ANDANTE 〜アンダンテ〜

海と犬と猫とローラーカナリアと

理想の散歩

2010-06-27 22:38:36 | 北斗のこと

       
       今日の北斗。手が…(笑)

北斗がご飯の前にさせられていた一連の「お座り」「お手」「おかわり」「ワン」「伏せ」…
すぐにできるようになりました。「お手」と「ワン」が同時だったり、「ワン」と「伏せ」が同時だったり、ダブル「ワン」だったり(笑)と、早くご飯を食べたくて焦りながらもチャッチャッとこなしていた北斗でした。
「待て」など、煮干数本でマスターしたっけ… 「待て」は、どんな誘惑にも負けず、涎ダラダラになってもキチンとできました。見事でした。(今から考えるとちょっとかわいそうだったかな?)
そんな賢い?北斗でしたが、唯一できないことがありました。
それは、引っ張り癖を直すことでした。

散歩が大好きな北斗は、リードをつけた途端、ドンドン引っ張って歩こうとしました。あまりにも強く引っ張るので、母など転びそうになることもしばしば。3歳になれば落ち着くなんて言われても、危なくてそれまで待っていられず、訓練センターに相談したのです。すると、洋犬は訓練できるけれど柴など、日本犬は飼い主の言うことしか聞かないので訓練士は訓練できないと、断られてしまいました。でも、訓練の方法を教えてあげるからワンコと一緒に来てください、とのこと。北斗を連れて行きました。
左側にぴたりとつけて飼い主より前に出ないように散歩する方法とその訓練の仕方を教わりました。まぁまぁ理解したようだったので30分ほどで終了しました。後は実践のみ…
その実践… 私はできました、というより、やりました。リードを短く持って、北斗が私より前に出ようとしたらリードと舌打ちで制しました。散歩に夢中になり、真横を歩くのを忘れだすと、リードでそれを伝え、「あぁ、そうだった」と思い出すを繰り返して、北斗は「理想的な散歩」を頭では理解しました。
でもでも… そんな散歩じゃ楽しくなさそうだ、と家族は言い… 結局、理想的な散歩は私とだけしかできませんでした (笑) そして、私もそんな散歩だとかわいそうな気がして…
せっかくの訓練?を有効にするために、北斗は短距離選手で疲れたら引っ張らなくなるのを利用、散歩の出だしはダッシュで始めて、疲れた頃から歩くようにしました。
「理想的な散歩」を求めた私のせめてもの抵抗でした~。

        
        今日の北斗。疾走しています!若かりし頃のダッシュを彷彿とさせます。

コメント (18)
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