先週末から調子が悪いです。右膝が痛い。曲がらない。正座ができません。新しい靴に替えたこと関連あるのか、走りすぎなのかわかりませんが、もう一週間も走れません。とほほ。新しい靴を履いたときに、ソールが硬いかなと思ったのですね。そして3回くらい履きましたが、そのあとこの始末。4月は少しオーバーワーク気味だったのですが、家人などは安物を買うからや、とか。確かにこれだけの距離を走るならそれなりのものを、とは思うのですが…。検討課題としましょう(笑)。
そんなこんなで、今回はヘンデルのリコーダー・ソナタであります。ヘンデルのこの種の曲がどれくらいあるかはよくわかりませんが、よく一般に言われているのは、作品1と言われる、独奏楽器(トラヴェルソ、リコーダー、オーボエ、ヴァイオリン)と通奏低音のためのソロ・ソナタ集の中のリコーダーの曲を指します。この作品1というのは、HWV番号(ヘンデル作品主題目録番号)の357から425番の室内楽曲(独奏楽器のためのソナタ)の中から、15曲から構成されています。
その中で、リコーダー・ソナタは、①ト短調360(作品1-2)、②イ短調362(作品1-4)、③ハ長調365(作品1-7)、④ヘ長調369(作品1-11)の四曲となります。そして⑤ニ短調367a、⑥変ロ長調377のフィッツウィルアム・ソナタ(1947年にケンブリッジのフィッツウィリアム博物館のヘンデルの手稿譜の中から発見されたもの。当初3曲とされていたが、現在は1番と3番の2曲とされている)を加えて、全部で6曲ということになるんでしょうかね。これらは作品番号・HWV番号がどちらか片方しか記載されていない場合や、どちらもない場合などがあり、なかなか班別し難いのでありました。このように整理すればわかりやすいですかねえ。
そして今回のCDは、エリック・ボスグラーフ(リコーダー)、フランチェスコ・コルティ(チェンバロ)によるもの。2008年6月23,24日の録音です。これには、前述の6曲に加えて、へ長調HWV358のソナタが収められています。この曲は楽器の曲の指定はないようですが、技巧的な特徴からヴァイオリンによるものとされています。ここではソプラノ・リコーダーによって演奏されています。
さて、この演奏ですが、このふたりはテレマンのソナタなどでも共演しており、なかなか息もぴったり、というかこの演奏では、むしろ競演であり、いい意味での競い合いが聴けるようです。リコーダーとチェンバロだけという構成もその印象を強めています。ボスグラーフの演奏、リコーダーの力を最大限に誇示するように、ヘンデルの豊かな旋律を歌い上げます。もっと大胆な展開も、と思いところはありますが、曲に向き合う生真面目さがにはとても好感が持てますね。実に豊かな音量で誠実な演奏であります。そしてコルティのチェンバロ、これがまた雄弁ですよね。時にはリコーダーを食ってしまいそうな勢いも非常によい。両者の緊張感もなかなかであります。
ヘンデルの曲は、奥が深い。聴き込んでいくといろんなことを感じますね。豊かな曲想であり、オペラやオラトリオを連想させます。私はゆったりめの曲が好きですが、この中では③が一番いいな、と思います。5楽章からなりますが、緩急ともに最もヘンデルらしいよさにあふれています。第1楽章ラルゲットのリコーダーが澄み切った美しさを奏でます。急でも第5楽章アレグロなど、ヘンデルらしさら躍動感もって歌われています。⑤も7楽章からなりますが、リコーダーの生気に満ちた表情や活気あるチェンバロが、とても気持ちを惹きつけてくれます。全曲聴いて、何度も繰り返し聴きたくなるのでありました。
マリーンズ、今日も負けて、ファイターズに負け越し。なんでもチーム防御率は1点台で十二球団トップ。先発投手の防御率も1.4。素晴らしいですが、それでもこれだけ勝てないことは、如何に貧打か!マーティンも二軍へ。なんとかバッターの奮起が欲しいです。
(BRILLIANT BRL93792 2009年 輸入盤)
そんなこんなで、今回はヘンデルのリコーダー・ソナタであります。ヘンデルのこの種の曲がどれくらいあるかはよくわかりませんが、よく一般に言われているのは、作品1と言われる、独奏楽器(トラヴェルソ、リコーダー、オーボエ、ヴァイオリン)と通奏低音のためのソロ・ソナタ集の中のリコーダーの曲を指します。この作品1というのは、HWV番号(ヘンデル作品主題目録番号)の357から425番の室内楽曲(独奏楽器のためのソナタ)の中から、15曲から構成されています。
その中で、リコーダー・ソナタは、①ト短調360(作品1-2)、②イ短調362(作品1-4)、③ハ長調365(作品1-7)、④ヘ長調369(作品1-11)の四曲となります。そして⑤ニ短調367a、⑥変ロ長調377のフィッツウィルアム・ソナタ(1947年にケンブリッジのフィッツウィリアム博物館のヘンデルの手稿譜の中から発見されたもの。当初3曲とされていたが、現在は1番と3番の2曲とされている)を加えて、全部で6曲ということになるんでしょうかね。これらは作品番号・HWV番号がどちらか片方しか記載されていない場合や、どちらもない場合などがあり、なかなか班別し難いのでありました。このように整理すればわかりやすいですかねえ。
そして今回のCDは、エリック・ボスグラーフ(リコーダー)、フランチェスコ・コルティ(チェンバロ)によるもの。2008年6月23,24日の録音です。これには、前述の6曲に加えて、へ長調HWV358のソナタが収められています。この曲は楽器の曲の指定はないようですが、技巧的な特徴からヴァイオリンによるものとされています。ここではソプラノ・リコーダーによって演奏されています。
さて、この演奏ですが、このふたりはテレマンのソナタなどでも共演しており、なかなか息もぴったり、というかこの演奏では、むしろ競演であり、いい意味での競い合いが聴けるようです。リコーダーとチェンバロだけという構成もその印象を強めています。ボスグラーフの演奏、リコーダーの力を最大限に誇示するように、ヘンデルの豊かな旋律を歌い上げます。もっと大胆な展開も、と思いところはありますが、曲に向き合う生真面目さがにはとても好感が持てますね。実に豊かな音量で誠実な演奏であります。そしてコルティのチェンバロ、これがまた雄弁ですよね。時にはリコーダーを食ってしまいそうな勢いも非常によい。両者の緊張感もなかなかであります。
ヘンデルの曲は、奥が深い。聴き込んでいくといろんなことを感じますね。豊かな曲想であり、オペラやオラトリオを連想させます。私はゆったりめの曲が好きですが、この中では③が一番いいな、と思います。5楽章からなりますが、緩急ともに最もヘンデルらしいよさにあふれています。第1楽章ラルゲットのリコーダーが澄み切った美しさを奏でます。急でも第5楽章アレグロなど、ヘンデルらしさら躍動感もって歌われています。⑤も7楽章からなりますが、リコーダーの生気に満ちた表情や活気あるチェンバロが、とても気持ちを惹きつけてくれます。全曲聴いて、何度も繰り返し聴きたくなるのでありました。
マリーンズ、今日も負けて、ファイターズに負け越し。なんでもチーム防御率は1点台で十二球団トップ。先発投手の防御率も1.4。素晴らしいですが、それでもこれだけ勝てないことは、如何に貧打か!マーティンも二軍へ。なんとかバッターの奮起が欲しいです。
(BRILLIANT BRL93792 2009年 輸入盤)
走りすぎは注意ですが、走れるのはうらやましいです。私はトレッドミルを上り坂2%、6.5km/hで歩くのがせいぜいです。
膝の調子もありますが、諸事情でもう10日ほど走っていません。今週末あたりには走れたらと思っていますが、どんなもんしょうか。持続することが市場大事ですね。
また、ご教示ください。