心もよう

 ・趣味の粘土細工、陶芸、パソコン画、
  詩などの紹介をしたい
 ・友達づくり

~密やかな冬の雨~

2021-01-24 | 粘土細工
        

密やかに 梢を濡らす雨がいい
何かを叫んでみたいけど 黙って佇む街中がいい
山並みの向こう 何があるのか分からないからいい
いつから降っているのか 冬の雨は寂しいけどいい
賑やかでいたいのに ラインが繋がらないからいい
薄めた珈琲がちっとも苦味がないから 嫌いになりそうでいい
テレビをつけて ラジオ音楽かけて ブログを書くのがいい
明日は晴れるだろうか 曇天に微かな期待を込めて 見上げるのもいい
古びたラジカセから流れる 若い頃に流行った映画音楽がいい
ドロドロした韓国のドラマ ドキドキさせて 最後は爽やかな恋模様がいい
ユーチューブからのカラオケ 何でも歌えて お気に入りがあるからいい
窓辺には絵画のような 小さな世界が広がっているからいい
いつまで続くのか 冷たい雨が止みそうにないから 愚痴っているのがいい
「何処へ行こうか」「何処へ行きたい」誰かとこんな会話をするのがいい
今朝の雨 いつまでも届かぬ思い 思い出せるからいい
「いつまで続けるの」誰かに言われそうで 早めに切り上げるのがいい
「そうだろうか 今の雨を語りたい」 桜の頃に想いを寄せるのがいい
もう止めるから もう少し山茶花の紅色を眺めているのがいい
風が吹かない 小枝の珠のような雫がいっぱい並んで こちらを見てるのがいい
雨が好きだけど 寂し過ぎて冷たく凍るなら 覗くだけでいい
いっぱい いっぱい 好き放題でお喋りして 振り返らないのがいい
飾らない ありのまま 拘らない 自然体 笑顔がこぼれるならいい 
やっぱり いつもの珈琲メーカーで淹れた苦味と甘みのある ブラックがいい 
小雨で優しくて 少しだけ温めてくれる いま降る雨ならいい~


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~雨音を聴きながら~

2021-01-13 | 

       


いつ頃から 

降っているのだろう

静かに 音もなく 

黙ったように 寂しく 切なく

降りしきる 冷たい冬の雨

「何処かへ 行きたい」何て

昨日は言ったけど いまは

窓辺で 雨と語っていたい

欅や木斛や山茶花を濡らして

雫の糸を 涙を 隠しているよう

天使の珠 透明な雫の贈り物

幹の細枝に 小枝に ミドリの葉に 

凍えそうだけど 何故だか

癒されて・・・・

もう 何処へも行きたくない

そっと 雨音を聴きながら 

ここだけの 小さな世界で

空模様を気にかけ

ほんの少しだけ 空想に浸ってみる 

瞬間がある~


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~まずは、それから~

2021-01-10 | 粘土細工
         



あっと言う間に お正月も過ぎて

いつもの暮らしを ボチボチ 

取り戻せている

朝は 早めに起きて

まず 明けきらない天を見る

まだ 明けきらない空は

何故だか 心を動かし

不思議な想像をかり立てる

「今日はどうなる どうしょうか」何て

空に聴いて

天を抱いて

大空を ゆっくり解き明かす

きっと それは私だけの好都合で

決められる 早朝のご褒美

さあ 群青色のような 明けない空の中で

雲も 風も 山並みも 見えない 

近くの外灯 薄明りがまだ消えない

少しだけ 夢見て

少しだけ 溜息ついて

力を入れ ブログに向かう

まずは それから~
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~居場所への想い~

2021-01-09 | 
     



いつも見慣れた 何気ない日常風景
流れる雲も 通り過ぎる風も 山並みも
青い屋根のモダンな家も 子供達の通学路も
窓辺の部屋から 遠くまで広がって~

懐かしがっているのではない
弱気になっているのでもない

これまで歩んだ 長かった道のり
険しく 苦しいものだった
心の彩りに 未来図が描けず
まわり道をしたり さ迷いもして
何とか 乗り越えて来られたのは
”居場所”があったから

日々の暮らしのなか
閉まっておいた 数々の想いに
やっと 気づかされ
今頃になって ふり返っている

窓を開けて見た
過ぎ去った時季を 重ね合わせ
家族の住む 癒しの空間
いまを受け入れ
私色で染めていく・・・・ 

少しずつ 
気になり始めた 白髪や小皺 
笑い飛ばして 
新たな景色を ゆっくりと
描いてみたい!


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~窓辺の空と一緒に~

2021-01-04 | 
       


 
 いま 
 新たな年の始まりに
 何を想うのか
 私がわたしに問いかける
 心を 真っ新にして
 静かに 空を仰いで~

 何を求め
 何を生きがいに
 どう 乗りきるのか
 
 何があっても
 変わらない空
 彩りも 温もりも 穏やかさも 憤りも 
 優しさも 哀しみも 苦しさも 喜びも 
 何もかも 秘めた心を
 欲張らない 白紙で
 前だけを 見て

 道などない
 思いのままに
 舵を切る
 思いのままに
 歩いて
 我が道は まだ続くだろうから

 そこには いつも
 大きな空がある
 
 どんな時も
 どんなことも
 許して 宥めて 秘めて 迎えて 守って
 不思議な風や 雲や 陽に
 見守られ 慰められ 支えられ・・・・て

 だから 信じている
 何があっても 受け入れ
 空色で 待ってくれてる
 
 そう 今年も
 青 蒼い 藍の 碧い・・・・ 
 透き通る天の ときめきのなか
 
 だから~
 窓辺の空と一緒だよ!
 
 
 
 
 
 
 
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~新年の願い~

2021-01-01 | 
     



「新年 明けましておめでとう」

きっと コロナ感染も落ち着いて

今年は大丈夫だろう

そう 心から願っている

あなたも そう思う?

春には 野辺で菜の花を摘んで
ほのかな香りを楽しむ
昼は 友達との久しぶりのお喋りと
ランチをしたい 少女のように燥いだら
夜は そろそろ 
旅の計画を立てて
何処かへ 出かけてみたい

何処へ 行こうか
これって 夢なの?

きっと 叶う~
(叶えられる・・・・)


    

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