心もよう

 ・趣味の粘土細工、陶芸、パソコン画、
  詩などの紹介をしたい
 ・友達づくり

~旅先の桜花~

2017-11-30 | 

    


 風に吹雪くように

 薄桃色の花びらが 舞いながら 

 飛び交って 境内に散らしている

 あまりにも 儚く

 あまりにも 綺麗に

 咲いていたけど

 
 華やかな季節でもない

 暖かな風も吹かない

  
 ひらひら くるくる ふあふあ

 まるで 心を揺さぶるかのように

 落ちて行き 留まれないで


 秋空に咲いていた桜の花 

 多くの樹木に紛れて 何よりも

 いっそう 鮮やかに輝いて

 想いきりの強さで まわりを彩る

 
 旅先での ひととき
 
 もうすぐ 寒風に吹かれたら

 何を想って 何を忍ぶのか 

 ふと 気になって


 
 

 

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~風の詩~

2017-11-26 | 

      

 風は気まぐれ
 何処から吹いて 何処へ行くのか
 山も 川も 海も 野も 街も
 自由に飛んで 真直ぐでも 曲がっても
 周って 止まって ぶつかれば また吹いて 
 好き放題で我が儘に暴れる

 風は季節に乗って
 気分次第で 教えてくれる
 秋でも 冬でも 春でも 夏でも
 わかってしまい 季節の風で周りながら 
 いつでも どんな時も
 お花や 草木や 小鳥と お友達

 風は優しく
 何処にいても 雲や雨とお喋り
 空を見ながら 強くも 弱くも 
 気に入るようにはならないけど
 優しく吹いている
 へそを曲げれば 思いもよらぬ
 激しさで襲っても

 風は だから風
 吹いて 吹かれて また吹いて
 思い通りに泳いでいる 疲れたなら
 窓辺の誰かに語りかけて
 風の行方を
 風の強さを
 風の気持ちを 
 知らせながら それでも
 我が道に進んで 迷いは見られない

 ふざけて 翳して 威張って 啼いて
 
 だから風~

 
 
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~桜の花びらが舞って~

2017-11-15 | 粘土細工

       

 あなたと歩いた後を

 ひらひら ひらひら 舞いながら

 落ちて来る 薄桃色の花びら

 
 風に吹かれ 

 風に揺すられ

 晩秋に咲いた 桜の花

 
 暖かな陽射しが待てないのか

 それとも 寒風にさらされても 

 強さが誇らしいのか わからないけど

 境内に続く参道を まるで

 待ち伏せでもするかのように 

 散らしている  

 木立のなか 1本だけの桜

 輝いて 旅の途中を

 優しく迎えてくれた

 
 咲きながら 咲かせながら

 思いっきりの華やぎで~ 

 

 

 

 

 
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~何処でもいいから~

2017-11-05 | 粘土細工

       

  さあ 何処でもいいから

  何処か遠くへ 旅立ちたい


  いつの間にか 木々の緑が

  色づきはじめ 赤や黄色に染まって 

  ほどよく衣替えしたから

  「見に来ないか」何て 紅葉の便り

  寒さや冷え込み何て 平気

  大きなカバンに 出来るだけ

  あれこれ 詰めて 

  何処でもいい

  北でも 西でも

  海でも 山でも

  街でも 公園でも

  行ってみたい

  
  木立の合い間から 陽射しが届き

  草木も野花も 飛び交うほどに広まって

  風も 雲も 空まで待っている

  
  きっと そこには
  
  季節を 思いっきり感じられる

  秋の香りで いっぱいの空間

  凝縮された憩いの場....かな

  
  さあ 何処でもいいから

  誰かを誘って~

  
 

  

 

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~風のなかで~

2017-11-04 | 

    

 風の流れに 

 風を追いかけ

 風を待っている 


 舞い落ちる 欅の葉

 ハラハラ ひらひら サワサワ

 木端は 舞いながら

 漂い さ迷い 留まってもいるけど

 探しても 追いかけても 止まっても

 いつかは

 飛ばされ 何処かへ消えて行く

 

 いつか 全てを失ったら

 何を 残して

 何を 求めて

 何処へ行くのか 

 教えて欲しい

 

 風に魅かれ 

 風のなかで

 答えを 探している
 

 

 

 

 
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~雨の滴か~

2017-11-03 | 粘土細工

    

 
 何時から 降っているのか 

 止まない雨に もう うんざりで

 どこまでも 灰色雲が覆ってしまい

 雲間もない どうにもならない

 憎たらしいから 雨音を聴きながら

 空を見上げる

  

 まだ 明けたばかりで

 うす暗く シルエットみたいな木斛が

 硝子のような透き通る珠を

 緑葉や小枝に いっぱいつけて

 溢しながら 

 溢れながら

 ”見てごらん”とばかりに 呼んでいる 

 陽射しも 木漏れ日もないけど 

 僅かに白く光り キラキラ キラキラ 輝いて 

 涙の滴か 雨からの贈り物


 開けられない窓から 誰かに届けたいけど

 いまはただ 眺めているだけで~ 
 
  

 
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~陽射しの贈り物~

2017-11-02 | 
     
     

  

 やっと 待っていた

 晴れた空から 陽射しの贈り物

 昨日までの雨が 何処かへ

 去ってしまい

 色づき始めた野原は 秋の香りで

 いっぱい

 木々の葉が赤や黄色で

 鮮やかに 衣替えして

 もう 落ち葉が

 彷徨い 訪れた季節を 

 詠っている

 
 ススキも 野花も 草木も 鳥たちも

 青空を見上げて 一斉に 

 動き出したようで

 遥か 山並みの向こうまで

 ススキが広がって 呼んでいるから

 風を待って 追いかけて行こうか

 
  

 

  

 
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~風は気まぐれ~

2017-11-01 | 粘土細工

   

 
 風は気まぐれ
 何処から吹いて 何処へ行く
 野辺で咲いた ススキの穂やコスモス
 風に揺れながら 秋空とお喋りしてたけど
 いつの間にか雲が広がり 陽射しの邪魔を
 したようで 風は何処へ行ったのか

 風は気まぐれ
 そよぎながら 止まっても
 野山も 海辺も 山並みも 街でも
 好きなように吹いたなら 何かを
 見届けるわけでもなく 去ってしまえば
 何も残らない


 風は気まぐれ
 吹いて 周って ぶつかっても 曲がらず
 激しくも 時には優しく
 拒まれても 求めてられても
 気の向くままに 飛んでいて  
  
 風は気まぐれ
 雨と一緒になれば 強烈で
 吹き飛ばす勢いが 留まらず
 何かをめがけて 吹き荒らし
 気に入らなければ 暴れ出す 

 だから風 だけど風
 
 いつでも 自由でありたいと
 人の心に踏み込んで 想いのまま
 吹かれたら どうにも出来ない弱さを 
 知らない振りして 吹いている

 風は気まぐれ~ 
 
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