心もよう

 ・趣味の粘土細工、陶芸、パソコン画、
  詩などの紹介をしたい
 ・友達づくり

~まずは、珈琲タイムで~

2018-06-08 | 

     

 ほら! 

 目覚めの朝日が

 覗いているのか お部屋の

 木製のテーブルまで 射した光が

 反射して 広がり

 木漏れ日のような 贈り物に

 梅雨が 何処かへ

 行ってしまったようだ

 
 暖かい温もり

 優しい吐息

 当たり前の 朝の風景に

 ふと

 ”そうなんだ”~何て

 納得してしまう


 
 風も吹かず

 雲間もない

 爽やかな 初夏の香りに

 草木たちも 庭で呼んでいる

 
 さあ! 何から始める?

 まずは 珈琲タイムで~
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~野あざみとお喋り~

2018-06-07 | 

      

 いつもの 散歩道

 誰かを待っていたのか

 誰かに会いたいのか

 ひっそり咲いていた 野あざみ

 
 雑草に紛れて 

 隠れるように 隠されるように

 咲いて 

 だけど  見つけて欲しい

      見て欲しい

 
 野道にまで 広がって   

 さかんに ”待っていたよ”と 

 誘っているみたいで


 優しく 揺れて

 優しい 仕種で

 何かを 話しかけるように 

 揺れるから

 しばらく 足を止めて

 空と 風と 雲と 野草と

 お喋りしている~
 

 

 

  
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~雨の妖精~

2018-06-06 | 

     

 何処からともなく
 聴こえてくる 雨音
 心沈めて 
 聴いている

 何かしらの 不思議な調べは
 風を揺する声にも似て
 響いて 轟かせて 届く

 止まない雨
 止みそうにない雨
 傘の群れが 遠くに見えて
 曇り空が 青黒く広がる

 いつまで
 いつまで 続くのか
 誰か 知っていたら
 教えて欲しい
 
 先ほどから
 軒先で 窓を叩くような
 雨音がするから
 もう少し 大人しくしていたら
 雨の妖精にでも 出会ったような
 優しい気持ちに
 なれるだろうか?
 
 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~紫陽花の雨~

2018-06-05 | 

       

 
 何時から 降り始めたのか
 
 密やかに 雨音をたてながら

 降りしきる雨

 
 窓辺の紫陽花が やっと薄紫や青で

 そっと水化粧をして お目見えしたのに

 隠してしまい 泣いているのか

 いいえ 

 艶やかで 鮮やかに咲いて

 これから 少しづつ

 変わりゆく色彩を 見て欲しいと

 得意顔


 毎年咲いて 表情豊かに

 楽しませてくれるから 周りで

 樹木や草花が 引き立て役

  
 いつまで続くのか 長雨の季節

 生きづかせ

 生きづいて

 周りを包み込みながら 

 潤し 恵み 活気づけているから

 雨音を調べのように 

 聴いてしまうのは 何故?
  

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~雑草よ!~

2018-06-04 | 粘土細工

    

  

  おまえは
  
  憎たらしいほどに 蔓延って
  憎たらしいほどに 居座って
  憎たらしいほどの 勢いで
  憎たらしいほどに 成長する

  野辺でも 
  街中でも 
  道端でも 
  花壇でも

  居ついたら 離れない 
  強い 激しい 負けない
  しろもの

  だから いま
  思いっきり 格闘しょうと
  抜き始めたけど 
  畑で偉そうに 野菜の苗を取り囲み
  何だか わからないほど混在させて
  知らぬ間に逞しく 踏ん張っている 
  苗を追い抜くほどに 大きくなって 
  我が物顔
  
  どうするつもり?

  だからって
  私も 負けない

  雨で柔らかくなった土に 
  隙間がないほど
  遠慮なく生えているから 
  どちらが勝つか 何て 
  必死になってしまう

  名もなき草 雑草の
  強い生命力は 見上げたもので
  生きるための戦いは 
  勝ちたいと想うけど 
  中々勝たせてくれない
  
  どうしても 抜いてしまいたいから
  今日の所は 負けてくれないかな~

  雑草よ!

  
  
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~嘘みたいな碧空~

2018-06-03 | 

    

 何処からか
 陽射しが 届いて

 昨日の雨が 
 嘘みたいな碧空に
 思わず 歓声をあげて
 大げさな声で
 叫んでしまった

 逃げてしまったのか 
 そんなはずのない 
 梅雨と言う名の雨空
 出来たら しばらくは 
 お休みして欲しいけど....

 青葉を揺する風 
 煌めく 光のシャワー 
 息づいた 樹木や草花
 吐息の虫たち

 何もかも 
 生きいきと
 映って 

 風の調べ
 木々の囁き
 草花の匂い
 雲の流れ

 小窓から 眺める空に
 呼びかけて 
 ”もう少しだけ このままで”と
 言ってみたい
 
 もうすぐ 追いかけるから
 もう少し 待っていて
 澄んだ空の行方
 今しか 確かめられない~

 
  

 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~このままで~

2018-06-02 | 

     


 もう少しだけ 

 伝える言葉があれば

 何を話そう


 もう少しだけ 

 時間を止められるなら

 何を伝える


 もう少しだけ

 弱虫を曝け出して 

 何に許される


 もう少しだけ 

 事態を中途半端にして 

 何を隠せる 


 もういいや!

 何もかも 全てを元に戻しても

 何も変わらない

 変われないから ありのまま

 やたらと 騒いでいる

 このままで~
  

 

 
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~少しずつ、少しずつ~

2018-06-01 | 粘土細工
 


 

 寝床の カレンダー

 捲りながら 

 少しずつ 少しずつ.... 

 過ぎ去る年月に 何故だか

 過ぎた日々や 時間より

 これから 待ちうける先を 未来を

 受け止めるようになった


 確実も 現実も

 憧れも 希望も

 未来も 過去も

 成功も 失敗も

 運命も 宿命も

 
 みんな 凝縮された 老いの証

 ”だから どうした”何て言わないで

 受け止めるしかない 

 1枚めくれば  また1枚

 やはり 歯車が回っているのを

 認めるしかない 優れもの

 
 さあ 次を捲るまで 

 どう 過ごして行こうか~


 
 
 
 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする