![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/06/cb/172d626e75091d6f1c468d5a79be1893_s.jpg)
いつものように 何気ない景色が
いつものように 窓辺に広がって
いつものように 天空の空模様
風を 雨を 雲を 雪を 陽射しを
届けてくれるのか
静寂な彩りも 風音の響きも 木々の呟きも
季節の中で 何かしら伝えているようで
追いかけたいけど 何も持たないから
久々の 透き通った空気を吸ってみたい!
あの 山並みの遥か向こう
あの くすんだ空色の向こう
あの 絵画のようで動かない向こう
辿りついたなら 何かが生まれる
いいえ このままで
いいえ わからないままに
いいえ ここしかない
何処へ行こうか
永遠があつても 今を見つけられない
いつものような 景色に埋もれ
ざわめくような 気配に助けられ
何も決められないけど 窓を開けて
いつもの 景色を見ている
そう… いまを この時を~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4b/fe/661930bd1e61c68546395dec57676be5_s.jpg)
そう 淹れたての珈琲が好き
甘い香りではない
焙煎の音ではない
ほろ苦い味ではない
朝陽が射しこむからではない
もうすぐ賑やかな朝風景が広がるからではない
この ゆったりとした空間があって
誰にも邪魔されない 時があって
小窓を開けたら 流れる外気が心地よくて
古びたカセットから 懐かしの映画音楽が流れて
昨日の新聞が まだ置かれてある
いま この時に居て
何かを 夢見て
何かに 心奪われて
何かを 探して
何かに 納得して
心の旅だろうか
そんな 大げさではない
ちょっとした 心模様に
少しだけ 何かが揺れて
私が私でいられる 瞬間
優しい味の 香りの 雰囲気の
染まる 染める 染めたい
ひとときが ここにある
ひとりの ほんの小さな部屋の
珈琲タイム…だろう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/23/e934a90cfd0ea35806eb0f5700be5b9e.jpg)
何を書こうか
何を描きたい
何を追いかけて 何を探し
何処へ行こうとしているのか
わからない いま
さ迷って…いる
ここだけは 私の砦
ここには誰も入れず 誰も認めない
何かを詰めたり 解放したり
崩したり また絡めたり
何も 決められないまま
行ったり 来たり~
砦はない 解っているけど
解らないふりして 甘えてる
心のかくれんぼ
それが いま
この時の…私 誰も入れない砦の中で
私が私を守っている 唯一の部屋
解放す 解放せない
迷っている 惑わせて
いまは このままで( ^ω^)・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/77/de/47cefec3d04912b69467aacd07d61975_s.jpg)
もう12月 はや12月
あっという間にやって来た
まだまだ もっともっと 先だと
のんびり構えていたのに 駆け足でやって来て
どうしょう
どうなるだろう
何て あれこれ 嘆いて
何か 混乱している
頭の中が可笑しくなりそう
だから きちんと整理してみる
出来そうなことと 出来ないこと
何もかも 一緒にしない
ひとつづつ ひとつづつ
片付ければいい 整理すればいい
あとどの位ある 何てことは考えない
あと何日残っている 何てことも考えない
マイペースで
気の向くままで
そう 少しづつ 進めていく
何て言いながら 気落ちを慰めるように
言い聞かせている 主婦かな
愚痴… 愚痴ですよ…
「年末って、大変だ!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/4a/66cdec560a76ed40e85f9be7ae5122d9.jpg)
風に吹かれ 揺れる花びら
ひらひら ひらひら ひらりひら
何処へ行くやら 飛んでいく
山里に隠されたような 小さな池の畔
並んだ樹木の合間 すっくと立ち
季節外れに咲いていた山桜
それでも 晩秋を彩るように
薄っすら桃色で 花びらを染めて
清楚な美しさが周りを驚かせる
密やかに 咲いた花よ!
訪れる人を待っていたのだろうか
旅する私を優しく迎えて~
池の水面に舞い落ちた花びら
綺麗な姿で水に映り込み
天の蒼さや白い薄雲まで 惑わせ
浮船のように漂う
どうして
咲く時季を間違えたのだろう
暖かな春を待てないで 散っていくなら
残った緑の葉や幹 あまりにも寂しい
風に飛ばされ 後を追う花びら
旅の ご褒美かも知れない
花吹雪に送られる喜び
心を揺さぶってしまう…
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窓辺の朝焼け 夜明け色に煌めいているのが好き
山並みの向う 何があるのか想像するのが好き
やっと紅く染まった我が家のモミジ 照れているようで好き
隣の住宅地 子供たちの笑い声が聞こえてくるのが好き
外套の明かりが消えて 小路の野花がおどけているようで好き
部屋のカーテーン開けると 空や雲や樹や庭や吐息
広がっているのを見るのが好き
何も考えない 何も…たまたま何て言いながら
珈琲を淹れて カップを選ぶのが好き
下らないことばかり言って 少しの間のリラックス
香りも濃くも旨さも 「珈琲が最高」と言うのが好き
いつも朝は早起きで ”空色の彩り” 気分が変わって好き
テレビをつけたら 大谷選手がMVPに予想通り選ばれていたよ❕
ヤッタ~ 超嬉しい❣ 元気になれそう‼ 何て若くはないのに~
もう終わりにします。有難う
(そう ”朝焼けが好き” 言いたかっただけなのに…)
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何処へ行こうと
何処にでも咲いて
いつでも 待っている
野辺に咲いた 彼岸花
繊細で折れそうな 花びら
風に吹かれたら 折れそうでも
真直ぐ伸びて 花芯は守られ
以外に強くて 咲誇る
伝説や迷信 数々あるけど
真赤な花びら
線香花火や 鬼火のようでもあり
さまざまな表情や姿が 見る人に
どのようにも 映って
不思議な花
秋空のもと
白い雲を追いかけ
風や陽を呼びながら
仲間と一緒に 誰を待ってか
揺れている
さあ 何処まで行こう
散歩道を歩きながら 語りかけて
つい 立ち止まってしまうけど
辺りいちめん 広がって
楽しませてくれる
季節に咲いて 季節を彩り 季節を飾る
だから 何処でも 彼岸花・・・・
「今年も会いに来たよ~」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1b/f3/ce4c8f977dd6cf12e4249683bb127553_s.jpg)
眩いほどの陽射しが
澄み切った蒼空 光の屑を
散りばめたように輝き
やっと 季節は元通り
真っ白な雲が 風を呼んで
ふんわり ふわふわ 飛んで行く
いつ頃だっただろう
想像を超える 山崩れや河川の氾濫
長雨や集中豪雨の影響で 列島各地が
甚大な被害を被った さらに
追い打ちをかける出来事
コロナ感染の猛威が治まらず
多くの人々を 恐怖と不安の中で
苦しめている
自然との共存と共生のなか
抵抗できない無力さ 弱さに
苛立ちが募り 怒りさえも・・・・
行き場のない想い 何処へぶつけようか!
陽が煌めき
風がそよぎ
草木がいきづく
いつもなら 自然の優しさに触れ
いつもなら 穏やかでいられるのに
いつもと違う夏が過ぎて これから
何処へ向かうのだろう~