心もよう

 ・趣味の粘土細工、陶芸、パソコン画、
  詩などの紹介をしたい
 ・友達づくり

~いつもなら~

2020-04-12 | 粘土細工

       


いつもなら 
静かに降りしきる雨
何となく 心が落ち着くから
好きだったけど 
今朝の雨
春を一掃してしまうような
もの悲しさが漂う 涙雨

陽射しを追いやり
灰色に染めた雨空が蔽い
山並みを隠して
満開の桜を散らす

どうしたのだ
何をしている
どうにかして欲しい
そう~ いまも
コロナ感染の拡大が
止められない 

いつもなら
春を彩る 草木や野花に
柔らかい風が吹くのに
何処かへ 飛ばし
どうにもならない

少しでも早く 
いつもの日常を 取り戻したいのに 
無力で 何も出来ず 
悔しさや苛立ちに
いまは 見守るだけの毎日

雨よ 雨.よ......
いっそ 激しく降ってよ! 
洗い流して欲しいものがある 
少しは 落ちつきたい

いつもなら~




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~桜の咲く散歩道~

2020-04-03 | 粘土細工
   


 
 何処からか 
 春風が吹き始め
 穏やかな 陽射しに
 いつもの 散歩道
 蕾だった桜も 少しずつ 
 膨らみ 花開いてきた
 薄桃色の桜色で彩り 
 何だか 晴れやか~ 
 
 並木道を歩きながら ついつい
 お喋りして 話しかけてしまう
 何処へ行こうか
 何処へ行きたい
 
 風の吹くまま 
 ゆらゆら 揺れる花びら
 訪れる人を待って
 花開き 楽しませ
 優しさを 届けてくれる
 
 「あなたに会いに来たよ!」
 何て 花に声かけながら
 何処までも 歩いて行くけど
 いつまでも 咲いていて欲しい~
 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~四月の雨が降る~

2020-04-01 | 
       

いつ頃から 降り始めたのか

何かを抑えて 咽ぶような
音にならない 寂しい音色で
窓辺の木斛を 濡らし
小枝の滴を 微かに手繰り
響かせている 雨の音

どうしたのか 
何かが いつもと違い 
何かに 確実に襲ってくるような 
怖さと不安を感じてしまう

そう いま 
何かが潜んで いつか
爆発しそうな 雰囲気と
わずかな 狭い空間のなかでも
存在する 脅威がある

他人事ではない 
自然のなかで コロナの感染拡大に 
恐れる方が笑い飛ばすより いいはずだと
思えてしまうから どうにもならない 

雨の四月が始まり 
雨音に 揺さぶられているのに
どうすればいいのか? 

桜も 菜の花も 水仙も 草木も
優しく 濡らしながら 
咲いているけど
何故だか 何かが違って…

雨は降り続き 
雨音がざわめく~



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする