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甲南大学の交響楽団の定演に行ってきました。

2007年12月18日 22時26分37秒 | その他
土曜日に、三宮の国際会館のこくさいホールで甲南大学文化会交響楽団の第47回定期演奏会に行ってきました。この手のコンサートに行くの初めてで、前回の西宮の第九を聴いて、けっこう良かったし、加えて無料だったこともあって今回も行くことにしました。6時に会場なんで6時過ぎに行くと、けっこう人が並んでました。そしてみなさん整理券のようなピンクの紙を持っているのです。5時半から整理券配布という掲示があったので、それを持ってない私は、果たして入場できるのかと心配になりましたが、無事入ることができました。ホールは、新しいこともあって立派なものでした。まだ席はけっこう空いており、真ん中の少し前あたりの位置に座りました。パンフを見ると大学生が半分くらいですかね。OBとかも参加されてます。そして6時半開演。一曲目はブラームスの「大学祝典序曲」。指揮は、大学生の方でした。この曲は、長いこと聴いたことがなかったですが、大学受験のときの旺文社ラジオ講座の音楽ですね。ああ、こんな曲だったなあと思い、懐かしい気持ちで聞き入ってました。演奏は少々元気がないかなって感じで、緊張されているのでしょうか。なんとか無事に終わって、ほっと一息。そして二曲目。ビゼーの歌劇「カルメン」から5曲。指揮者が客演の船曳圭一郎さんに代わりました。すると、演奏が一変しました。音がまったく違うんですね。別のオーケストラのようになりました。いやー、指揮者によってかわるんですねえ。さすがにプロの指揮者であります。曲は、あまり興味がないので、まあいいやということで。コンマスさん頑張ってられました。よかったです。終わって休憩。7時40分くらいに再開されて、メインのチャイコフスキーの交響曲第5番です。この曲は学生オケの定番とも言える曲だそうです。曲の親しみやすさや高揚感がいいのでしょうか。まず、第一楽章。心配したんですよね。出だしのクラリネット。するとどうしてどうして、うまかったですね。そして弦が加わって、なかなか弦の低音部がしっかりしてました。またヴィオリンの滑らかな音も聴かせましてね。力強い合奏もいい感じで、第二楽章。まずホルンです、ホルン。5人のホルンさんはおられましたが、どの人が吹くのかなと見てましたが、これも立派にこなされましたね。いやーよかった。そしてクラリネット、ファゴットとオーボエと木管が大活躍でした。最後の方の「運命の動機」の登場も堂々として鳴り響きましたね。ワルツの第三楽章、時折登場するクラリネットを中心とする木管は頑張ってましたね。そして、怒濤の第四楽章。みなさん頑張って盛り上がってました。この曲は、ここのあたりはド派手で、迫力満点ですが、もう少し力強さが欲しかったですかね。終わって、万雷の拍手。その中、船曳さんがまずクラリネットを立たせ、続いてホルンを立たせました。その辺りになると、頑張ったなあという思いがこみあがってきて、感激することしきりでした。そんな気持ちになるところが、アマテュアオケのコンサートのいいところかもしれませんね。そんなわけでルミナリエには目もくれず、帰路についたのでした。外は寒かったですね。出口では、来週にここである神戸大学交響楽団の定演のチラシを配っていました。

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