心もよう

 ・趣味の粘土細工、陶芸、パソコン画、
  詩などの紹介をしたい
 ・友達づくり

いつもの朝へ

2022-02-09 | 粘土細工
       


小さな出窓
 
いつもの朝 いつも通り

何も言わないまま いつもの景色を

そっと 醸し出して

わずかな陽射しと 薄雲と 梢の間をそよぐ風と 澄んだ蒼空が

窓辺で呼んでいるみたい

二月の宙 いつもと

何が違うのか 解らないけど

変われない 変わらない 私という名の私を

このまま そっと

いまの いつもの 

天に委ねて 飛ばしてみたら 

吐息の後で 誘われている 

いつものなかに 

出て行けるだろうか?




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新年に向かう

2021-12-31 | 粘土細工
         
 
  いま この時を待って
  いままでの私と決別したいことがある
  
  全てを否定してはいない
  老いを感じているからではない
  現状を諦めたからではない
  何かに縋りたい訳でもない

  沸々湧き上がる 何かが生まれ
  優柔不断な私から 気持ちを強く持ち
  新年に向かう 
  
   ”何かを 始める”…と
  心を無にして 秘めている約束
  それは言えないけど 一歩踏み出すつもり

  遅すぎるかな?
  明日を見つけて いまを 大切に生きる 
  ゆっくり のんびり 焦らず 慌てず 自然体で~ 
  
   さあ 新しい年が始まるよ!

  (毎年懲りずに、当たり前のことを言っているだけ~
    ブログへの訪問有難う。来年も宜しくね)
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いつものように

2021-12-27 | 粘土細工
         



 いつものように 何気ない景色が
 いつものように 窓辺に広がって
 いつものように 天空の空模様
 風を 雨を 雲を 雪を 陽射しを
 届けてくれるのか
 
 静寂な彩りも 風音の響きも 木々の呟きも
 季節の中で 何かしら伝えているようで 
 追いかけたいけど 何も持たないから
 久々の 透き通った空気を吸ってみたい! 

  あの 山並みの遥か向こう
    あの くすんだ空色の向こう
      あの 絵画のようで動かない向こう
   辿りついたなら 何かが生まれる

 いいえ このままで
 いいえ わからないままに
 いいえ ここしかない

 何処へ行こうか 
 永遠があつても 今を見つけられない 
 いつものような 景色に埋もれ
 ざわめくような 気配に助けられ
 何も決められないけど 窓を開けて
 いつもの 景色を見ている

 そう… いまを この時を~

 
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心模様

2021-12-17 | 粘土細工
        
         


そう 淹れたての珈琲が好き
    
    甘い香りではない
    焙煎の音ではない
    ほろ苦い味ではない
    朝陽が射しこむからではない
    もうすぐ賑やかな朝風景が広がるからではない
    
 この ゆったりとした空間があって
    誰にも邪魔されない 時があって
    小窓を開けたら 流れる外気が心地よくて
    古びたカセットから 懐かしの映画音楽が流れて
    昨日の新聞が まだ置かれてある

 いま この時に居て
    何かを 夢見て
    何かに 心奪われて
    何かを 探して
    何かに 納得して

    心の旅だろうか
    そんな 大げさではない
    ちょっとした 心模様に
    少しだけ 何かが揺れて
    私が私でいられる 瞬間

      優しい味の 香りの 雰囲気の
      染まる 染める 染めたい
      ひとときが ここにある
      ひとりの ほんの小さな部屋の
      珈琲タイム…だろう 
    
   


    
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心のかくれんぼ

2021-12-08 | 粘土細工
         

 何を書こうか
 何を描きたい
 何を追いかけて 何を探し
 何処へ行こうとしているのか
 わからない いま
 さ迷って…いる

 ここだけは 私の砦
 ここには誰も入れず 誰も認めない
 何かを詰めたり 解放したり
 崩したり また絡めたり
 何も 決められないまま
 行ったり 来たり~
 砦はない 解っているけど
 解らないふりして 甘えてる
 心のかくれんぼ

 それが いま
 この時の…私 誰も入れない砦の中で
 私が私を守っている 唯一の部屋

 解放す 解放せない
 迷っている 惑わせて
 いまは このままで( ^ω^)・・・

  
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もう12月、はや12月かな

2021-12-04 | 粘土細工
       


もう12月 はや12月
あっという間にやって来た
まだまだ もっともっと 先だと
のんびり構えていたのに 駆け足でやって来て
どうしょう
どうなるだろう
何て あれこれ 嘆いて
何か 混乱している
頭の中が可笑しくなりそう

だから きちんと整理してみる
出来そうなことと 出来ないこと
何もかも 一緒にしない
ひとつづつ ひとつづつ
片付ければいい 整理すればいい
あとどの位ある 何てことは考えない
あと何日残っている 何てことも考えない

マイペースで
気の向くままで
そう 少しづつ 進めていく
何て言いながら 気落ちを慰めるように
言い聞かせている 主婦かな
愚痴… 愚痴ですよ…
「年末って、大変だ!」



 
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晩秋に咲いた山桜

2021-11-24 | 粘土細工
        


  風に吹かれ 揺れる花びら
    ひらひら ひらひら ひらりひら
     何処へ行くやら 飛んでいく
  
  山里に隠されたような 小さな池の畔
  並んだ樹木の合間 すっくと立ち
  季節外れに咲いていた山桜 
  それでも 晩秋を彩るように 
  薄っすら桃色で 花びらを染めて 
  清楚な美しさが周りを驚かせる
  密やかに 咲いた花よ!
  訪れる人を待っていたのだろうか
  旅する私を優しく迎えて~

   池の水面に舞い落ちた花びら
   綺麗な姿で水に映り込み
   天の蒼さや白い薄雲まで 惑わせ
   浮船のように漂う

   どうして 
  咲く時季を間違えたのだろう
   暖かな春を待てないで 散っていくなら
    残った緑の葉や幹 あまりにも寂しい
  
   風に飛ばされ 後を追う花びら
    旅の ご褒美かも知れない 
     花吹雪に送られる喜び 
  
      心を揺さぶってしまう…

 
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そう~何が好きかって

2021-11-20 | 粘土細工
        



  窓辺の朝焼け 夜明け色に煌めいているのが好き

  山並みの向う 何があるのか想像するのが好き

  やっと紅く染まった我が家のモミジ 照れているようで好き

  隣の住宅地 子供たちの笑い声が聞こえてくるのが好き

  外套の明かりが消えて 小路の野花がおどけているようで好き

  部屋のカーテーン開けると 空や雲や樹や庭や吐息
   広がっているのを見るのが好き

  何も考えない 何も…たまたま何て言いながら
   珈琲を淹れて カップを選ぶのが好き

  下らないことばかり言って 少しの間のリラックス
    香りも濃くも旨さも 「珈琲が最高」と言うのが好き

  いつも朝は早起きで ”空色の彩り” 気分が変わって好き

  テレビをつけたら 大谷選手がMVPに予想通り選ばれていたよ❕
   ヤッタ~ 超嬉しい❣ 元気になれそう‼ 何て若くはないのに~ 
    もう終わりにします。有難う

   (そう ”朝焼けが好き” 言いたかっただけなのに…)

  

  
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風に舞う花びら

2021-11-10 | 粘土細工

          


 
 
 ひらり ひらひら ひらひら…
 
 風に吹かれて 舞い散る花びら
 薄桃色に染めて 鮮やかに
 咲いて魅せる 満開の山桜 
 散らされたなら 何処まで 
 飛んでいく~

 山里に隠れるように 樹木の間
 季節外れに咲いた花 1本だけ
 密やかに咲いて 訪れる人を
 待っていたのだろうか 
 晩秋を彩り 清楚だけど 
 それでも ひときは目立って

 何故に 季節を間違えて咲いたのか
 周りを包み込んでも 厳しい寒さを
 乗り越えられないかも知れない
 空を仰ぎ 風に揺れ 木漏れ日に
 戯れながら 風のなか
 精いっぱい咲いて 花びらを飛ばす
 最後の舞台を飾り 寂しく散って~
 
  
  
 

 
 

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不思議のなかで~

2021-10-09 | 粘土細工
     
 
 何故だか ”不思議”

 言葉だろうか
 空間だろうか
 空気感だろうか
 得体の知れない無力だろうか
 追いかけられない力だろうか
 どこにもない新鮮さだろうか
 掴めない未知のものだろうか
 あいまいにしたい 都合のいい単語だろうか
 
 見つけたいのに 見つからない
 探したいのに 探せない
 とどかない とどけられない
 気になるけど 気にしてない
 わからない わかりたくない
 
 不思議の 言葉 間 感覚 単語 気持ち 心・・・・世界

 いま 不思議のなかにいて
 答えのない 答え
 捜して…いる~

 
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不思議な彼岸花

2021-10-03 | 粘土細工
        


何処へ行こうと
 何処にでも咲いて
  いつでも 待っている
   野辺に咲いた 彼岸花
    
 繊細で折れそうな 花びら
  風に吹かれたら 折れそうでも
   真直ぐ伸びて 花芯は守られ
     以外に強くて 咲誇る

  伝説や迷信 数々あるけど
  真赤な花びら 
  線香花火や 鬼火のようでもあり
  さまざまな表情や姿が 見る人に 
  どのようにも 映って
  不思議な花

  秋空のもと
  白い雲を追いかけ
  風や陽を呼びながら
  仲間と一緒に 誰を待ってか
  揺れている

  さあ 何処まで行こう
  散歩道を歩きながら 語りかけて
  つい 立ち止まってしまうけど
  辺りいちめん 広がって
  楽しませてくれる
 
  季節に咲いて 季節を彩り 季節を飾る
  だから 何処でも 彼岸花・・・・
  
   「今年も会いに来たよ~」
 
   
 
   
 
 

  












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いつもと違う夏に・・・

2021-10-01 | 粘土細工
      
      

 
  眩いほどの陽射しが
 澄み切った蒼空 光の屑を
 散りばめたように輝き
 やっと 季節は元通り
 真っ白な雲が 風を呼んで
 ふんわり ふわふわ 飛んで行く

 いつ頃だっただろう
 想像を超える 山崩れや河川の氾濫
 長雨や集中豪雨の影響で 列島各地が
 甚大な被害を被った さらに 
 追い打ちをかける出来事
 コロナ感染の猛威が治まらず
 多くの人々を 恐怖と不安の中で
 苦しめている

 自然との共存と共生のなか
 抵抗できない無力さ 弱さに 
 苛立ちが募り 怒りさえも・・・・
 行き場のない想い 何処へぶつけようか!
  陽が煌めき 
   風がそよぎ 
    草木がいきづく
 いつもなら 自然の優しさに触れ
 いつもなら 穏やかでいられるのに
 いつもと違う夏が過ぎて これから
 何処へ向かうのだろう~

 
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いま、何を語ろうか!

2021-09-19 | 粘土細工
       

 
  何を書こう
   何を語ろう

 そう 問いかけながら
 私が私を見つめている
 外は雨 いつ頃から
 降っているのか
 雨音に起こされ
 部屋のカーテン 開けて

 灰色の雨空 
 どんより暗い雲を 敷き詰めて 
 山並みも 土手も あぜ道も 近くの電燈も
 隠してしまったようだ
 
 窓辺で 
 いつもの風景が広がり
 欅や草花に宿った雫が
 透明な輝きを放ち 爽やかに
 輝いて魅せ 呼んでいる
 何かが 躍動して
 何かに 話しかけて
 雨音が 少しづつ 少しづつ
 大人しくなって 
 雨の香り 解き放つ 

 さあ~ 素直になって 
 何かを見て 何を描き 何を書く 
 白いページに・・・・向って
 いま~


 
 
 
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窓辺の不思議な空色

2021-09-17 | 粘土細工
      



何時だったか
どんよりした雨空が
好きだと言ったけど
今朝の曇り空 これでもかと
言わんばかりの 雨色で
何だか 哀しそう~

このところ いつも雨模様
風も 雲も 陽も 樹も 香りも  
やけに 出しゃばるように隠し
悠々と 何処までも広がり
それでも 何かを待っている

青空が見たい!
雲一つない空に会いたい!

不思議な空色が 心を揺さぶり
抜けるような青さのなかで
さがしものを見つけたい
そう・・・・ 窓辺でいつも
繰返される想いを乗せて
追いかけているから~
 


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いつも 風のなかに~

2021-09-14 | 粘土細工
       

 
 いつも 風のなか

 陽射しをさけて
 木漏れ日の合い間
 静かに 通り抜ける風
 流れて 止まり 瞑想して 留まり
 暴れて また流れる
 
 雲をさがしながら
 木々や草花や小鳥や
 声かけながら
 
 メルヘンの森で 
 人を寄せつけず 
 空想の世界 吐息の風間
 
 其処に居るのは 
 風の精だけ・・・・
 ゆっくり ゆっくり
 夢が舞い 夢が飛び 夢と遊ぶ 

 現実との空間で 
 創造か 想像か
 風を待ち 風と戯れ
 
 そう いつも 風のなか~
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