寂しい
辛い
悔しい
悲しい
腹立たしい
すべての 気持ち
何かしらの袋に入れて
風船みたいに飛ばせたら
どんなに穏やかで
いられるだろう
だけど
この感情が無くなれば
どうなる
どう生きる
なにか ひとつのことを
なにか どうでもいいのに
なにか 抑えられなくて
なにか 怒っている
こころ 心 ココロ
抑えたい
抑えられない
だからと言って
如何したい
向かったり
投げ返したり
構えたり
怒鳴ったり
留めたり
葛藤や駆け引きや愛情の
なかで
きっと 解決できるのに
ほんの いっときの怒りで
ココロをぶち壊す
得体の知れない 何か
飛ばそうとした 夢袋
長い紐から ゆらゆら揺らし
すっ~と 戻してしまう
きっと
恥かしがっている
きっと 自分が~
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窓辺を 密やかに
濡らしながら 降り続く雨
いつから 濡らしてか
いつまで 濡らすのか
まだ 外灯の明り
灯したままなのに
近くの 窓明かり
消えたままなのに
うす暗い 曇り空から
音もなく 落ちて
何もかも 包み込むように
静寂な時を
作り出しているかのよう
しとしと しんしん しん....
何も語らず
何も訊かず
全てのもの 濡らして
庭で木斛や欅 山茶花が
ホッとして 晴れやかだけど
いつまで 降るのか
遠くの山並みも 住宅地も
霞んでいるから しばらくは
どうにもならない
何故だか 冬降る雨
心に響くような 調べに聴こえて
呟いてしまう
”もう少し このままで~”と