民宿本間のブログ

世界自然遺産知床羅臼から情報発信 

本当にやる気はあるのかな・・・・・・・

2011-01-26 21:04:20 | Weblog
午前中娘の嫁ぎ先のお母さんから電話を頂いた。

九州だが今年は寒いと言う話全国的に寒いというが、気温だけでは

そうでもない、長期的に寒波の居座る北陸から山陰の方が雪が多くって

大変だろうが、羅臼は例年の3分の1程度で温度も高く雪積が少ない。

昨日接岸した流氷も今朝になったら何処へ行ったのか跡形もなく無く

なっていた。


午後から石田君生ハムが出来たと行って真空パックを掛けに来た。

美味しく出来上がり少し頂いた、食べてみると燻風が我が家のより強いかな

と思いながら試食した~~~~でも美味しいな・・・・


仕事が終わってから「お茶でも飲んで行ったらは」「じゃ少し、羅臼は

凄く吹いていたけど海岸町は良いよね吹かなくって」「有難い事だよ」

「今日は午前中仕事だったんだ」「何の」「鹿わなの餌やりさ」「鹿はいるの」

「今日は沢山いたよ」「わなの中に入って餌を食べているのがパニックになって

凄く暴れて出て行ったのを見届けててからわなに行ってみたら彼方此方に

血が付いていた、雄の大きな角を持ったのだったから、角で突いている内に

顔を切ったんだろうと思っていたよ」「一網打尽にすることだよね」

「木の成長は30~50年もしないと大きな木に成れないけれど、鹿は

一年に一頭の割りで子供を生み、30年~50年掛かると何頭の鹿に

増えているか、鼠算式に成るね~~~~~

環境庁も林野もデスクワ-クでは鹿は獲れない、ハンタ-の人たちに幾等で

獲ってくれといって任せてしまった方が良い様な気がする。

どこかで鹿を獲る事に本腰を入れると、大事な自然を一番考えなくては

ならない所も、重い腰を上げて自分達も何かしなきゃのパホ-マンスを

見せるだけでは誰でもやる事だが、パホ-マンスにお金を掛けてやっただけ

では済まないだろうね。

自分達の飯の種はどこから出て如何していかなきゃ成らないという事を

腹の中から判っていない~~~~

全て形は変わっていても大事な税金なんだ、国民は皆血税なんだよ

国の金なら如何でも良いじゃ話にならない・・・・・

本当にやる気でやってもらわないと、金を生かして使うことが出来ない

自然を知り尽くし、成長していく過程を人に説く方々がやる事では

ない筈だが~~~~~人は自分がすべてなどと言う事は無い

出来ないからこそ素晴らしい人に出会うと目標を持ったり憧れたり、

解らない事は教えていただいたりする事が自分が生長していくと思うが

デスクワ-クだけで仕事が出来るので有ればそんな良い事はないと思うが

郷に入っては郷に従えというように餅や餅屋の仕事振りがあるので仕事を

してこそ仕事に教えられる・・・・・その道のエキスパ-トの方々との

交流が大事な事ではなかろうか。

本腰を入れて鹿の対策をしなければ自然は消えてなくなるよ~~~~

特に立ち木は立ち枯れなりかねん~~~~世界遺産知床は

立ち枯れの自然遺産に変わらぬように森の番人が目を光らすように宜しく