ソースは、東スポWeb。
ノア28日の東京
後楽園ホール大会のメインで
GHCダブル前哨戦
6人タッグマッチが行われ、
GHCヘビー級王者
清宮海斗(22)が
KAZMA SAKAMOTO(36)を
猛虎原爆固めで仕留め、
防衛に弾みをつけた
6月9日の後楽園大会で
清宮は杉浦貴(48)の
挑戦を受け、
また同13日の
大阪大会では
GHCタッグ王者の
潮崎豪(37)、
中嶋勝彦(31)組が
杉浦、KAZMA組の
挑戦を受ける。
この日は王者が
豪華なトリオを結成し、
マット界一の偏屈者
鈴木秀樹(37)を加えた
「杉浦軍」と激突し、
若き王者が大奮闘した。
清宮は杉浦のスピアー、
鈴木の雪崩式
フロントスープレックスに
苦しみながら、
場外の鈴木に
ウルトラタイガードロップを
見舞うなど躍動。
杉浦もタッグ王者コンビの
逆水平&ミドルキックの
強烈な合体技に苦しむも、
中嶋を雪崩式脳天砕きで
投げ捨てる。
KAZMAをフォールして
死闘を制した清宮は
「このベルトはとても重い。
やられたらやり返す。
時代は前に進んでいる。
絶対に杉浦貴に
ベルトは渡さない!」
と防衛を誓った。
故三沢光晴さん(享年46)
の命日に挑戦を受ける
タッグ王者組も
「ゾクゾクしたでしょ?
まだまだこれからだね」
「挑戦者は大変だね。
俺たちは(決戦まで)
どんどん深く
分かり合っていく
つもりだから!」
と連続挑戦に燃え、
必要以上に背中を
黒光りさせている
ハレンチ王を挑発した。
セミでは
腰椎椎間板ヘルニアのため
3大会(11日の岡崎、
12日の伊佐沼、
19日の前橋)を欠場した
丸藤正道(39)が
復帰戦に臨んだ。
新崎人生(52)、
原田大輔(32)と組んで
反体制派軍団の金剛
(拳王、マサ北宮、小峠篤司)
と激突。
小峠に虎王
(二段式ヒザ蹴り)
を見舞うと、
原田の勝利を
アシストした。
みちのくプロレス
出身の拳王は
久々に師匠
新崎との対戦。
「首を取ってやる」と
拳王から
挑発されていた新崎は
「拳王、俺今年で
52歳なんだ。
もう20年くらい
やらせてくれないか?」
と余裕の言葉を放った。
受けた拳王は
「新崎さんを呼んで、
俺の心を懐柔しようとした
親会社のリデット
エンターテインメント社よ、
甘くみるんじゃねえ!」
とあくまで
反体制を貫いた。
昨日のノア
後楽園大会、
ジュニアが主役の
シリーズながらも
セミ、メインと
ヘビー級の戦いが
お客さんの心を
ガッチリ掴んでいた
印象を受けました。
それは決して
ジュニアの戦いが
物足りなかったとか
そういう意味ではなく、
ゲスト参戦した
新崎人生と鈴木秀樹の
インパクトが
大きかったのだと
思います。
この試合の後、
杉浦とKAZMAが
清宮と潮崎が
鈴木秀樹を過剰に
意識していたことについて
ツイッターでダメ出し
・・・というか
挑発してるんですけど
これはどちらかと言うと
杉浦軍の意識と
お客さんのみたいものが
ズレてるのかなと
思いましたね。
少なくとも
会場にいるお客さんは
この日の清宮と
潮崎の戦い方に
大満足してましたし
前哨戦だから
前哨戦らしい
戦い方をしろっていう
考え方を押し付けるのも
違うんじゃねえのって
感じました。
そこまで書いた上で
あえて触れますけど
もっとも鈴木秀樹を
意識していた清宮は
結果的に軽くあしらわれ
鈴木の目に映ったのは
潮崎の方だったと。
そこは背負ってきた
ものの大きさだったり
研鑽してきた
技の重みだったり
そういうものの差
なんでしょうが
若きエースの
現時点での限界が
見えてしまったように
思えました。
伸びしろとも
言えますけど。
そういう点でいえば
清宮が鈴木に
突っかけていったのは
「失敗」だったと
思います。
・・・でもって
更にもう一歩。
試合終了後に
鈴木が潮崎に言った
「ノアはオマエだよ」、
これはシビれましたね。
きっとノアファンは
心のどこかで
潮崎を認めたかったし
認めてほしかった。
それを外敵の鈴木が
埋めてくれるとは
思いませんでしたが
ノアらしいプロレス、
痛みが伝わり
それでいて
引かないプロレス、
それを一番
体現しているのは
潮崎と杉浦だと
思っています。
この試合を
ただの前哨戦として
戦っていたら
これだけの熱量と
あのやり取りは
生まれてこなかったと
私は思いますけど
観戦していた皆様は
いかがでしょうか?
セミの6人タッグも
面白かったのですが
拳王にとっては
師匠との再会、
丸藤との戦い、
金剛のリーダーとしての
立ち振る舞いと
非常に多くの
テーマがある試合で
大変だったと思います。
試合の序盤から
いつも以上に
汗をかいている
印象を受けました。
人生に萎縮する拳王に
一部のファンから
「そんなの拳王じゃない」
・・・的な発言があって
驚いちゃいましたが
あれは
試合開始から
試合終了後まで
終始、師匠を立てながらも
最後は「首を獲ってやる」
と発言して締める
拳王節だったのだと
思います。
実際にやりづらさも
あったでしょうけどね。
・・・で
拳王よりも何よりも
小峠の迷走っぷりに
戸惑いました。
金剛入ったからって
革命マントキャラを
封印しちゃうの!?
それってまた
個性を失うことに
なっちゃいません?
そんな小峠の今後が
ちょっと不安だったり・・・。
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