心もよう

 ・趣味の粘土細工、陶芸、パソコン画、
  詩などの紹介をしたい
 ・友達づくり

~夕陽に~

2018-11-21 | 
       


 
 あまりにも 

 眩しいほどに 夕陽が 

 窓辺に届いて 

 煌めいているから 

 何処まで 追いかけて行こうか


 夕陽は

 夜空も 薄雲も 風までも

 取り込んで まっ赤に染め

 周りを包み込み 我が物顔

 遥か遠い 山並みの向こう

 その先まで 広がって

 呼んでいるよう~

 
 何処まで 

 どうしたら 何て 

 想うほどの 夕暮れに

 少しだけ 夢間にいて

 現実と空想に 揺れてみたい


 もうすぐ 夕陽が沈み始めると

 追いかけたくなるから

 このまま 輝きの中で

 夢を見る

 
 





 

  

 
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~碧空へ~

2018-11-20 | 

       

 
 ずっと 遠くまで

 空色で塗られた 碧空が

 夏海のように 広がっている 

それは

 ひと色で描かれた 水彩画のようで

 流れるように 蒼くて 青くて

 何処までも続く


 波しぶきが 雲を散らばらせ

 波間に風が さざ波を呼んで

 まるで 海の中での賑わい

 
 大空は 悠々と広がり

 何もかも 受け入れるように

 待っている


 だから天 だから海・・・・ 


 荒れる時も

 穏やかな時も

 仰ぎながら 心で受け止めて
 
 我に返れるとき

 
 碧空へ~

 


 
 






   

 

 
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~旅立ちのとき~

2018-11-19 | 

     

  
  風に吹かれて

  欅の葉が 舞い落ちる

  はらはら ハラハラ ひらりひら....


  いつの間にか 

  紅葉して お洒落したから

  寂しさを 誘いながら

  落ちていくようで

  何処へ 行くのか

  何処へ 彷徨うのか


  まだ 薄緑も残る葉

  小枝で何を思い 幹に何を託すのか

  わからないけど

  多くの仲間と 旅立ちのときを

  待っている~

  
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~趣味の時間~

2018-11-18 | 粘土細工
 
 
 朝の香りを 楽しみながら

 しばらくイメージしたら 

 粘土で遊ぶように 気儘な

 作品づくりの

 わたしと

 みなが 寝静まった後

 明りをつけないと

 どうにもならない部屋で

 黙々と 彫刻する夫

 仏像作りに ハマってしまい

 何故だか 夜中しか出来ない

 
 どちらも 作業は決して

 妥協しないから 絶対合わない

 相いれない 趣味の時間

 
 さあ 起きるよ!

 さあ 寝ようか~
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~夕日に想う~

2018-11-17 | 

     
 
 
 あまりにも まっ赤に染めた夕日が

 眩しくて 見上げた空を 

 何故だか

 懐かしさが 追いかけてくる

 
 何時だったか

 忘れてしまったけど

 燃える炎にも似た 花火のような

 鮮やかさに 息もできないほどの

 感動で しばらく動けなくなった

 ずっと 遠い昔の想い出

 
 燃え立つ 激しさと

 沈んだあとの 儚さ

 どちらも 心を掴んで離さない

 だけど 今は

 このまま しばらく

 眺めていたい

 
 あまりにも 激しく燃えて

 美しさを 演出したら

 やがて 去ってしまうから

 想いのなかで

 残された何か 忘れない~

 

 

   

 

 

 

 

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~秋色で染めた葉に~

2018-11-16 | 

   

 
 カラカラ サワサワ ハラハラ

 まるで 降りしきる音を 
 楽しむかのように けや木の葉が
 舞いながら 飛ばされながら
 静かに落ちる 落ちて行く…

 いつの間に染まったのか
 濃い黄色や 薄緑の残る松葉色で
 辺りを見渡すように お洒落して
 目立ちたがるけど まっ赤なモミジには
 とても叶わない

 木斛も樫もつつじもサツキも
 まだまだ 緑で飾って
 季節の行方 見守っているから
 裏庭はざわめきで いっぱい~

 太い幹に枝から小枝へ 葉は
 膨れるように 固まり 弾けて
 今は見頃と言わんばかりに 
 輝いているけど
 少しづつ 少しづつ
 飛ばされてしまうから 
 今だけは このまま
 眺めていたい  

 舞い落ちるのは
 ゆっくりでいい
 
 密やかではなくても
 せめて 落ち葉の降る音が
 囁きや響き 調べ
 流れに 逆らわないで  
 
 秋色で染めて
 やがては散って行く 紅葉花
 いつか また
 何処かで 会えるだろうか? 
 
 
 
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~山茶花が呼んでいる~

2018-11-14 | 

      

 まだ やっと
 咲き始めたばかりの 山茶花
 薄紅の 鮮やかな衣を纏って
 まだ蕾で 開花はまだだけど 
 濃い緑の葉をつけ 
 みんなを 呼んでいる

 もうすぐ花開き 
 華やいで 花壇を
 独占してしまうと
 季節は冬に向かう

 風にさらされて
 雨に打たれて 
 凌ぐ強さで 厳しさを
 乗りきる 強さがあるから
 頼もしくもなる

 山茶花よ!
 香りを乗せて
 花びらを
 魅せて欲しい

 毀れるような 花音は
 いまもなお 愛しくなるから~ 


 

 

 

 

 

 

 

  

  
 

 
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~雨の朝に~

2018-11-13 | 粘土細工

     



 まだ 薄暗くて

 明けきらない朝に 昨日から

 降り続く 冷たい小雨

 木斛の小枝に 珠のような

 雫が無数について 微かに白く

 光って見える

 僅かな 輝きの中で

 水の精と 遊んでいるのだろうか

 少しづつ 少しずつ

 雫を集めて 落としたら また

 待っていたように 受け止めて...の

 繰り返し 

 不思議な戯れを 何気なく

 曇り空を眺めながら 出窓から

 覗いている

 
 もう そろそろ 

 雨が通り過ぎたら

 秋空に会いたい~


 
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~落ち葉の季節に~

2018-11-12 | 粘土細工

     

 
 風に揺れながら
 色づいた欅の葉が 
 ひらひら ひらひら
 舞いながら落ちて 
 何処へ 向かうのだろうか

 いつの間にか もう緑が
 黄や薄茶に染まり 幹も小枝も
 隠されてしまうほどに
 彩りのなかにいる

 もうすぐ 落ち葉で
 いっぱいになる庭は 
 樫も 木斛も 楓も 楠も....
 見せ場を作りながら 輝く季節

 まだ 落ちないで  
 まだ 落とさないで
 落ちてしまえば 枯れ葉となって
 何処かへ 行ってしまう

 風に揺れながら
 風に向かって
 今を精いっぱい 弾んでいるから~
 
 
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~枯れ葉~

2018-11-11 | 

      

 
 枯れ葉が
 枯れ葉が舞う...
 
 チラチラ小雪が 舞うように 
 落ちて来るから 
 寂しくなって 
 木立の合い間 吹き抜ける風を 
 追いかけてしまう

 濃紅 山吹 朱 牡丹色の
 鮮やかな紅葉 色とりどりに 
 美しさを 競っているけど 
 落ちてしまえば
 ただの 落ち葉

 何処へ行く
 何処へ行きたい

 問いかけながら 
 彷徨う 枯れ葉の行方
 占って 
 この後へ 続く道を
 探している
 踏みしめながら
 踏みしめても

 枯れ葉が舞う~


 
 
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~夕陽を追いかけて~

2018-11-10 | 粘土細工

    

 
 憧れのなかで あなたに出逢い

 憧れのなかで あなたを待って

 憧れのなかで あなたに恋して

 憧れのなかで あなたを追いかけた


 激しく燃え上がる炎のような 激しさよりも

 薄っすらと広がる 残り香のような茜雲を 

 残したまま 何も言わず終えてしまう 

 沈みゆく夕陽に 魅かれている

 
 あなたは 不思議で未知な世界を

 隠したまま 何処へ向かうのだろう

 
 追いかけても

 追いつけない

 追いつけないから

 また追いかける

 幼い頃に戻ったみたいに 燥いで 

 あなたを追いかける この瞬間に

 憧れているのだろうか…?



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~この白いページに~

2018-11-09 | 粘土細工
     


 何のために

 誰のために

 描くのか 

 誰ともなく 訪れて

 誰ともなく 覗き

 どのようにも 解釈出来る

 この白いページ ブログ

 理解や同意があっても 反対に

 批判や反発も起こる 
 
 
 なのに 何故 

 心の窓を開けるのか 

 私にも分からないけど
 
 
 葛藤しながら 

 道しるべを 捜して

 迷いをなくている

 表現した後の 心音に

 素直でいたいだけ~ 
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~いつもいつかと~

2018-11-08 | 

     

 
 いつも

 いつかと思う

 いつも

 心を開放しながら 飛ばせているのは

 見えない吐息のような 流れ

 何かが 流れ

 何かに 頼って

 何かを 得るために

 何かを 解き放つ


 ほら 見えない流れの中で

 悲鳴を上げたり 苦しんだり

 でも ささやかな喜びとか 安らぎとか

 いっぱいの感情の溜まり場を

 流れのなかで やっと

 冷静に受け入れられる 時季が

 やって来たのか


 可笑しいほど指で数えて 

 ”年、歳”と言う名の 心の変化 

 貯め込まないで 

 おもむくまま 

 流れのなかで吐いてみる

 
 新たな空気感に さりげない日常

 そう また違った いつも…

 
 出来るだろうか?

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~曼珠沙華~

2018-11-03 | 

     

 
 秋風に吹かれ 揺れながら
 碧空からの 陽射しに驚きもせず 
 見上げているのは 野辺に咲いた
 まっ赤な曼珠沙華

 季節の香り 季節の彩り 季節の調べ
 何もかも引き受けたように 輝いて
 見る人を驚かせながら 多くの仲間と
 華やか色で着飾り 訪れる人を
 待っている

 ”どうしたの 誰に会いたい?”
 何処へでも咲いて 散らばり
 目立っているから ついつい
 声をかけてしまうけど
 季節を潤したら 季節に別れるのが
 野花のさだめ

 もうすぐ 涼風が
 野山を駆け抜ける頃 きっと
 もう あなたには会えない
 だから いま
 精いっぱい咲いて 魅せてよ!

 繊細で素朴で 
 それでいて華麗
 見方によっては 
 どのようにも
 映ってしまう花
 
 いつか また会えるから 
 もう少しだけ
 楽しませて欲しい~ 
 

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~街歩き~

2018-11-02 | 粘土細工

     

 
  
  街を歩いた
  心斎橋を歩いた
  溢れるほどの 人混みをかき分け  
  大阪を少しだけ 知りたくて
  懐かしさを抑え 隠しながら
  歩いて行く

  そこには かつての
  食い倒れの店も お好み焼き屋も 洋画の映画館もなく
  鮮やか色で描いた看板や ど派手なネオンサインが 
  ”待っていたよ”とばかり 目立つ
  阪神が優勝すると テレビ見ていた有名橋
  大騒ぎしながら 飛び込む川は 
  以前と同じだけど 何かが確実に
  変わったようにも見える 橋下を
  観光クルーズが通り抜け 明らかに 
  華やかになったであろう街を 一巡りさせ  
  誘っているみたい!
    
  近くに知り合いの焼き肉店があり
  みんなで寄って 食べて 騒いで 
  満腹になったから ご機嫌
  法善寺横丁や有名劇場を見ながら 
  路地も覗いて さすがに 
  お疲れモードになってしまい
  「まだまだ、これからだけど…」には
  ついて行けそうにない
  人混みに酔ったのか 歩き過ぎか 
  ダウン寸前になってしまったけど
  昼間に見た繫昌亭の落語 
  ちょっぴり 想い出しながら 
  地下鉄乗り場に急いでいる  
  
  さあ、明日は何処へ行こうか?
  大阪城や四天王寺 あべのハルカスなどに
  行きたい  
  ハリキッテいるふりで
  ”頑張るよ”何て 返事して~

  
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