道中で西洋風の鎧
(ただし上半身のみ)
を手に入れ
意気揚々と魔界を歩く
Mr.しも。
相変わらず視界には
薄気味悪い景色ばかりが
広がっている。
「魔界って言っても
いつになっても
志田光やAKIRAが
出てくる気配がないし
ネタバレしてるとはいえ
こんなに暗くて
静かなところを
いつまでも1人で
歩いているのは嫌だし
そろそろ一旦
引き返そうかな・・・」
進めど進めど続く闇。
Mr.しもがそう思うのは
至極当然のこと
なのかもしれない。
Mr.しもが後ろを
振り向いた
そのとき・・・!?
「・・・!?」
・・・気のせいだろうか?
Mr.しもは背後に
人の気配を感じたのだが・・・。
「ま、まぁアレだ、
こういうのはほら、
気の持ちようって言うし。
こんなに暗いし
こんなに静かだけど
それと霊的な何かと
遭遇するアレは
まったく関係ないわけで。
なぁ、金沢・・・?」
自分を落ち着かせるかのように
独り言をつぶやくMr.しも。
その声はすぐに
静寂の闇の中へと
消えていった。
Mr.しもは
恐る恐る・・・
再び後ろを振り返る・・・。
「やっぱり誰もいない・・・」
うれしいような
うれしくないような・・・。
得体の知れぬ
恐怖感を感じるMr.しも。
確かに人の気配はあった。
しかしそれは
人の体温の
温かさとは程遠い
背筋も凍るような感覚。
冷たく・・・
恐ろしい・・・
何か・・・。
再度、今度は
顔だけではなく
体全身で振り返るMr.しも。
何も・・・ない。
誰も・・・いない。
今すぐにこの
どこともわからぬ場所から
離れたいMr.しも。
引き返すのが
一番正しい選択だった。
しかし、それは
後方に何かの気配を
感じる前の話ならば・・・だ。
もはや、Mr.しもに
もと来た道を引き返すという
選択肢はない。
知覚したくない何かを
五感ではない何かで
感じてしまっているからだ。
再び前を向き
歩み始めようとする
Mr.しも・・・。
!!!!!
Mr.しもは
卒倒しそうな意識を
何とか保ちながら
目を閉じ、走った・・・!
to be continued...
★Mr.しもの中の人の裏話★
・・・怪談かっ!
このネタ、
どうせやるならやっぱり
真夏かハロウィンに
合わせるべきだったなぁと
つくづく思います。
無駄に怖いですし・・・。
この調子なら
いくらでも引っ張れそうな
気もしますが
そろそろストーリーの中枢に
触れていかなければ
いけないと思いますので
物語を動かそうかなと。
次の対戦相手は・・・
ヒトではありません!?
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