あいにくの悪天候ながら
雨はポツポツという
ところでしたので
不幸中の幸いか。
暑がりな私には
涼しくてかえって
良かったくらいです。
この日は
グローバルJr.タッグ
リーグの開幕戦でしたが
どちらかというと
ファンの興味は
新崎人生や
鈴木秀樹の方に
向いていたように
思いますね。
ファンクラブ特典の
HAYATA&YO-HEYとの
撮影会は長蛇の列で
試合開始時間まで
終わらないんじゃないかと
思うほどでした。
2人とも
カッケエっすなぁ!
第1試合
モハメド・ヨネ
クワイエット・ストーム
長井満也
vs
齋藤彰俊
谷口周平
井上雅夫
観衆は公式発表で
1,086人でしたが
この日は第1試合から
盛り上がりました。
フィニッシュは
谷口の新技、
変型キャメルクラッチ。
技名は考えている
ものがあるそうです。
それにしても谷口は
次から次へと
フィニッシュ技を
変えていきますね。
ちょっと
変えすぎじゃない!?
第2試合
タダスケ
vs
稲村愛輝
稲村は眉毛を剃り
赤いコスチュームに
変えての登場。
気合い入ってます!
しかし、最後は
タダスケが
丸め込んで勝利。
タダスケも
タッグリーグがあるので
負けられませんからね。
第3試合
GLOBAL Jr.
TAG LEAGUE 2019
公式戦
大原はじめ
NOSAWA論外
vs
熊野準
クリス・リッジウェイ
未知数の選手、
クリス・リッジウェイは
想像以上に
良い選手でした!
大原の
ムイ・ビエンから
上手く逃れると
大原の想像の
上を行く攻め手を見せ
最後はアンクルで
ギブアップ勝ち。
今年の
Jr.タッグリーグは
クリス旋風が
吹き荒れそうです!
第4試合
GLOBAL Jr.
TAG LEAGUE 2019
公式戦
田中稔
Hi69
vs
宮脇純太
諸橋晴也
タッグリーグ公式戦、
この日最大の
サプライズは
間違いなくこの試合。
気合いみなぎる
Hi69は
場外の宮脇を
テーブルに設置すると
トップコーナーから
ストゥーカスプラッシュで
場外へダイブ!
ツワモノドモガ
ユメノアト。
みちドラからの
ストゥーカで
勝負ありかと思いきや・・・
宮脇が回避して
丸め込むと
これがカウント3!
宮脇はこれが
公式戦初勝利!
本当にうれしそうな姿が
印象的でした。
GLOBAL Jr.
TAG LEAGUE 2019
公式戦
小川良成
鈴木鼓太郎
vs
HAYATA
YO-HEY
公式戦で最も
注目度の高かった
この試合は
王者組が
前リーグ戦覇者組を
奇襲してスタート。
その後もYO-HEYが
捕まり続ける展開が
なんと10分間も
続きました。
YO-HEYは
Hi69にあてられたのか、
コーナー上から
場外へダイブする
珍しいシーンも。
最後は
まさかの結末、
両者リングアウト。
決着は・・・
優勝決定戦ですか!?
セミファイナル
丸藤正道
新崎人生
原田大輔
vs
拳王
マサ北宮
小峠篤司
金剛は全員、
拳王のイメージカラーに
合わせたのか、
赤を基調とした
コスチュームで統一。
丸藤のツイッターで
知りましたが
北宮のコレは
マサ斎藤さんが
同じ配色の衣装を
着ていたようですね。
人生の入場シーンは
それだけで
お金を払う
価値があります。
欠場明けの丸藤、
犬猿の仲(!?)の
原田が立っているせいで
いつもの位置での
ジャンピング
リングインができず。
原田、完全に
確信犯ですよね、
コレ・・・(笑)
拳王と丸藤は
バチバチ。
人生が
小峠の腕を取り
拝み渡りに入ろうと
したところを
北宮がカット。
これにはファンも
大ブーイング!
のちのち、
その北宮に対して
拝み渡りを決めた
人生。
拳王と人生が
直接対峙したのは
試合の終盤でした。
互角の攻防を
繰り広げたものの
決着はつかず。
続きは・・・
シングルで見たいですね。
フィニッシュは意外にも
小峠と原田の間で決着。
これまでリング上で
直接対決を出来る限り
避けてきた両者でしたが
試合展開の流れもあり
最後は対決を
避けられないような
状態になってましたね。
フィニッシュは
この高さまで上げての
片山ジャーマン!
試合後の
拳王のマイク。
師匠へのリスペクトは
金剛のリーダーに
立場を変えても
変わらず・・・。
・・・と思いきや
最終的には
「首を狩ってやる」
宣言。
これぞ拳王節ッ!?
メインイベント
清宮海斗
中嶋勝彦
潮崎豪
vs
杉浦貴
KAZMA SAKAMOTO
鈴木秀樹
清宮、勝彦、潮崎は
豪華王者トリオを
結成して
シングル、タッグに
連続挑戦する
杉浦らを迎え撃ちます。
・・・が
清宮と潮崎の目に
映っていたのは
挑戦者の杉浦と
KAZMAではなく
この男でした。
試合は
清宮と鈴木秀樹が
先発してスタート。
序盤のグラウンド合戦は
鈴木が優位を保ったまま
進めた印象でした。
試合権利がないときも
鈴木に敵意むき出しで
突っかけていく清宮。
若さゆえか、
それとも鈴木を
杉浦よりも
オイシイ獲物と
捉えたのか・・・。
真意は本人にしか
わかりませんが
結果的にこれは
ノアの王者、清宮の
品位と格を
落としかねない
行為だったと思います。
私は買いますけどね、
その野心!
当の鈴木秀樹は
清宮は眼中になく
むしろ潮崎を
意識していました。
その潮崎と鈴木が
リング上で対峙。
エルボー合戦こそ
互角の様相でしたが
ひとたび潮崎が
得意のチョップを
振るえば
さすがの鈴木も
たまらずこの表情。
この試合で
主役になるべき男、
杉浦も負けじと
タメの効いた
雪崩式
ブレーンバスターで
反撃。
勝彦はしっかりと
杉浦に照準を
合わせながらも
いつも通りの
冷徹な攻撃を続けます。
非情すぎる連携技こと
潮崎のチョップと
勝彦のキックの
サンドイッチも。
この技、杉浦意外に
受けられる選手、
いるんでしょうか!?
鈴木は雪崩式の
フロントスープレックスを
清宮に見舞う場面も。
KAZMAが
ライガーから
直接指導を受け
大事にしている技、
ランニング掌底が
清宮にクリーンヒット!
しかしカットされ
3カウント奪取ならず。
フィニッシュは清宮の
タイガースープレックス。
ちなみに手前では
潮崎と鈴木が
バチバチやり合ってます。
試合後もやり合う
潮崎と鈴木。
試合後の
清宮のマイクの直後、
鈴木は潮崎に対して
「ノアはオマエだよ」
と発言。
これ、
会場で聞いてて
鳥肌が立ちました。
鈴木秀樹が
ノアのリングに
興味を持ったのは
丸藤と杉浦が
いるからだと
思っていたのですが
この発言を聞く限り
潮崎を強者と認めた
・・・というだけでなく
潮崎に対して
それ以上の価値を
はじめから見出していた
・・・ということに
なります。
ノアファンにとっても
潮崎は今ひとつ
突き抜けられない
選手という
もどかしさがありました。
今、清宮という
若いエースが育ち
勝彦という
ベルトを持たずとも
独自の世界観を
見せられる選手が
突然変異で生まれ
杉浦と丸藤が
円熟期に入った中で、
本来、団体の
中心にいるべき選手、
潮崎に再び
スポットライトが
当てられたことは
ある意味、最後の
チャンスなのでは
ないかと思います。
潮崎、
このチャンスを逃したら
男じゃないぞ!?・・・と。
一方の清宮は
鈴木に突っかけるも
結果だけを見れば
ほとんど相手にされず
赤っ恥を
かかされたことに。
チャンピオンが
ナメられたままでは
いかんでしょう!
・・・で
悲しいかなそれは
拳王の言うところの
清宮のメッキが
1枚剥がされたとも
受け取れます。
清宮は未完成で
現在進行形で
成長を続ける王者、
私はそれでいいと
思っていましたが
こうして外敵と
向かい合ったりすると
悠長に成長を
待っているだけでは
いけないのかなぁとも
感じてしまいましたね。
そして
杉浦にも鈴木にも
囚われることなく
いつも通り
自分の世界観で
戦い続けた勝彦。
今の勝彦は
相手が誰だから
どうこうしようとか、
そんなことを
考える必要のない
オンリーワンな選手に
なっちゃいましたよね。
中邑真輔の領域ですよね、
コレは・・・。
杉浦とKAZMAは
試合後のツイッターで
「中嶋以外の2人は
前哨戦の意味が
わかっていない」
・・・的な発言を
してました。
2人の
言わんとしてることも
わかるんですけどね。
ただ、これはもう
結果論になっちゃいますが
少なくとも私は
前哨戦らしい前哨戦
とやらを無難に
見せられるよりは
この日のメインの方が
遥かに面白かったと
思いますよ。
プロレスの見方って
1つじゃないですし
白黒つける
リングのはずなのに
白か黒かでは
語れないところが
プロレスの魅力なんだと
思います。
価値観の違い、
大いに結構じゃない!
それをリング上で
ぶつけ合うのが
プロレスラーだろッ!?
三沢さんの
メモリアル大会での
GHCヘビーとタッグ、
めちゃくちゃ
面白くなりそうでは
ありませんか!
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