・趣味の粘土細工、陶芸、パソコン画、
詩などの紹介をしたい
・友達づくり
いつ頃からか
気がつけば コロナ禍に居て
まだ抜け出せない
抜け出せていない
このあと
どうなるのか
どう治まるのか
誰にも答えが見つからない
普段がいつもと違い
”平穏な生活”がやたらと遠くへ
行ったよう~
少しずつ 先が見えているのだろうか
何も指針も説明も解答も無いから
不安が拭えない
どうしょう
どうしたい
どうすればいい
どうなるのだろう
皆が彷徨い 答えを待っている
そして もう一つの問題
ロシア軍のウクライナ侵攻だろう
前を向きたいけど
後ろから押されているようで
どうにも 出来ることが見つからない
社会不安と不信の募るなか
何を期待して待つのか
誰か 教えて欲しい
普段の生活を取り戻したいだけなのに
あまりにも遠い出来事のよう…
もうすぐ新年を迎える
だから だからって
ただ 見守っているだけ
静かに時の過ぎて行くのを
待っているだけの私
来年こそは…と心から願う
いま
思い出の箱をひっくり返して
心に残る忘れられない想い
解き放そうとしている
だけど
無くしたもの
壊したもの
捨てたもの
逃がしたもの
また
拾い集めているのは
何故だろう
これまでの長く険しかった道のり
多くの出会いや別れがあった
喜び 哀しみ 憤り 楽しさ 辛さ…
泣いたり 笑ったり 怒ったり 悲しんだり
数えきれないほどの痛みや優しさ
触れながら 私と言う個が存在した
何もかもが懐かしく残って
デッカイ引き出しのなか いっぱい詰めた思い出
ひとつ ひとつが宝物となって
何故だか 蘇っているような
不思議な気持ちになって~
時の流れに逆らわず
ありのままに生きてきたけど
少しずつ 老いたからだろう
今更ながら 振り返ってしまう
揺れたり 後戻りや 後悔までもして
若い頃にはない自分を見ている
あれこれを宥めるように
忘れたふりで 開放したり
残したいものだけ 元へと戻していく
生きてきた証だろうか
箱のなかは
行き場がない 置き場所で
優しさに包まれ 治まったようだ
やっと いまがある
いまが やっとある
この日 この時~
いつの間にか
いつもの場所に いつものように
庭で咲いていた山茶花
小さく柔らかい花びら 薄紅色で鮮やか
深緑の葉に守られるように
蕾も一緒になって 華やいでもいて
何よりも目立つから
隣の欅や椛が可愛そう
石庭で囲まれながら 競い合い
季節を楽しませて~
ひらひら ひらひら 舞い落ちて
はらはら からから 舞い飛んで
落ち葉と絡まるように
紅葉とのコラボが始まって
周りを引き込んでもいる
風に揺れ
雨に打たれて
雲を呼び
陽を待って
空良 野山 樹木 草花 雑草…までも
ひとつになる
いつもの景色が
もうすぐ 北風に変わると
何もかも冬模様 だから
もう少し このままでいたい
枯れ葉の舞夢 心の彩花 言の煌めき
何もかも いまを生きて
何もかも 今の始まりだろうか
だから いま・・・
山茶花に詠う~よ
何処かへ 行きたい
何処へ 行こうか
何処までも続く
遠い世界 だろうか
まだ見ぬ隙間 虚無の夢処 風の溜まり場 空天想
何を追うのか
誰もいない 森で
何を待ってか 捜している
枯れ葉も 草の実も 幹も 小枝も 細木も
眠りかけるように 何も語らない
北風が吹いて
灰色の雲が流れて
陽が届かなくなって
誰もいない 冬木立のなか
カラカラ カラカラ 舞う枯れ葉
ガサガサ ガサガサ 靡く木々の枝
ハラハラ ハラハラ 舞い飛ぶ紅葉
そう ひとり
沈めた心 取り戻したい
風に吹かれ 風と戯れ 風に助けられ
いま 空を見上げて
風と 空と 樹木と葉 気持ち…と
それに いっときの時間と空間がある
何処にいようと
それが・・・居場所
それが・・・迷い道
風を追い掛けて
何処へ 行こうか!
もう12月
いつもの風景が
いつもと同じように
映し出された窓辺で見上げる
天 空 蒼穹 宙 蒼空…
何故かしら 今朝は蒼く透き通り
何処までも 見渡せるから
風を呼んで 陽を追い掛け 雲に乗って
何処へ 行こうか
限りなく スカイブルーで彩りながら
限りなく ファファ ファファ 浮かんだら
限りなく 子供の頃に戻れそうな異次元の世界で
限りなく 無限に広がる 夢空間になりそう
だから どうしたい
だから どうしょう
いっぱい 想いを乗せて
いっぱい 飛んでみる
大きな出窓は
思いっきり 空を描くCANVASで
果てしない 無限を呼び起こすツール
毎朝 想像を膨らませ
色んな景色を描いて 青のなかで遊ぶ
真っ青も くすんでも 混ざっても
濃くても 透明ほど薄くても 何でもいい
空色は微妙に変わり 何時でも変われる
山並みも 樹木も 町並みも 野道も 公園も
ここから 広がって
いつものように いつものなかに・・・ある
12月の蒼空よ!
季節の巡りのなかで
呼吸も 吐息も 憧れも 夢中も
何よりも今…
そう 空のなかに居る
いまから 飛んでいく
いまから 空と遊ぶ
いまから 戻って
いまから 遠い昔のわたし
もう12月で~