猫と亭主とわたし

愛猫。虹のかなたに旅だったブラッキーとリリを偲び。家族になったルナと庭に移ろう季節、折々の想いを写真と文で綴っています。

リルケの薔薇

2010-07-10 00:00:35 | Weblog
    つゆの合間の晴天。
    隣町まで所用ででかけ、戻ってきた我が家。
    石塀の外で立ち止まった夫が、
    「リルケの薔薇が咲いているね」
    「どこどこ」わたしは背伸びをして塀の上から庭を覗き込んだ。
    リルケの薔薇の花弁の上のほうが見えた。

    予報で午後雨が降るというので、急いで用事を済ませ戻った。
    駅に着いたときは雨が降り出していた。
    駅はわが家から1キロ先の坂上にある。
    帰りは下り坂なのでいつもは歩くのだが、雨が降りだしたのでバスに乗って家に戻った。

    今朝、蕾だったリルケの薔薇が開花していた。
    花弁や葉に雨粒が銀色にひかっていた。
    今日のリルケの薔薇は深紅色。
    そのときどきによって微妙に色が異なるのも楽しい。
    咲きすすむとわたしの好きな紫を帯びた赤紫に変わっていく。
    花弁は肉厚でビロードのよう。
    黄金色のしべを花弁が隠すようにして美しい。
    あなたの名前をバラ図鑑やさまざまなバラの本で調べたが該当するものがない。
    今しばらくの間は、リルケの薔薇ね。

         

         

    イントゥリーグも開花。
    ダーク色の赤から赤紫に。
    わたしはこの花色に惹かれる。
    葉も紫を帯びて綺麗。
    赤茶色から次第に深緑色に。

         

         

         

         


    クチナシ ちょっとみるとバラと?

         

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