心もよう

 ・趣味の粘土細工、陶芸、パソコン画、
  詩などの紹介をしたい
 ・友達づくり

~今朝は雨で~

2019-02-28 | 

      

 
 いつ頃から 

 降り始めたのか

 まだ うす暗い 夜明前 

 ”少し待ってよ”と言いたいけど

 出窓の硝子戸 音もなく

 濡らして 降り続く雨 
 
 しとしと しんしん しとしと しん


 いつもなら 陽射しの届く部屋も

 今日は 望めそうにないから

 恨めしそうに 群青色の空

 眺めている 

 風も 雲も 山も 木々も 野草も

 知らん顔だけど 久々の

 潤いに 勢いづいたかも知れない

 
 近くで 

 ボツボツ 窓明りがついて

 もうすぐ 朝の活動が 

 始まるような 気配


 窓から いつもの空を仰いで

 止みそうにない 空模様に

 まずは 珈琲を淹れて 
 
 ゆっくりと ティタイム

 
 その後 

 何から始めようか~
  

 


 

 
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~風に聴いてみる~

2019-02-25 | 
       


  
  流れて行く 時間

  流れて行く 季節

  流れて行く 風の調べ

  流れて行く 森の声


  誰もいない 風のなか

  誰かを呼んで 叫んでみる

  返事がないのに また 呼んで

  待っているよと ひとりごと


  樹木の囁き 調べ 響き

  何もかも 揺すられ 靡いて こだまして

  いつかは 想いの場所に居る


  風に吹かれて 何想う 

  風に吹かれて 聴いてみる~
  
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~野辺に咲いた山茶花~

2019-02-24 | 粘土細工


       

 
 冬枯れの野辺に 辺りいちめん

 花びらを 鮮やかな薄紅色に

 染めて ひときわ目立つように

 咲誇っている 山茶花

 仲間と一緒で 

 緑の小さな葉に包まれ

 守られるように 広がって

 
 誰を待っているのか

 誰に会いたいのか

 風に揺すられ 小刻みに

 震えるように 可愛い

 花びらを揺らしているけど

 いまは 誰もいない

 
 碧空が好きで

 薄雲に魅かれ

 陽射しを待って

 精いっぱい 花開く

 
 でも

 厳しい寒さに 負けないで

 新たな季節を迎えても

 花びらは 舞わされ 落とされ 飛ばされて

 何処へ 旅立つのか 

 誰にも わからない


 もうすぐ 

 季節が巡り ざわめく野に

 芽吹きが始まり 春風が吹いて

 何かが 始まるけど~
  






 


 

  



 
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~飛ばしたいもの~

2019-02-23 | 

       

 
 寂しい
 辛い
 悔しい
 悲しい
 腹立たしい

 すべての 気持ち 
 何かしらの袋に入れて
 風船みたいに飛ばせたら
 どんなに穏やかで
 いられるだろう 

 だけど
 この感情が無くなれば
 どうなる
 どう生きる

 なにか ひとつのことを
 なにか どうでもいいのに
 なにか 抑えられなくて
 なにか 怒っている
 こころ 心 ココロ

 抑えたい
 抑えられない
 だからと言って
 如何したい

 向かったり
 投げ返したり
 構えたり
 怒鳴ったり
 留めたり

 葛藤や駆け引きや愛情の
 なかで  
 きっと 解決できるのに
 ほんの いっときの怒りで
 ココロをぶち壊す
 得体の知れない 何か

 飛ばそうとした 夢袋
 長い紐から ゆらゆら揺らし
 すっ~と 戻してしまう

 きっと
 恥かしがっている
 きっと 自分が~
 
  
 


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~風を呼んで~

2019-02-22 | 

      
 
 いまは 

 風を待っている

 
 吹かれても

 吹き抜けても

 何処へ 行くのか

 何処へ 行きたいのか

 解からないから

 受け止めて 

 このままで~ 


 いまは 

 風の行方

 気になるけど どうにもならず

 成り行きにまかせ

 そよぐだけで~


 風が吹く 何処へ行く

 風が鳴る 何処で叫ぶ

 
 風のなかで 

 風を呼んで 風を待っている



  
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~いま、この瞬間~

2019-02-20 | 粘土細工

    

 
 微睡む 蒼空

 傾げる 吐息

 生まれる 響き

 奏でる 風音 

 
 何もかも 

 壊されたまま

 時が 何気なく

 めくられ

 カレンダーのように

 音もなく 過ぎ去るから

 忘れられるのか

 忘れたい


 いまの 

 この 瞬間....
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~揺れる雨の雫~

2019-02-19 | 
           

 
 いつの間にか 

 窓辺で ざわつく雨

 風に揺られ 木斛の小枝

 可愛い小葉に 雫が落ちて

 ゆらゆら ゆらゆら 揺れている

 
 何処まで 揺らす

 何時まで 揺れる


 透き通った 無数の水晶玉 

 弾かれるように

 飛び出して 落ちるけど

 何処へ 流れる


 次から次へと 雨の雫

 止り木に 留まれず

 止まれば 飛ばされ

 何処へ 行く

 
 ゆらゆら ゆらり ゆら

 風に乗り 雨の精は

 揺れながら 雨空を仰ぎ

 揺れている 

 遠くの空みて 揺れている  

 
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~春待つ花~

2019-02-18 | 粘土細工
     


 
 窓際で 

 ただ ひたすら

 春を待つように

 陽射しを 浴びながら

 背伸びして みせる

 シクラメン

 真赤な 可愛い花びらで

 ちょっぴり 

 仄かな香りを 漂わせ

 いまを 輝いて


 厳しい寒さを 

 冷たい朝を

 幾度となく 乗り越え

 室内を明るく 温めるように  

 癒しの空間を 作って

 待っている

 
 もうすぐ 碧空に

 薄雲が たなびいて

 煌めくような 光が届いたら

 窓を開けて

 たっぷり 水をあげるから~

 
  
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~野道に咲く花~

2019-02-17 | 

   

 
 
 仄かな香りを 漂わせ 
 小首を傾げる 可愛い仕種で 
 いつも 
 野道で待っている 水仙の花 


 風に揺れ
 陽を仰ぐように
 碧空に流れる
 雲を追いかけ
 寒気を飛ばす 
 勢いで
 多くの仲間達と 
 固まり 
 散らばって 
 戯れ 遊んでいるよう

 激しい寒さも
 乾いた風も
 負けないで
 小さな花びらは
 ちょっぴり 抵抗したら
 陽だまりのなか

 ”元気に咲いたね”
 散歩道は 優しい香に包まれ
 素朴な花は 木々や草花にも
 囲まれて
 主人公にも見えてくる

 いっとき 
 安らぎに 出会える場所
 思わず 
 ふり返りながら
 歩いて行く~
 

 

  
 

 
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~風に吹かれて~

2019-02-16 | 

     

 
 風に吹かれて 散る花びら

 微かに揺れて 舞い落ちて

 落ちてしまえば 飛ばされて

 何を 想うのだろう

 
 風に吹かれて 舞う枯れ葉

 廻されながら 舞い落ちて

 落ちてしまえば 飛ばされて

 何処で さ迷うのだろう 


 風に吹かれて 揺する木立

 小枝の小さな葉が 舞い落ちて

 落ちてしまえば 飛ばされて

 何処へ 行くのだろう


 冬枯れの野は もう

 誰もいない

 眠ったように 静寂が漂って 

 踏みいれることも

 踏みしめることも

 許さない

 
 ただ 風に誘われ

 風と戯れ 

 片隅で蹲る 雑葉に 

 何故か ざわめきが

 聴こえて来るけど~

 
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~いつもの散歩道で~

2019-02-15 | 粘土細工

     

 
 いつもの散歩道を歩いて行く

 
 いつもの場所で いつものように 

 待っていたのは 薄紅色で

 お洒落した山茶花

 北風に 凍えるほどの寒さのなか

 揺らぎながら 舞い落ちて

 散らされながら 飛ばされて

 留まることも

 飛び出すことも

 儘ならないから

 重なり 固まり かばい合うように

 雑木林に囲まれた 冬野

 鮮やかに咲いて 目立つほどに 

 逞しく 揺れながら

 季節の巡りに 立ち向う


 「今年も綺麗に咲いたね」

 あなたの呟きに 勢いづいたのか

 風をもろともしないけど

 もうすぐ 暖かな風が吹いて

 いっせいに ざわめきが始まる

 
 精いっぱいに 咲いて

 魅せるから

 いつもの道は いつもの通り

 何処までも続いて~


 
 

 
 


  

 
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~いつか、何が~

2019-02-12 | 

      

 
 いつか

 いつかと

 想う

 
 何が

 何がだろうと

 訊く


 言えないこと

 言いたいこと

 数えられないほど あって

 少しづつ

 封印してきたけど


 きっと

 これからも 変わらない


 いつか

 いつかと

 慰めながら 留めることに

 慣れているから

 今日がある

 
 ”何が”は 訊かないで~


  
 
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~雨よ!このままで~

2019-02-11 | 粘土細工

    


 
 窓辺を 密やかに 

 濡らしながら 降り続く雨

 
 いつから 濡らしてか

 いつまで 濡らすのか

 まだ 外灯の明り

 灯したままなのに 

 近くの 窓明かり

 消えたままなのに

 うす暗い 曇り空から

 音もなく 落ちて

 何もかも 包み込むように

 静寂な時を 

 作り出しているかのよう

 
 しとしと しんしん しん....

 何も語らず

 何も訊かず

 全てのもの 濡らして

 庭で木斛や欅 山茶花が

 ホッとして 晴れやかだけど

 
 いつまで 降るのか

 遠くの山並みも 住宅地も

 霞んでいるから しばらくは

 どうにもならない

 
 何故だか 冬降る雨

 心に響くような 調べに聴こえて

 呟いてしまう 

 ”もう少し このままで~”と

 
 

 

 
 

 

 
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~こころって不思議~

2019-02-10 | パソコン画

      

 
  不思議だけど
 
  こころって

  

  成長しない

  変えられない

  隠せない

  外せない

  どうにも出来ない


  
  だけど

  
  秘められる

  抱えられる

  閉まっていられる

  抑えられる

  どうにか出来る


  何を どうして

  
  こころのなかで

  静かに 飛ばし

  廻しながら

  いつか 当たり前の答え

  さがして 導き出す 

  
  こころって 不思議~
  

   

  

  

  
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~何故か、風を~

2019-02-09 | 陶芸

        

   

   何故か 
   
   風を待っている

 
  震えるほど 寒いのに

  もしかして 雨も連れて来るのに

  木立の森が 邪魔するのに

  草木や野花が 嫌がるのに


  野辺には 誰もいないけど 

  眠ったような 静けさの中で

  何かが ざわめくから

  始まりをみてみたい


  誰かが ノックして

  誰かが 開いてみる 

  何があるのか

  何が待っているのか


   風の行方

    風の強さ

     風の優しさ

      風の我が儘


  すべてを受け入れて

  風を待つ


  通り抜けて
  
  そよいで見せて

  思いっきり吹かして

  見せつけるだろう

  
  溜め息ひとつ 

  その後は


   何故か 風を待って

        風を呼んでいる
  

 http://www.senior-navi.com/シニアナビです

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