こんなCDを買った!聴いた!

最近購入した、または聴いたCDについて語ります。クラシック中心です。

サラ・ブライトマンをBGMに

2013年02月25日 00時07分12秒 | クラシック以外の音楽
二週間のご無沙汰でした。なかなか仕事が忙しくて…、でありました。年度末を控えて、いろんな点で忙しい毎日であります。ほんとに仕事が来るときは、一遍に来ますねえ。朝の6時15分くらいに家を出てますが、少し明るくなってきています。相変わらず寒い毎日ですが、春は少しずつですが、着実に近づいていますね。そろそろオープン戦も始まりました。その前にはWBCがありますが、これはほとんど興味ないですから…。

この二週間、まったく音楽を聴かなかったわけでは、決してありませんでした。CDもそれなりに買いましたね。そうは言っても、確かにそれほど聴いていなかったとも、今思っています。 そんな中で、最もよく聴いていたのは、なんとサラ・ブライトマンでありました。この人、ミュージカルに出演されていたのち、歌手として大活躍。ほんとうに綺麗な歌声で、クラシックのリートやオペラのアリアも歌われています。

なぜ、サラ・ブライトマンを聴いたかというと、少々事情を説明します。というのも、昨年末に東北に震災ボランティアに行ったといいましたが、その記録を残しておかねばならないというになり、加えてどんなことをやったかを報告会で話しすることになりました。最初はそこまでは考えていたかったのですが、それならば、ということで少々調子に乗りまして、ビデオを製作しちゃえ!ということになったのです。

といっても、そんな複雑な物でもなく、写真を継ぎ合わせるだけのもので、作成するソフトもウインドウズに付いているムービーメーカーです。このムービーメーカーってのは、簡単にビデオムービーが製作でき、欲を言えばキリがないですが、難しい効果をつけたりするつもりも、意欲もない私に取っては十分すぎる、スグレものなんですね。長さも、約十分くらいのものを先週の日曜日に作り始めて、その日のうちに出来たのですが、それからいろいろと改良していって、木曜日になんとか完成しました。

そのビデオのBGMに使ったのが、サラ・ブライトマンの歌だったのです。使った曲は、①「私を泣かせて下さい」(ヘンデル)、②「アベ・マリア」(シューベルト)、③「アテッサ」(マスカーニ)の三曲でした。「アテッサ」は、かの『カヴァレリア・ルスティカーナ』も間奏曲に歌詞を付けたものです。どれも、ブライトマンの美声がこれでもかこれでもかと聴くことの出来るもので、正に天上の世界を再現してくれるようなものです。しかし、上手いですねえ。確かに曲にによっては、本来の歌手には及ばないと思ったりするところもありますが、この三曲については、私は、申し分ありません。天上の美声に酔わせてくれ、震災の厳しい現実から暫しの休息を与えてくれるように思いますし、それが狙いでもありました。写真に参加者の感想をテロップで流したのですが、なかなかそんな音楽と相俟って、非常に感動的なものになったのでした。私などは出来上がりを見て、感動して涙を流したのでありました(笑)。実際に、見ていただいた人の中には、涙を流した人もいたのでした。それはともかく、これらの音楽を聴くと、ボランティアの写真が浮かんでくるということになって、私にとっては、忘れられないものになったのでありました。

サラ・ブライトマンの三曲が入っているCDですが、「アマルフィ ~サラ・ブライトマン・ラヴ・ソングス~」というCDです。これは映画『アマルフィ 女神の報酬』のメイン・テーマとなった代表作を中心に編まれたラブ・ソング19曲のCD。全編、美声に酔いしれるCDです。ただ19曲、少し飽きるところもありますね。このCD、去年の誕生日に、元の職場の上司にプレゼントされたものです。いいCDをもらいました。
(EMI TOCP70770 2009年)

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