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2021年、回顧と展望

2021年12月31日 10時13分38秒 | その他
年末に楽しみにしていたTV番組に、NHKの「ニューズ・ハイライト」と「スポーツ・ハイライト」がありました。一年を振り返るには格好の番組で、毎年録画していたのですが、もう放送されなくなって長いですかねえ。なぜなくなったんでしょう。何かの政治的判断かクレームがあったか…。ただ、唯一残っているハイライト番組が、「クラシック名演・名舞台2021」。今晩も放送あります。これを見て、一年を振り返ることにしたいです。

さてさて、2021年も今日でおしまい。このブログも一年間、いろんな曲や演奏を取り上げてきました。今回は恒例の今年の回顧と展望であります。今年も、毎週日曜日の夜の11時半以降に更新をいすることを心掛けてきました。全部で53回の更新。ほぼ、所期の目的は達成されましたねえ。まあ、手前みそになりますが、一年間ご苦労さまでした(笑)。

といっても、毎年それほどの変化があるわけではありません。上位は、常にベートーヴェンとモーツァルト。ただ、昨はベートーヴェンが1位だったのが、今年はかなりの差をつけてモーツァルトが1位。そして、5位以内を見ると、シューベルト、ハイドン、JSバッハ、ブラームスと、まあ毎年の常連であります。意外に少なかったのがブルックナー。今年は2回のみでした。マーラーに至ってはなし、ということでしたね。モーツァルトについては、年明けから3月まで8回連続で取り上げたこと、そしてハイドンも8~9月にかけて4回連続がありました。これらが影響していることであります。まあ、聴く作曲家も大きな変化はないのでありました。ただ、例年になかったのが、CPE.バッハでありました。この人の作品は、近年よく聴いていまして、今年は取り上げていませんが、ヘンデル、テレマンとならび、最近のマイ小ブームであります。

また、ジャンルについては、交響曲が例年より少し少なくなりましたが、その分、少し増えたのが協奏曲。モーツァルトの4回、バッハ親子の4回が効きました。器楽曲も、シューベルトの4回のピアノ・ソナタがありました。例年そうなのが、管弦楽曲がなし。これは元々聴かないというか、それほどの曲がない?ことでもないのでしょうが、なしでありました。

そして、演奏家についても、バラバラなんですが、意外にトップがコリン・デイヴィスの4回。普段からよく聴いている指揮者でもないのですが、モーツァルト交響曲が印象的でしたかね。他は、カラヤン、シュタイア、ヒューイット、ワルター、リヒター、トスカニーニ、朝比奈さんが2回、ということでした。

さてさて、来年ですが、やはりマイ小ブームの、ヘンデル、テレマン、CPE.バッハを聴いていきたいと、今は思っています。また、コロナ禍でご無沙汰だった演奏会にも今年はそろそろ行きたいなと思っています。特にオペラを見に行きたいのですが、3月の東京での『ローエングリン』は、行きたいけど無理でしょうねえ。ですので、近場で考えています。

今年もいろんな曲を聴いて、いいなあ、とか感動したとか、枚挙に暇がない、といったところでしょうか。やはり音楽を聴いて、いいなと思う喜びと充実感、これをこれからの人生にも大切にしていきたいと思います。

最後に、今年最も感動した音楽。ブログでも述べましたが、サイモンとガーファンクルの『霧のブリーカー街』でした(笑)。涙がでました…(笑)。

ということで、今年もいろいろとお世話になりました。ご高覧いただきありがとうございます。来年こそは、コロナ克服の年になるといいですね。よいお年をお迎え下さい。

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