心もよう

 ・趣味の粘土細工、陶芸、パソコン画、
  詩などの紹介をしたい
 ・友達づくり

不思議な雨空

2022-03-18 | 粘土細工
     


窓辺の雨空を眺め
雨音に耳を傾けている

濃い灰色の雲を敷き詰めて
風も 陽射しも 花香も 吐く息すらも
閉ざしてしまい 微かに 
それでいて 響かすように
しとしと しんしん しとしと シャン…
小枝を 幹を 小さな緑葉を濡らす 
今朝の雨

何処まで続くのか

隙間もないほどの 広がりに
何を求めているのか 解らないけど
雨天はどこからきて 何処へいくのだろう
雲間の流れ 樹々の叫び 野花の囁き 人の安らぎ
何もかも受け止めながら 
誰かに 何かを 伝えているようで~

雨は何処へ 向かう

空の声を聴きたい
天の声を聴きたい
雲や 風や 氣や 陽や 兆し  
雨間のなかで 何を語り合う
如何にかしたいけど どうにも出来ない
空想に想いを馳せる 不思議さよ

雨はいつまで続くのか
誰にもわからない

分らない素振りの雨音に
そっと 尋ねてみるのも
面白い…かな! 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いまから、何処へ

2022-03-17 | 粘土細工
        
 
  何かを伝えるのは
  この白いページ…だけど
  
  何も浮かばず
  何も書けず
  何も言えない
  
  いま 何に救いを求めるのか
  立ち止まってしまう

  心に問いながら
  隠れ蓑のなかで じっとして
  動かずにいて 空騒ぎのよう

  何を待つ
   何に迷う
    何が言える

  振り返り
  迷いながらも
  前を向く
  その先にある 
  小さな未来はあるだろうか?
  現状を 静かに受け止めてみる
  
  空白のページに向かう
  ・・・・・いまから~何処へ…
  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山茶花

2022-03-13 | 粘土細工

       

 
 いつ頃からだろう 冬木立のなか 
 野辺いちめんを 包み込むように 
 鮮やかに咲いていた 薄紅色の山茶花
 大勢の仲間と咲いて 競い合い 
 
 誰も来ない
 誰もいない
 寒風が通り抜けていく道
 樹木の合い間 陽射しで
 草花や雑草が 小刻みに光り
 枯れ葉と絡まって
 照らされているようでもあり
 野咲きがよく似合う
 
 誰を待っているのだろう
 誰に見て欲しいのだろう
 
 花びらが 揺れながら
 はにかむような 仕草で
 天を仰ぎ 静かに時を
 待っているのか

 もうすぐ 春風が吹いたら
 季節を終える…花
 いま 精いっぱいに咲いて 
 訪れる人を楽しませる 
 
 いつまでも 可憐な花よ! 
 

 
 

 
 
 
 
  
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いつもでない、いま~

2022-03-06 | 
          

 
 何かが違う
 いつもでない日常がある

 何かが可笑しい
 いつもでない いま

 どうにかしたいと 叫んでみても
 どうにもできない このコロナ禍
 どうしょう どうにもならない
 
 いつもでない生活 長く強いられた暮らし

 マスクを外せない 友達に会えない 旅に行けない
 学校へ行けない 働けない 仕事がない…   

 多くの人が感染拡大 危機のなか 
 苦しみ 悲しみ 嘆き 困って 悩んで
 苦痛が襲い 不安がいっぱい!
 身体が悲鳴をあげて 気持ちが萎える
 子供も 大人も おじいさんも おばあさんも 妊婦さんまで
 誰もが治まるのを じっと我慢で 耐えて 
 
 だから
 どうにか したい
 
 空を仰いで 
 大きなため息 ひとつ 
 宥める心に 優しい春風
 吹いて来るだろうか
 
 待っているから~ 



 

 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする