心もよう

 ・趣味の粘土細工、陶芸、パソコン画、
  詩などの紹介をしたい
 ・友達づくり

~不思議な雨の雫~

2020-03-27 | 粘土細工

     



いつ頃から 降り始めたのか
音もなく 静かに降りそそぎ
木斛の小さな みどり葉に
水晶の珠のような 透明な雫 
溢れるほど 乗っかかって
いっぱい いっぱい 
何かしらの淡い光
放っているよう

何を喋っているのだろう
誰を待っているのだろう

響きも 轟きも 叫びも 揺すりも
何もない 無数の小枝に
忘れられ 飛ばされたようで
もしかしたら 必死で
何かを伝えて~

いつまでも降り続く雨 
何気ない まわりの景色のなか 
思い思いに 想像を膨らませ
何かをかきたてるようで
雫は贈り物 神秘な宝石
気持ちを宥めてくれる

窓辺からの 
絵画のような 小さな世界  
色彩も 音色も フォームも 雰囲気も
どのようにも 変えていく 変えられる?

不思議だけど 何故か
想いのなかで 遊んでいるような
今朝の雨・・・・

  




 
   
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~いつもが、いつものように~

2020-03-14 | 
         


 
 いつもが いつものように
 さりげないほど 自然に ゆっくりと
 時には 慌ただしく ざわめきながら
 流れていく 時季だけど 
 何かが違って見える いま・・・・

 風景も 人の心も 自然の営みも 暮らしのかたちも
 
 何かが 毀れていくような
 何かが 壊れていくような  
 何かが 無くなるような
 何かが 元に戻れないような
 悲鳴にも似て 何かが起こりそう 
 いいえ 
 現実の中で 起きてしまった

 人はみんな 自然の驚異にあまりにも弱く
 社会全体が世界が どれだけ飛躍し繁栄しても
 自然や未知への恐ろしさ 
 凄まじいほどの威力 強さには
 とても かなわない
 
 そう 
 見えない敵 コロナの驚異
 テレビや新聞を見るたび 気持ちが萎えて
 世界の危機にまで 広がったウイルスに 
 どうも出来ない もどかしさ 
 とてつもなく広がる 恐怖と脅威が
 襲ってくる

 いまは
 近所の小さな公園も誰も居なくて
 何だか ブランコや滑り台が寂しそう
 早咲きの桜が 薄桃色で咲き始め
 椿や山茶花と一緒になって
 見に来てほしいと待っている
 子供達の笑い声 
 聴いてみたいと待っている
  
 いつもの 平静さを取り戻し
 いつものように 穏やかな流れに
 何気なく 通り抜けて行く風
 きっと それは春風だろうから
 追いかけてみたい
 
 早く 終息して欲しい
 いまは ただ それだけで~
 
 



 
  
 
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~雨が呼んでいる~

2020-03-10 | 
        

 
 何処まで 続くのか
 遥か 山並みの向こう
 曇り空が広がって 
 雨を降らしながら 灰色で染め 
 呼んでいるよう 
 何かに 誘われるように 
 思わず 眺めてしまう

 誰に 会いたい
 誰を 待っている

 不思議だけど 
 とてつもなく 大きくて 
 見慣れた大空の いつもの風景なのに
 霧雨のような 寂しい雨を
 降らすから やけに
 誰かに 会いたくなる

 声を掛けて
 大声をあげて
 今朝の雨を受け入れ 
 
 緑葉の香り 滴の潤い 野草の囁き
 
 何かしら 息吹きなのかで
 ざわめきが始まっているから
 静かに 静かに 聴いている
 
 誰に 会いたかったのだろう
 いま この時 この瞬間に・・・・

  
 
 
 

 

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~言葉を綴る~

2020-03-08 | 粘土細工

         
 

 言葉を綴り 想いを描く
 言葉に乗せて 想いを伝える

 私のブログ
 
 なのに
 いつも 言葉をさがしながら
 届かない心を 届けたいと 
 いつも いつでも
 小窓を開けて 蒼空を眺めている

 何も言わない 
 何も変わらない
 景色のなかで 何かを
 さがしているのは 何故
 
 今頃になって 
 伝えることの 重さに
 戸惑っている 
 
 風を追いかけ
 雲を追いかけ 
 答えのない 答え
 何処に あるのだろうか~
   
 
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~私のブログ~

2020-03-06 | 粘土細工
        

  この白いページは
  ブログと言う名の日記帳
  想いを綴る 小さなお部屋で
  無限の可能性をいっぱい秘めた
  私だけの世界

  時には 秘密基地
  時には 発信場所
  時には 心の広場で叫び
  時には 何もかも受け入れる

  日々の生活で些細なことから
  揺さぶられるような 大事まで
  何でもいい 
  何かを 自由に 好き放題に
  書ける 話せる 匂わせられる
   
  誰もが 扉を開けなくても
  誰からも 共感を得られなくても
  そんなの どうでもいい
  私が私で居られたら 
  素敵な居場になる

  長くお休みしてしまった
  心と体がついて来なかった
  きっと これからも
  この 繰り返し~
  たぶん 勢いのないまま
  進んで行くだろう 言い訳しながら
  ノロノロと・・・・
  
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~春を呼んで~

2020-03-05 | 粘土細工
          

野辺には 少しずつ
暖かな陽射しが戻り
ふりしきる光の煌めきに
野花が慌てたように 花開いて
おどけて 戯れる

そう言えば 菜の花も水仙も
誘われるように 周り一面を彩り
木々のなかで いち早く 
春を告げていたのに
何故だか 寂しく映って

芽吹きの 囁きも
眠りから覚めた 生き物たちの
逞しすぎる 動きも
消されてしまったような 
空気が漂っている

いつもの 散歩道
野花とお喋りしながら
風や雲や大空を感じるけど
何処までも 広がっても
天を仰いでしまう

「いつまで続くんだい」
言いたくないけど コロナの驚異 
ただただ 終息を祈るだけで
何も出来ない

花も木も鳥も人も
ここで 思いっきり
飛び回りたい~
 だから 邪魔しないで 
  春を呼んで来て欲しい 
   みんなで 
    いっしょに遊ぼうよ!


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