時事解説「ディストピア」

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ネトウヨジジィ・筆坂秀世に問う

2014-12-17 00:16:37 | 反共左翼
今、パパッと調べたところ、筆坂は何とあの「やしきたかじん」の右翼番組に出て、
民主党は共産党よりも極左といういい加減なデマを飛ばしていたらしい。


野田を始めとした保守派がいるからこその民主党であり、
尖閣にせよ消費税にせよ、市民をして「まるで自民党のようだ」と
評価せしめたあの政党を共産党よりも極左ですと煽るこの爺さんは、
どこまで面の皮が厚いのだろう。自分の欲のためなら極右とつるむ糞野郎だ。



さて、極右の笹川良一の形見ともいえる建造物の管理団体の
理事長にまでなり、極右発言を連発しているかの馬鹿野郎、
こんなことまで言っていたらしい。


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・「誤用」を認めた本多勝一氏

 今週の「週刊新潮」(2014年9月25日号)に
「『本多勝一』が“誤用”を認めた『南京事件』捏造写真」
というグラビア記事が掲載されている。


写真は、中国で笑顔の日本兵と一緒に、少年、少女、女性や老婆が歩いて橋を渡るものだ。
この写真が掲載された『アサヒグラフ』(1937年11月10日号)のキャプションには、
「我が兵士に護られて野良仕事よりへかへる日の丸の女子供の群れ」とある。


ところが本多勝一氏の著書『中国の日本軍』では、同じ写真が使われていながら、
そのキャプションには、「婦女子を狩り集めて連れて行く
日本兵たち。強姦や輪姦は7、8歳の幼女から、70歳を越えた老女にまで及んだ」とある。


写真を見れば一目瞭然だが、みんな笑顔で歩いている。

強制連行だの、強姦や輪姦など思いもよらないものだ。
これが南京事件の根拠になっていたというのだから驚くほかない。


『週刊新潮』によれば本多氏は「誤用」を認めたようだが、
誤用などという代物ではない。悪質極まるでっち上げ、捏造そのものだ。


これがかつての朝日新聞のスター記者である。

私なども、若い頃にはよく読んだものだ。
要するに日本軍への悪口雑言は何でもありというのが、
朝日や本多氏の立場だということだ。


なぜ日本に、日本人に、もっと誇りを持てないのか。
日本を貶めて何が嬉しいのか。朝日新聞や共産党、社民党、進歩派を
自認する人々に言いたいのは、このことだ。

http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/news4plus/1411420715/
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南京大虐殺は兵士たちの陣中日記や軍命を記した公文書や
役人の文書、当時南京にいた外国人のメモなどを主とした
文献資料によって、はっきりと存在が確認されている史実である。


ついでに言えば、マギー・フィルムという決定的な映像史料もあり、
極右がどう言おうとも、この事件を否定することは不可能だ。


大体この事件は他ならぬ共産党が熱をこめて証明したものであり、
下里正樹氏の『隠された連隊史』などは、その典型的なルポで、
いまだにこの本は閲覧する価値があると私は思う。


つまり、筆坂氏は元党員である同氏が知っているはずの事実を
隠蔽して、南京事件否定論を推し進めているわけである。

どこまで人間が腐ったヤツなんだろうか。


問題の本多氏の著書は1973年のものだが、その後、彼は改めて
この問題を調査し、『南京への道』というルポを89年に発表している。

このルポは同じく南京事件の研究者である故藤原彰教授にも評価されたものである。
同書に関して筆坂は実証的研究により論駁していない(出来る筈もないが)。


『中国の日本軍』は日中戦争がテーマであり、南京事件は
 その中の1つのエピソードとして記されているだけにすぎない。

つまり、氏の主張を否定したいならば、
『南京への道』や『天皇の軍隊』などのより新しい著作への言及が必要だろう。


にも関わらず、筆坂はブラック企業を単なるサービス残業を強いる企業と
独断で意味を捻じ曲げ、集中攻撃する共産党は悪と罵倒したように
(実際には過労死の危険性が高い長時間労働を正社員最低100人、
 バイト数百人に強いる、労働搾取が著しい企業をブラック企業と
 呼んでいる)、南京の証拠は写真1枚だと決めつけて、嘘をでっちあげる
共産や社民、朝日(要するに左翼全般なんだろう)は日本に誇りを持たないのか
と脅すような口調で、ラリった発言をしている。


こういう1万の資料のうちの1つを否定することで、
事実を証拠づける残りの9999の資料をすべて無視しようとするのは
小林よりのりや渡辺昇一などの極右が好んで使う極右ならではの戦法である。

史実をそのまま伝えることが日本の誇りを傷つけると解釈する態度もそう。

もはや筆坂が極右であることを誰もが認めざるを得ないだろう。


さて、ここで筆坂の質問に答えるとしよう。

「なぜ日本に、日本人に、もっと誇りを持てないのか」とあるが、これには
 お前みたいなのがいるからだとしか言いようがない。


筆坂のように平然と嘘をつき、人を欺き、
アジア諸国からの日本の信用を失わせ、生存している被害者を
二重三重に傷つける根っからの悪党を嫌っているだけだ。


こういう奴らはオレ=日本、日本人と思いあがって、
「オレの意見に逆らうことは日本に逆らうことだ、反日だ」という
 無茶苦茶な意見を述べてくる。そういう頭のおかしい奴らが
 模範的日本人を自称し、気取っているからこそ、私は連中を全く信用できないのだ。


筆坂は前々からおかしな奴だと思っていたが、
ここまで強烈に左から右へと転向したくせに、自分は堕落していないと言い張っている。


こいつが今やっているのは、過去の自分の完全否定ではないか。
自分自身すら嘘をついてヘラヘラ笑ってやがる傍観主義者。


今回の選挙の評価も、とりあえず与党も野党もこきおろしていた。
自分はもう二度と政治家に戻れないその憂さを、
右翼に取り入り、旧友たちを攻撃することで晴らしている。


逆にこちらから問いたい。

おまえは恥ずかしくないのか。
今の自分に対して。