛くないから大丈夫!」
だったら 歩いてくる

何て 自分と会話しながら出発
あぜ道や田園 野山 町なかでも公園でも 
近くの海辺までも 何処へでも歩く 

もう 秋の香りがいっぱい! 満喫できそうだから~
さあ 何処へ行こうか 皆に会いに行くよ!
 


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~朝の戯言だけど~

2020-10-16 | 粘土細工

      


何かを 描きたいのにかけない
何かを 話してみたいのに言葉が出ない
何かに 縋っているようで言いたくない
何かを 待っているけど待たせてはいない
何かを 心に秘めながら言えないのではない
何かを 探しているけど追いかけてはいない
何かに 戸惑いながらそれでも言えない
何かを 放り出してまで何かを掴めない
何かに 惑わされて”何処へ”など言ってない
何かに いつも振り回されながら焦ってはいない

きっと 描きたい 何かを描く 思いのままに
今はまだ モヤモヤしているから 
もう少し 時間が欲しい
くだらない 朝の戯言だけど~
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~老いを楽しむ~

2020-10-11 | 
      



 
 少しずつ 少しずつ
 何かが 確実に身体を襲い
 固めて 硬くして 動きにくい 痛めつける
 
 覚えない 覚えられない 残らない 残せない
 忘れた 忘れている 何も思い出さない 思い出そうとしない
 どうにもならない どうにも出来ない

 何のこと? そう最大の難敵 ”老化現象”
 手術した膝が曲げにくい 力が入らない
 痛みはなくなっても 次の敵が襲い
 飛べない 走れない 長くは歩けない

 なんだこれ とうとうやってきたのか?
 バランスも よい姿勢も 柔軟性も 筋力も 重力も
 何もかも 人の体みたいで
 思うように 動かせない
 こうなるなんて 考えられない 考えてなかった

 毎日を
 歩いて 動かして 曲げ伸ばしや筋力アップ運動
 だけど 追いつかない 追いつけない
 そう言えば 顔しわや白髪も 
 何となく 気になってもいる

 とうとう 始まった
 体の 早い変化 速い時間 はやい時期
 これからどうなる 記憶も 記銘力も 理解力も 
 何よりも気力も 気持ちも 想いも 精神力も

 結びは 「元気で老化を吹き飛ばしてみせる」と
 カッコよく言いたいけど 今は言えない 言えそうにない
 
 そう 少しずつ受け入れる
 時間がかかるけど それしかない
 穏やかに過ぎる時間の中で いつか
 老いに向き合い 楽しむ 喜べる 協調する 
 (もう 楽しんでいるかも・・・・?)

 少しずつ 少しずつ 老いていく私 
 あなたは どうする?


 
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~ひとり言だから~

2020-10-10 | 
 
         
 
 
 何だか 朝のめざめが好き
 何だか 空の何でもないような碧さが好き
 何だか 雲がふんわり浮いて 動かないのが好き
 何だか 風のなかで 誰かを待っているのが好き
 何だか 思い出話のように 嘘をついてみるのが好き
 何だか 天を見上げ 空模様を描くのが好き
 何だか 何処へ隠れようか あれこれ考えるのが好き
 何だか 花壇に咲かせた花 競い合うような仕種が好き
 何だか 窓を開けて叫んでみたいのに すぐ諦めるのが好き
 何だか 優しい 柔らかな 愛しい 素朴な 爽やか 憧れ…言葉が好き
 何だか 朝空に想いをぶつけ それだけで満足するのが好き
    
  まだまだ いっぱいあるけど飽きられてしまいそう
  だから もう ひとり言はおしまいで~

    
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~朝空の始まり~

2020-10-07 | 
     



眩しいほどの光が 窓辺に射して
柔らかな秋風が 梢をわずかに揺らし
碧空には 浮かんでいる薄雲もなく 
色づき始めた庭で 木々や草花たち
「外に出ておいでよ」と 呼んでいるみたい
そう 爽やかな朝の始まり

何をしょうか
何をしたい
あれこれ 巡らせながら
天とお喋り

雨も 風も 陽も 雲も 花も
すべてが あなたの意のままに
動かされているけど
そうはいかない
思いっきり 話して
思いっきり 楽しみたい
大空は 空は 天は… 
友達だろうか~?
いつも 何でも 仰ぎながら
声かけている

「本当に」何て 言われそうだけど
この時は幼い頃に戻って 
空想のなかにいる
信じないでしょうけど やはり
信じないで…

今日 何をしょうか
これから 何をする
まずは 珈琲タイムで
その次は 外に出よう~
いっぱい いっぱい 大空を見上げて!


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~向日葵よ!~

2020-10-04 | 
   



いつもの場所で いつものように
咲いている 野辺の向日葵
誰を待っているのか
誰に会いたいのか
微かな風に吹かれて 
ゆらゆら ゆらゆら 揺れている
まっ黄色の花びら 優しいヒマワリ色で
まだ 暑さが続くから 草臥れてはいるけど
花芯の緑葉と 競い合うように
誇らしげに 太陽に向かう

哀しいこともあるだろう
辛いこともあるだろう
それでも 精いっぱいに輝いて
人を引きつける
元気印の華は へこたれない
いっぱい いっぱい 人に会って
勇気を与えて 
涼風の吹く頃には 役目を終えるように
去ってしまう

いつもの場所で いつものように
来季には会えるから 忘れない
向日葵よ!  
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~これから、これからの欅~

2020-10-03 | 粘土細工
     
 
 いつの間にか 
 薄緑から黄色に 色づき始めた欅(けや木)
 ずっと遠い昔 植えられた木は 
 いまでは街路樹のように 大きく成長し
 我が家で 家族を見守るように 
 窓辺に居座っている

 あんなに 重なり合い 枝垂れ
 あんなに でっかく 小枝まで広げて
 あんなに 優しいミドリを 深く刻み
 あんなに 立派になり 見守り

 すべてを解かって
 何もかも承知で
 いまを 生める

 激しい風雨も 自然の逆流も 天の遺物も
 撥ね退けながら それでも
 生き抜いた強さ 逞しさがある

 やがて 少しずつ
 彩りの中で 生まれ変わるように
 受け入れ 戒め 闘い 再生 そして輝く
 
 何でもないような 何でもないように
 それでいて 何か ほっとけない巨木
 さあ~どのように 楽しませてくれるのか
 いまを思いっきり 魅せて
 貫いているのは 何だろう
 これから これから~
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~野辺の彼岸花~

2020-10-01 | 
     

何処からか 秋風が吹いて
柔らかな日射しと 心地よい風に
大空から 薄っすら広がった雲が
覗いている

野辺で弾けるように 咲いた彼岸花
真赤な装いで 一面を飾りながら
大勢の仲間と一緒に 散らばって
何だか 恥かしそう~

風に微かに吹かれ
誰かに 会いたいのか 
揺れて 揺らして 待っている
周りの 野花や雑草に塗れ 
それでも「主役は私だ」と 
言わんばかりに 堂々として 
仲間と戯れながら…

繊細なようで 大胆でもあり
大胆なようで 恥かしがりや
恥かしそうだけど とても強い
強そうだけど やはり弱くて 繊細で~

どうにでも 捉えられ
どうにでも 受け止められる
不思議さ いっぱいの花が
今年も 咲乱れて 
みんなに会いたがっている

何処にでも咲いて
何処でも待っているから
会いに行こうよ!


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