民宿本間のブログ

世界自然遺産知床羅臼から情報発信 

届いた・・・・・・

2011-01-31 19:02:17 | Weblog
奈良から知床岳を目指して昨日から宿泊しているご夫妻は、電話が何処で

キャッチ出来るか相泊まで我が家の車で出かける。

私は用事が有って羅臼の町まで出掛けたが帰ってくると「電話は相泊でも

通じたよ」とお父さんが教えてくれた、此れで一件落着、良かった

今日は暖かい日だ、気温が下がっていたが日中は道路の雪がすっかり溶けて

しまった。

午後から出かけたご夫妻は「熊の湯に入って来る」と言いながら出かけたが、

帰ってから「入ってきた」と聞いてみると「近くまで行ったが解らなかった」

と言う事である~~~~「熊の湯が解らなかったとは何も無いところなのに」

・・・・と思うのは地元の人、土地勘のない観光客の方にしてみれば相なのか

と良く解った、彼女はアイパットを持ってきて色々写真を見せてくれたが

間違って「蒸気の上がっている所がそうかと思っていって来たが温泉が

無かった」と説明場所的に直ぐ側まで行っているが、行き足りない。

「キャンプ場のところから行き止まりになった」「その左の橋を渡るの、そう

したら熊の湯だったんだよ」「残念、お母さん家のお風呂にするわ」「今日は

早めに休まないとね」と言いながらステ-キを焼き始める。

手打ちの蕎麦とステ-キ合わないなと思いながら食べていただいた。




ガイドの石田君は天気の良いのに連れられて一人で知床岳へ
厳冬期、知床岳!・・・でも・・・

素晴らしい天気に誘われ、単独で知床岳へ!


結論から言うと、頂上踏んでません。
今日、僕は致命的な二つのミスを犯しました。

一つは朝寝坊。ほんと致命的、スタートは7:45でした。
知床岳日帰りするのにこの時間はなめてますよね。。。

そして、もう一つはシーデポ(スキーを残置すること)。
稜線直下でスキーが使えない急斜面があり、
「稜線出ればカリカリでアイゼンで大丈夫だろう」
という希望的観測でスキー置いてきてしまいました。
これが大失敗!
稜線にはフカフカの新雪が50cm。地獄のラッセルでした。
頂上は見えているのに、なかなか進まない!
折り返し時間を14:00と決めていたので、ギリギリまで頑張ったけどあとわずか500m(標高だと50m)で無常にもタイムアップ。
厳冬期に知床岳がドピーカンなんてめったにないチャンスだったのに。。。

東岳と硫黄山

でも稜線からの景色は最高でした。両側の海に流氷びっしり!

根室海峡と国後島

オホーツク海

今日のルート

カモイウンベ川とクズレハマ川の間の尾根を初めて使ってみました。
いつものルート(カモイウンベ二股の尾根)だとこの時期雪崩の危険があるからです。

今年はまだ起きていないようですが、この沢はものすごい爆風を伴った雪崩が数年毎に起きています。

行動記録
7:45相泊~8:15カモイウンベ~11:30H820シーデポ~14:00H1200~15:00シーデポ~16:45相泊
下山は日没後の16:45。あのまま頂上往復してたら真っ暗になっていた。








今日の観光船は
昨日の夜には、すでに流氷が接岸してました。
今朝、日の出時間のらうす道の駅前の流氷です。

本日は飛び入りで香港の団体様の予約が入り、1時間のクルーズに出航です。
これだけ流氷が見れて、生き物も見れるなんて思っていなかったと
大変喜んで頂けました^^

1時間のクルーズでしたが、オオワシ・オジロワシは30羽ほど集まり

ラッキーなことにゴマフアザラシも発見できました♪

お客様は、私の双眼鏡を使って一生懸命見ていましたよ。
その他シノリガモやオナガガモ、スズガモなどもいたので、
大きなカメラを持っている方は夢中で撮影しておりました!
今度は撮影好きの方々をもっと引き連れツアーを組んで来たいと
言っておりました。