久々に大型書店に行ってきた。
目的はウェンディ・ブラウンの『寛容の帝国』だったのだが、
アメリカ外交の本だと思ったら、リベラリズム批判の本だったので購入をやめ、
政治・外交・歴史・時事の棚を物色、いろいろあって朝鮮戦争の本を買った。
ブルース・カミングスの『朝鮮戦争論』。非常に面白い。
白宗元氏の『検証 朝鮮戦争』と一緒に読むつもりだ。
ところで、北朝鮮のコーナーにも行ってきたが、
あと数年で北朝鮮は自壊するだとか、金正恩政権の経済は今後悪化するとか、
今見ると、ことごとく外しまくってる本ばっかり売っていて、唖然としてしまった。
しかも、そういう本に限って、我が国の専門家が推薦している始末。
まったくもって悲しくなってくる。
こういういい加減な本を作っているのは右翼に限ったことではなく、
むしろ左翼にも相当数いるというのが何とも言えない。
北朝鮮に限らず、戦後の左翼は反共を暗黙の掟としていたのではないか、
特に冷戦終結後はその姿勢が顕著ではないかと思われてならない。
例えば、日本評論社の元社長が日本評論社から出した『私記 白鳥事件』。
(要するに、自費出版の類だと思われる)
生前、無実を訴え続けた故・村上国治氏を勝手に有罪断定して、
「共産党に無実を強要された悲劇の英雄」といった褒めてんのか
けなしてんのかよくわからない評価がされている。
死んでからも反共左翼どもに政治的に利用される村上氏。
白鳥事件は村上氏が死んでから有罪説が唱えられ始めた事件で、
「死人に口なし」という言葉を地で行くキャンペーンがされている。
話すたびに証言内容が大幅に変わる高安氏の言葉が最大の根拠だったり、
事件の最大の論点である唯一の証拠である銃弾がねつ造されたものだった
という肝心の部分に触れようとすらしなかったりと、どうも頂けない部分が多い。
朝鮮戦争、白鳥戦争、北朝鮮。慰安婦。領土・歴史問題。
いずれのジャンルでも、いい加減な本が
ほかならぬ左翼を自称する人間によって書かれている事例が散見される。
というのも、いずれも共産主義が絡んだ問題であり、
例えば、慰安婦では、日本と揉めるより協力して北朝鮮をぶっ潰すのが先と
日本側の歴史改竄工作に「和解派」を気取りながらあえて協力する輩も多い。
こういう奴らは自分が左翼であるかのようにふるまう傾向がある。
韓国の朴裕河は言うまでもないが、アジア助成金の関係者(和田や大沼)たちは、
自分たちで原因を作った(少なくとも右翼の差別を正当化する言説を流布した)
にも関わらず慰安婦やヘイト・スピーチについて憂いでいる演技をしている。
こういう保守派以上に卑劣で狭量なスタンスを
どうにかして変えないと、左翼は右翼に本当に呑まれる気がする。
(とういのも主義主張は反共保守と大差ないから。
現に、白鳥事件にせよ、慰安婦にせよ、朝鮮戦争にせよ、
この話題に対する反共左翼の言説は、「なぜか」(厭味である)
極右に好まれて引用・利用されるきらいがある。)
目的はウェンディ・ブラウンの『寛容の帝国』だったのだが、
アメリカ外交の本だと思ったら、リベラリズム批判の本だったので購入をやめ、
政治・外交・歴史・時事の棚を物色、いろいろあって朝鮮戦争の本を買った。
ブルース・カミングスの『朝鮮戦争論』。非常に面白い。
白宗元氏の『検証 朝鮮戦争』と一緒に読むつもりだ。
ところで、北朝鮮のコーナーにも行ってきたが、
あと数年で北朝鮮は自壊するだとか、金正恩政権の経済は今後悪化するとか、
今見ると、ことごとく外しまくってる本ばっかり売っていて、唖然としてしまった。
しかも、そういう本に限って、我が国の専門家が推薦している始末。
まったくもって悲しくなってくる。
こういういい加減な本を作っているのは右翼に限ったことではなく、
むしろ左翼にも相当数いるというのが何とも言えない。
北朝鮮に限らず、戦後の左翼は反共を暗黙の掟としていたのではないか、
特に冷戦終結後はその姿勢が顕著ではないかと思われてならない。
例えば、日本評論社の元社長が日本評論社から出した『私記 白鳥事件』。
(要するに、自費出版の類だと思われる)
生前、無実を訴え続けた故・村上国治氏を勝手に有罪断定して、
「共産党に無実を強要された悲劇の英雄」といった褒めてんのか
けなしてんのかよくわからない評価がされている。
死んでからも反共左翼どもに政治的に利用される村上氏。
白鳥事件は村上氏が死んでから有罪説が唱えられ始めた事件で、
「死人に口なし」という言葉を地で行くキャンペーンがされている。
話すたびに証言内容が大幅に変わる高安氏の言葉が最大の根拠だったり、
事件の最大の論点である唯一の証拠である銃弾がねつ造されたものだった
という肝心の部分に触れようとすらしなかったりと、どうも頂けない部分が多い。
朝鮮戦争、白鳥戦争、北朝鮮。慰安婦。領土・歴史問題。
いずれのジャンルでも、いい加減な本が
ほかならぬ左翼を自称する人間によって書かれている事例が散見される。
というのも、いずれも共産主義が絡んだ問題であり、
例えば、慰安婦では、日本と揉めるより協力して北朝鮮をぶっ潰すのが先と
日本側の歴史改竄工作に「和解派」を気取りながらあえて協力する輩も多い。
こういう奴らは自分が左翼であるかのようにふるまう傾向がある。
韓国の朴裕河は言うまでもないが、アジア助成金の関係者(和田や大沼)たちは、
自分たちで原因を作った(少なくとも右翼の差別を正当化する言説を流布した)
にも関わらず慰安婦やヘイト・スピーチについて憂いでいる演技をしている。
こういう保守派以上に卑劣で狭量なスタンスを
どうにかして変えないと、左翼は右翼に本当に呑まれる気がする。
(とういのも主義主張は反共保守と大差ないから。
現に、白鳥事件にせよ、慰安婦にせよ、朝鮮戦争にせよ、
この話題に対する反共左翼の言説は、「なぜか」(厭味である)
極右に好まれて引用・利用されるきらいがある。)