音楽喫茶・ヤギヤ店長の日記

クラシックなどの音楽が聴ける金沢の喫茶店ヤギヤの店主が音楽、コンサートなど仕事と趣味を楽しみながら過ごす日々を綴ります。

レコード鑑賞

2009年06月20日 09時23分31秒 | アート・音楽
久しぶりのレコード鑑賞。
聴くまでに手間がかかるでついついCDを聴いてしまうのですが、気持に余裕があるときはレコードを聴きます。
今回はカラヤン指揮、ベルリンフィルでウェーバー作曲の「魔弾の射手」序曲など。
プレーヤーはDENON DP-3000(中古で購入)、カートリッジはDENON DL103(MC)です。
カートリッジは友達のMさんからの借り物です。



レコードは職場のMさん(友達のMさんとは別人)から借りたもの。
Mさんの実家に置いてあったレコードをわざわざ持って来てもらいました。
カラヤン全集15枚組。
CDと違って重いので(体重計で計ってみたら7Kgありました)持ってくるのもたいへんだったと思います。(感謝)

この全集は1970年代の初めに販売されていたらしい。
カラヤンの若いころの写真や生まれ育った町の写真があって、ジャケットを見ていても楽しい。
レコードは大きいから写真がCDよりも大きいのだ(笑)
ジャケットには作曲家と曲の解説、カラヤンの生涯を15枚かけて少しずつ紹介、クラシック音楽の歴史が書かれていて、読んでいると楽しい。
特にカラヤンの三番目の奥さん(エリエッテ)は知的で美人。
高名な指揮者の奥さんって感じ。

レコードはずいぶん長い間しまってあったらしく、ホコリは意外と少ないが所々汚れが残っている。
水洗いしたい気分です(笑)
レコードのダイナミックレンジは狭いので、CDを聴きなれた耳には曲がおとなしく聴こえます。
CDはすごくいいのですが、百年単位で考えたら最後に残る音源はレコードではないかと思う。
音を記録・再生する原理が簡単なので、もし文明が滅びてしまってもCDは再生できなくてもレコードは再生できそう。
しかもレコードは長持ちしそうだしね。

と、曲よりもそんな事を考えてしまったレコード鑑賞でした。(なにか違う(笑))