ANDANTE 〜アンダンテ〜

海と犬と猫とローラーカナリアと

辰太の受難

2021-08-30 22:11:31 | 辰太のこと

       
       今日の辰太

またまたご無沙汰してしまいました
一週間ほど前のこと、銀ちゃんがすっかり元気になり、眼薬も順調にさせるようになり、ヤレヤレ〜と胸を撫で下ろした頃に事件が起こりました。
辰太が怪我をしたのです。いえ、正確に言うと、私が辰太に怪我をさせてしまったのです (ToT)

先週の日曜日の夕方。
辰太のカゴを軒下から室内に取り込んで室内のスタンドに吊るすとき、指先からカゴが滑って落下してしまいました。
カゴは分解。辰太はバラけたバードバスの上にちょこんと。
慌てて夫さんを呼ぶと同時に辰太を拾い上げ、夫さんに辰太を託している間に、分解されたカゴ等々を整えてから辰太をカゴに戻しました。
夫さんの手のひらではショックだったのかじっとしていた辰太でしたが、カゴに戻すと大丈夫そう???
小松菜もいつもどおりに食べるのでその夜は様子見となりました。

翌朝の月曜日。
カゴごと階下に連れてこようとしていた夫さんが異変を知らせます。
辰太がバランスを崩してひっくり返ったら自力で起き上がれない、と。
止まり木に戻すと、何事もなかったような様子。大丈夫そう?

       
       事故の翌日の辰太(撮影:8月23日)

その日は下の止まり木から上の止まり木に羽ばたいて移ることもできました。動きは活発だし、小松菜もしっかり食べるから、やっぱり大丈夫そう?

       
       表情は悪くない辰太(同)

火曜日。
動きは悪くないけれど、小松菜以外の餌の食いつきが微妙に落ちている様子。うーーーむ、大丈夫かなぁ???

25日の水曜日。
朝、下の止まり木から上の止まり木に移ろうとして落下。ひっくり返っても自力で起き上がれない。
小松菜は食べるが餌は、大好物の麻の実さえ食べない。
病院に連れて行かなくては!!!

問題は、小鳥を診てくださる病院の情報がないということ。
以前、ジュピ太が足輪のトラブルで診ていただいた病院があるのですが、私たち的にはあまり行きたくない。
急いで探しました。
すると、かなり良さそうな病院が見つかり、すぐに電話を入れてカナリアを診てくださるかどうかを確認。
翌日の木曜日は休診日で、小鳥に詳しい先生に診てもらうにはこの日の午前中か明後日以降の午前中とのこと。
一刻も早くと思い、すぐに支度をして病院に向かいました。

院長先生の奥さまが獣医師で鳥を専門になさっているらしく、待合室で待っているのは飼い主さんと患鳥ばかり (@_@)
診察室には鳥の写真や鳥のグッズが色々置いてあり、妙に嬉しくなりました。

さて。
診断していただくと・・・
落下の際にお腹を打ったようでお腹と翼の付け根に内出血がありました。
便検査で潜血はないので内蔵は大丈夫そう、と。
骨は折れていないようだけれどレントゲン撮影をしないと何とも言えない、けれど、レントゲン撮影するには翼を固定しなくてはならずかなり辰太の負担になる、と。折れてなさそうならとりあえずはレントゲンは見送ることに。
食欲がないのなら輸液と投薬、そして強制給餌が必要だ、と。
強制給餌はチューブで砂嚢にパウダー状のフードを入れ、それがちゃんと消化していくかを見定めなければならない、と。

入院させていただくことにしました。

事故の後からものすごく心配でたまらない気持ちでいましたが、信頼できる鳥専門の先生に辰太の治療をお願いすることができて、やっと少しだけ安堵しました。
でも、そうは言っても、怪我を負った小さい小鳥の辰太。
とにかく無事にお家に帰ってきてと祈る夜を過ごしました。

翌朝、先生から電話がありました。
もしかしたら嫌な知らせかと疑い、ドキドキしました。
先生のお話では、強制給餌したフードは吐くこともなく順調に消化しているようだ、と。
ただ、フードが形になってうんPに出ていないのでちゃんと消化しているのかはまだ不明。
辰太が好きなシード、特に麻の実を多めに与えてもあまり啄んでいない、とのことでした。

翌日の金曜日。
様子をお尋ねすると、うんPは食べたフードが形になって出てきている。
ただ、入院時に体重が23gだったのが金曜日には21,7gに減っているので、土曜日の退院は見合わせたほうが良さそう、と。

土曜日。強制給餌のパウダーフードはちゃんと消化されているが体重はさらに21,1gに減っていて、まだ自力では好きなシードもあまり食べなくて、もう一日は強制給餌が必要。
でも、大きな変化がなければ日曜日の午前中の退院を目指しましょう、とのことでした。

辰太の退院の日が見えてホッとしました。
辰太が痛みで辛い思いをしている間、私も本当に辛い時を過ごしました。
私は辰太になんてことをしてしまったのか・・・
言い訳になりますが、銀ちゃんをひと月以上抱っこして降ろしてで腰がギックリ腰の手前になっていて、肩も痛みがありました。
でも、辰太のカゴは絶対に慎重に扱わなければならないといつも思っていて、あの瞬間も指先に神経を集中していました。
それなのにカゴを落としてしまった・・・カゴは落ちてしまった・・・

辰太が回復している様子、また無事に翌日にお迎えに行けそうなことがただただ有り難いと思いました。

長くなるので続きは次回に・・・

コメント (2)
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