こんなCDを買った!聴いた!

最近購入した、または聴いたCDについて語ります。クラシック中心です。

チェリビダッケだ!

2006年06月25日 18時11分22秒 | チャイコフスキー
最近、このブログの更新が滞ってます。反省してます。仕事のせいにするのもいけませんね。先週末は、叔父が逝去しまして、岡山に帰ってお葬式その他に行っておりました。その時に、東古松のBOOKOFFでチェリビダッケのチャイコフスキーの交響曲第5番を見つけて買いました。1250円也。実は半月ほど前に知人と話していたときに、知人曰わく「チャイコフスキーのバレー音楽でも聴こうと思ってるんやけど…」。これに対して、「チャイコフスキーなんてよう聞くなあ。あんなん堪えられへんわー」。すんません。CDを買ってしまいました。でも、チャイコフスキーって、1回聴いたら、もうええわ!ってなりません?。十代の頃は悲愴を聴いて涙した?記憶もありますが、トンと聞きませんね。とはいえ、おそらく家中には、チャイコフスキーのCDは二十枚以上あると思いますが。
その交響曲第5番ですが、いい曲ですね。コンサートなんかで聴いたら、さぞ聴き応えのする曲でしょう。しかし、車なんかで聴いたら、全曲を聴くのはしんどかったり…。まあ、これも演奏によって変わるでしょうね。今回のチェリビダッケの演奏は、テンポがたいそうゆっくりで、これはこの人の持ち味でしょう。全曲で約56分かかります。こういった通常とは異なる部分が際だつ演奏は、このように聞き飽きる傾向の強い曲にはいいかもしれません。そして、チェリビダッケは、オーケストラのコントロールが抜群ですね。完璧に手中におさめての演奏は、ひとつの狂いもないものになっています。また、楽譜の読みが深いと思うのは、こんな曲や音があったんだ、というシーンがよく見られます。加えて、演奏が皮相的にならす、そんなことからも飽きがきませんね。そして、旋律はたいそう美しいものになってます。
その昔、1977年に読売日本交響楽団を振りに、初めて日本に来はったときのことが、思い出されました。

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