心もよう

 ・趣味の粘土細工、陶芸、パソコン画、
  詩などの紹介をしたい
 ・友達づくり

~山茶花が咲いて~

2019-01-31 | 粘土細工

       


 いつからだろう

 木漏れ日が 恋しい

 冬木立のなか 

 辺りいちめんを 包み込むように 

 鮮やかに咲いている 山茶花

 薄紅色に染められ 緑の小葉に守られ

 木々や 草花や 落ち葉と 一緒に

 戯れながら 待っていたのか

 
 「今年も 綺麗に咲いたね」

 散歩道を歩きながら あなたが

 呟いたから 何故だか 

 恥かしそうで~

 
 風に揺れ 雲を呼び 碧空を仰ぎ

 精いっぱい 輝いて 魅せる

 お喋りしょうか 待っていてくれたから

 
 枯れ野は 誰もいなくて

 呼びかけ 呼びかけ 歩いて行く


 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~朝の始まり~

2019-01-23 | 

     


 まだ 明けきらぬ空
 群青色の絵具を 薄く流したようで
 雲も 風も 山並みも 近くの野道も 吐息も
 隠してしまうように 包み込んで
 静寂な朝を作り出している

 窓辺で広がる 絵画のような景色
 小さな 小さな 私だけの一枚で
 誰にも描くことは出来ないけど
 いまは 眠っているのか
 何も見えない 何も動かない

 花壇に植えた春咲きの花も
 2~2枚の枯葉をつけたままの欅も
 緑葉が重なり合う木斛や樫も
 みんな眠りのなか

 でも ほら 
 近くの団地の窓に
 ひとつ ふたつ 明りが灯って 
 いつものバイク便 響く音が
 聴こえて来る

 やがて 
 空色が明るくなったら
 ざわめきと共に 
 夜が明けて 朝の始まり    
 空を眺めながら
 空とお喋り 
 
 さあ もう起きようか~ 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~冷たい雨空~

2019-01-20 | 粘土細工

      

 
  いつの間にか 降り出した雨

 昨日の暖かい陽射しが 嘘みたいで

 冷たい雨空が 濃い灰色に染まって 

 「まだまだ 春は遠いよ...」と

 言っているみたい 

 
 窓辺では 

 薄紅色のお洒落な 山茶花も

 仄かな香りが自慢の 水仙も

 少しだけ枯れ葉を残して眠りについた 欅も

 もう薄緑の若葉を纏った 樫も

 久しぶりの雨を待っていたのか

 潤って 鮮やかに煌めいて~


 裏庭の木々が 花壇の花が

 雨の滴を受け止めながら 

 思い思いに 輝いている

 
 しばらくは ざわめきのなか 

 雨の行方 気になるけど....
 
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~今朝のマイタイム~

2019-01-15 | 粘土細工

      

 いつもの 珈琲だけど

 毎朝 飲まないと始まらないから

 コーヒーメーカーで 淹れたら

 おひとりさまの コーヒータイム

 ちょっぴり ほろ苦くて

 甘い香りが ほどよくて

 まろやかな味なのに 苦味がわずかに残る


 少しだけの 贅沢な時間か

 ささやかな マイタイムで

 慌ただしい 朝の始まりを

 和ませながら 今日が始まる

 
 沢山集めた カップの中で

 お気に入りは 自分で焼いたもの

 ひしげた飲み口は わざと歪めて  

 飲みやすくしている

 
 さあ ひととき

 朝焼けを 楽しみながら~
 
 
 

 
  

 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~風が吹いている~

2019-01-14 | 

     

 
 いつも 

 風が吹いている

 何処からか 何故だか 

 解からないけど

 
 揺さぶられ

 押されて

 まわされ

 落とされ

 飛ばされる


 どうして...と

 呟いてみた

 答えがない

 何も 答えないから

 知らん顔して 空を見上げている

 
 きっと 風のご機嫌から

 たぶん 風の気まぐれから
 
 そう その通り

 そう言うことにしておこう


 確実に 風が吹いている

 見えない心に 吹いている~

 


  
   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~山茶花~

2019-01-13 | 粘土細工
    

 
 毀れるような 笑顔で 

 咲いているのは 薄紅色の山茶花 

 風に吹かれ 満開の花びらが 

 微かに優しく 揺れている

 
 どうしたの

 誰に 会いたい

 
 華やかで それでいて

 素朴にも 映り

 いっぱいの仲間と

 着飾る衣の 花びらは

 競い合うようにも 見えて

 
 凍えそうな 寒さに耐え

 陽射しの途絶えた 野辺で

 訪れる人を 待ちながら

 何を想う


 山茶花よ!

 どこまで 魅せて

 誰に 逢いたい?


 

  

 

  
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~こころの隙間~

2019-01-12 | 

      


 誰のためでもない

 誰かのためにと 言いながら

 自分をコントロール 出来なくて

 いつも さ迷う

 このままでと 言いながら
 
 このままでは 居心地が悪くて

 どうにも出来ない


 どうしたい

 どうなればいい

 自問しながら 答えを探して

 答えのない 答えに

 いつも 嘆く


 解かっている

 解かっているから

 誰かに 投げかけたいだけ

 こころの 隙間 空間 夢間 無間 風間

 何もかも 響いて

 何もかも 私の部屋で

 ここに居る
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~風と戯れる~

2019-01-10 | パソコン画

     

 
 何処からか 風が吹いて
 風と戯れる

 夢なのか 
 現実なのか
 空想なのか 

 そこは 風のなか
 
 揺れている
 舞っている
 囁いている
 響かせている
 騒いでいる

 流れに 逆らうように
 飛び込んで
 何故だか 喚いて
 何を 求める

 だから 如何したい
 だから 如何なる
 あてもなく
 ただ ひたすら
 何処へ行く

 そこは 風のなか

 何もない
 何がある
 何にがいる
 何に逢いたい 

 きっと くだらない
 きっと 可笑しい
 きっと いまだけ
 きっと このまま

 風が吹く
 風に泣く
 風が許す
 風が好き

 風のなかで 風と遊び
 風に許しを請う

 きっと 毀れている
 もとに 戻したい
 いいえ 風のなか
 居心地がいい 

 風のなか
 
  
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~山茶花が揺れて~

2019-01-08 | 

      

 
 
 風に吹かれ 

 揺れている 薄紅の山茶花

 華やかに 着飾って

 誰かを 待っているのか

 ゆら ゆら ゆらり


 花びらが 揺れると

 いつの間にか 落ちてしまい

 紅い絨毯が 野道を染めるようで

 遠くまで広がり

 はら はら ひらり


 どうしたい

 誰を待っている

 どうしたい

 誰に会いたいのか

 
 重なるように 萌愛ながら 

 多くの仲間と 咲いたなら 

 冬枯れの野を 彩って

 厳しい寒さや 風雨に負けないで 

 輝いて 魅せる 


 風に吹かれ 

 揺れている 薄紅の山茶花

 ”会いに来たよ”. 

 
 花びらを 飛ばさないでと 

 叫んでしまうけど~
 
 
  

 

 

 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~思わぬ手紙~

2019-01-07 | パソコン画

     

 突然 懐かしい 

 友達からの手紙に 驚いてしまう  

 何十年ぶりだろう 

 以前のクラス会から 会えていないから

 ひよっとして その案内だろうか

 何て 予想しながら

 頭を巡らせ 開けてみる

 薄い緑の和紙 三枚の便せんに

 書かれていた文字 まさに 

 学生時代を思い出させる タッチと言葉

 何々....

 「年賀状はメールにします」と

  (何だ 何だ 何故 わざわざ?) 


 メールにした理由を 気持ちで

 伝えたいとのことだった

 現在の 生活の様子と共に 

 真意を解かって欲しいと 書いてあった

 何とも あの人らしい

 何とも 素敵な気遣い

 
 専門学生の頃

 同じ釜の飯で過ごした 仲間の絆が

 思い出されて 何かしら

 心和む ひととき

 
 思わず 了解メールをしたけど~

 (手紙が書けない私...)
 

 

 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~こころに~

2019-01-06 | 

     

 
 こころを 宥める

 こころを 許しながら

 こころに 問う

 こころを 揺さぶるのは

 止めなさい


 きっと
 
 何もかも 解き放して

 こころを 開いたら

 吐息の後に 

 穏やかな風が吹く 


 そう

 願っている~


 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~風のなかに~

2019-01-05 | 粘土細工

      

 
 風のなかにいる
 風のなかで 
 何かに向かいながら
 
 押されて
 へ込んで
 飛び出して
 倒され
 動かないで
 悩まされ
 走ると
 止められる

 だけど 何もかもが
 飛ばされる訳ではない

 通り過ぎて行く風を
 追いかけて 
 優しさに触れたり
 少しだけの風が 
 小窓を揺らすから
 安らぎにもなって
 共にある気もしてしまう

 激しく吹く風や
 寒さを運んでくる風は 
 受け入れられないけど 
 時には厳しさに 震えながらも 
 立ち向かうことも 必要で
 生きてる実感が湧く

 風のなかにいる
 
 何かと 誰かと 自分と
 格闘しながら
 風を追いかけ
 風を待って

 風に出会う~


 

 

 
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~白いページを綴る言葉~

2019-01-04 | 粘土細工
     
      


 
 このページを
 どんな言葉で綴ろう

 いま 無性に
 誰かに会いたくなって
 私だけの部屋で 探しているのは
 いまを伝える 何かしらの言葉  
 
 何かしら 何だろう
 
 もう 少しづつ しわが
 目立って 髪も白くなり 
 ついでに心も老いてきた
 誰にも止められないのに
 どうにかしてよと 何かに
 縋ろうと もがいている

 怖くない 怖くはない
 そう言ってみたいけど
 抜け出せない迷路の
 なかにいるみたい

 そう....
 これから どう生きる

 何度目かの 曲がり角 
 助けを求めながら
 答えのない 答えを探しても
 どうにもならない 
 心の片隅に 明りを灯して
 新たな年は 平穏でいたい
 ただ それだけを願っているだけ 
 
 でも どう伝える
 
 言葉なんて いらない
 もう少しだけ 老いを認め 
 自分に素直になりなさい
 何て 誰かに言われそう 
 
 「この部屋に会いに来て
 白いページを 埋めさせて~」


 

 

 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~冬枯れ~

2019-01-03 | 
       

 
 
 もう 
 一枚の葉も 残っていない欅
 降りしきるほどの葉が
 風に舞い 見せ場を作るように
 落ちてしまったのは 
 何時だっただろう 

 飛ばされ 彷徨い
 何処へ 消えたのか   
 いまは 何もなく
 寒空に 北風が吹いても
 揺する葉もないけど
 小鳥が何を求めてか
 小枝を突いて

 これから どう 
 乗りきるのだろう
 太い 大きな幹と長い枝
 何が 起ころうと
 びくともしない強さで
 存在を知らしめ
 新たな季節の 芽吹きまで
 エネルギーを蓄えながら
 眠りにつくのか

 それもいい
 それもいいけど
 冬枯れの 雑木林は
 誰もいなくて
 華やかで 鮮やかだった木々は
 戻らない

 思いを残したまま
 記憶の片隅で 輝いて
 いまはただ 寂しさを誘うだけ

 欅よ!
 誰かが 嘆いているけど~
 
 
   
 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~新たな、いまから~

2019-01-02 | 

      

 
 何もかも 洗い流すように

 新たな年を迎えた

 心のシャワーは 透き通る水に 

 溢れるほどの想い 詰め込んで 

 無くしたいもの

 貯めておきたいもの

 秘めたいもの

 見届けたいもの

 放したいもの

 何もかも すべてを一新して

 ”無”から 始めようと思う

 もう 先の道 見えて来たから

 思いのまま

 
 壊されず

 無くさず

 埋もれず

 ゆっくりと 見極めながら

 一歩づつ 歩いて行く

 
 やっと その時が

 来たようだ

 そう いまから~

 

 

 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする