こんなCDを買った!聴いた!

最近購入した、または聴いたCDについて語ります。クラシック中心です。

シューベルトの八重奏曲は買うつもりはなかった!

2006年01月07日 23時56分43秒 | シューベルト
大阪に行く途中に、三宮のタワーレコードに寄りました。DENONのCREST1000にあるヴァレリー・アファナシェフのシューベルトの晩年の三つのピアノソナタと見つけてこれだ、と思って確保しておればよかったのですが、ひとまず他のCDを見ようと思ったのが運のつき。約10分して、再びピアノソナタにしようとして、行ってみると、「ない!」のでした。売れちゃいました。わずかの間に。それもシューベルトのピアノソナタを!、買う人はいてるんですね。こうなると、買えなかったモノを欲しがる気持ちは、ますます強くなりますね。もう近所のHMVにでも行こうか、とも思いました。しかし、ここはがまん我慢と思って…。
でも、同じシリーズでシューベルトの八重奏曲(フィルバーモニア・アンサンブル・ベルリン)を見つけ、今回はこれで、っということで買っていきました。
八重奏曲ですが、昔レコードで持ってました。ベートーヴェンの七重奏曲を模倣したものですが、60分ほどかかります。昔は、これはほんと冗長やなあ。特に最後の最後の第六楽章のしょうもないやつはなんなんだ。ここまで我慢してきて聞いた最後の最後が、この鈍重な旋律の曲かあぁ!っておもってバカにしてました。しかししかし、晩年のシューベルトに目覚めた私は、今聞くととてもいいです。ベートーヴェンとはひと味違った室内楽の佳作で、室内楽の愉悦感が存分に楽しめる作品ですね。いいですよ。無知蒙昧な私をお許し下さい。
シューベルトの「天国的な長さ」を楽しめることになるとは…。

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