この10数年、山大(山形大学工学部の地元米沢での略称)の敷地内ではいつも工事中である。新しいビルが建ったり、古い建物の取り壊しや改修工事が進められていたりと、目まぐるしく変化している。正門前には守衛所があり、何となく物々しい雰囲気があるが、多くの学生が行き来する道路は、開放的で何時でも誰でも自由に往来できる。そこで、桜の写真を撮る時期には、いつも構内にお邪魔している。
さて、3年4ヵ月前の東日本大震災によって、国の指定重要文化財の本館の中央部分が大きく破損した。3年前に応急工事はしたものの、その後はシートを被せてあるだけで改修工事は、いっこうに進んでる様子はなかった。ようやく、今年6月頃に本格的な工事が始まり、工事関係者以外立ち入り禁止のフェンスも設置された。早く昔の落ち着いた雰囲気を取り戻して欲しいと願っている。
1枚目と2枚目の写真は、5・6年前に撮影したものである。3枚目は本館の現在の写真である。縦長の写真2枚は大学前の歩道の写真である。紅葉の写っているのは昨年秋のもので、他のは3日前に撮影したものである。
山大前やまとや食堂も、今の店舗の直ぐ右隣に新しい店舗を建設中だった。山大本館が早いか、やまとやの新店舗が早いか見ものである。数年前からのグルメブーム・ラーメンブームの影響で、土日になると、昼前このそば屋前には10名前後の行列ができる。ちなみに本店は、上杉神社の南西方面から遠山に抜ける道路の沿いにある。
甲子園予選山形大会 劇的な幕切れ
8回を終わって、山形中央0対2酒田南、山形中央は酒田南のエース相沢を攻め切れず、甲子園への切符は酒田南かとテレビを見ていて、9分9厘思った。しかし、野球は分からない。4戦連投の相沢に、甲子園の切符がチラついた9回表思わぬ不運が待っていた。5対2の大逆転、山形中央の優勝だった。監督とキャプテンの優勝インタビューがあったが、8回まで0行進が続いても、決して勝利を信じて諦めなかった強い心が伝わってきた。高校生達の熱き戦い、酒田南の選手達にも拍手を送りたい。